【俺は好きなんだよ】第203回は、『ワンダーランド駅で』(1998)
原題は、『NEXT STOP, WONDERLAND』。『次は、ワンダーランド駅です』というアナウンス的な感じでしょうかね。
スタッフ。
監督:ブラッド・アンダーソン
製作:ミッチェル・ロビンス
脚本:ブラッド・アンダーソン/リン・ヴァウス
音楽:クラウディオ・ラガッツィ
出演。
ホープ・デイヴィス
アラン・ゲルファント
ホセ・ズニーガ
フィリップ・シーモア・ホフマン
ヴィクター・アルゴ
パメラ・ハート
ホーランド・テイラー
ジェイソン・ルイス
ロバート・クライン
物語。
ボストンの街を走る地下鉄ブルーライン。
ワンダーランド駅を終着駅とするこの路線はいつも多くの人で混雑している。
夜勤看護婦のエリンと配管工のアランもこのルートを使って通勤していた。
二人の唯一の接点はこれだけ。
二人は駅で、水族館で、カフェですれ違うのだが、互いの存在には気づかず・・・。
同じルートの電車で通勤している男女の2人が出逢えそうでなかなか出逢えないというシチュエーションが繰り返される斬新なラブ・ストーリー。
恋に落ちる前、出会う前の二人を描くラブ・ストーリーはいくつかありますね。
『めぐり逢えたら』、『おと・な・り』、『ターンライト・ターンレフト』とかね。
恋に落ちてもなかなか出会えないというのもありますが。
『セレンディピティ』、『君の名は』とか。
アンダーソン四天王というか、4アンダーソンの一人、ブラッド・アンダーソンのデビュー作。
ちなみに、アンダーソン四天王の他の3人は、ウェス・アンダーソン、ポール・トーマス・アンダーソン、ポール・W・S・アンダーソンですね。
あ、もちろん、おいらが勝手に言ってるだけですがね。
一般的には、3アンダーソンでしょうし。
すごいのは、全員、脚本も自分で書いて、実績を残していること。
その中では、ブラッドの職人ぶりが好きなのです。
ラブ・ストーリーの『ワンダーランド駅で』と『ハッピー・アクシデント』、サスペンスの『マシニスト』と『暴走特急 シベリアン・エクスプレス』、ホラーの『セッション9』と定番ジャンルをきっちり取り上げています。
TVドラマでは、刑事モノなんかも手がけているのです。
おいらこの、自分で脚本を手がける職人てのを愛しているのです。
しかも、そこに抑制と品があるのよね。
で、この『ワンダーランド駅で』も、アメリカ製とは思えぬほど抑制の効いたラブ・ストーリーです。
東洋的というか。
恋はまだ始まらないけど、愛しさはもう感じているような、そんな気分が画面から漂う。
デビュー作で、映画として冒険もしているので、変わったラブ・ストーリーをじんわりと堪能できますよ。
原題は、『NEXT STOP, WONDERLAND』。『次は、ワンダーランド駅です』というアナウンス的な感じでしょうかね。
スタッフ。
監督:ブラッド・アンダーソン
製作:ミッチェル・ロビンス
脚本:ブラッド・アンダーソン/リン・ヴァウス
音楽:クラウディオ・ラガッツィ
出演。
ホープ・デイヴィス
アラン・ゲルファント
ホセ・ズニーガ
フィリップ・シーモア・ホフマン
ヴィクター・アルゴ
パメラ・ハート
ホーランド・テイラー
ジェイソン・ルイス
ロバート・クライン
物語。
ボストンの街を走る地下鉄ブルーライン。
ワンダーランド駅を終着駅とするこの路線はいつも多くの人で混雑している。
夜勤看護婦のエリンと配管工のアランもこのルートを使って通勤していた。
二人の唯一の接点はこれだけ。
二人は駅で、水族館で、カフェですれ違うのだが、互いの存在には気づかず・・・。
同じルートの電車で通勤している男女の2人が出逢えそうでなかなか出逢えないというシチュエーションが繰り返される斬新なラブ・ストーリー。
恋に落ちる前、出会う前の二人を描くラブ・ストーリーはいくつかありますね。
『めぐり逢えたら』、『おと・な・り』、『ターンライト・ターンレフト』とかね。
恋に落ちてもなかなか出会えないというのもありますが。
『セレンディピティ』、『君の名は』とか。
アンダーソン四天王というか、4アンダーソンの一人、ブラッド・アンダーソンのデビュー作。
ちなみに、アンダーソン四天王の他の3人は、ウェス・アンダーソン、ポール・トーマス・アンダーソン、ポール・W・S・アンダーソンですね。
あ、もちろん、おいらが勝手に言ってるだけですがね。
一般的には、3アンダーソンでしょうし。
すごいのは、全員、脚本も自分で書いて、実績を残していること。
その中では、ブラッドの職人ぶりが好きなのです。
ラブ・ストーリーの『ワンダーランド駅で』と『ハッピー・アクシデント』、サスペンスの『マシニスト』と『暴走特急 シベリアン・エクスプレス』、ホラーの『セッション9』と定番ジャンルをきっちり取り上げています。
TVドラマでは、刑事モノなんかも手がけているのです。
おいらこの、自分で脚本を手がける職人てのを愛しているのです。
しかも、そこに抑制と品があるのよね。
で、この『ワンダーランド駅で』も、アメリカ製とは思えぬほど抑制の効いたラブ・ストーリーです。
東洋的というか。
恋はまだ始まらないけど、愛しさはもう感じているような、そんな気分が画面から漂う。
デビュー作で、映画として冒険もしているので、変わったラブ・ストーリーをじんわりと堪能できますよ。