菱沼康介の、丸い卵も切りよで四角。

日々の悶々を、はらはらほろほろ。

運命を運転せよ。 『ザ・ドライバー』

2017年09月26日 00時00分15秒 | 俺は好きなんだよ!

【俺は好きなんだよ】第958回は、『ザ・ドライバー』(1978)

 

 

原題も、『THE DRIVER』。

『運転手』ですね。

 

 


上映時間: 91分
製作国: アメリカ

 

 

スタッフ。

監督: ウォルター・ヒル
製作: ローレンス・ゴードン
脚本: ウォルター・ヒル
撮影: フィリップ・H・ラスロップ
編集: ティナ・ハーシュ、ロバート・K・ランバート
音楽: マイケル・スモール

 

 

出演。

ライアン・オニール  (ザ・ドライバー/カーボーイ)
イザベル・アジャーニ  (ザ・プレイヤー)
ブルース・ダーン  (ザ・デテクティブ)
ロニー・ブレイクリー  (ザ・コネクション)
マット・クラーク  (レッド)
フェリス・オーランディ  (ゴールド)
ジョセフ・ウォルシュ  (グラス)
ルディ・ラモス  (ティース)
ウィル・ウォーカー  (フィンガー)
ニック・ディミトリ  (ブルー)
ボブ・マイナー  (グリーン)

 

 

 

物語。

犯罪者の逃亡を助けるカーボーイこと凄腕の“ドライバー”。

それを執拗に追い続ける“ディテクティブ”。

そこへ現れるミステリアスな美女“プレイヤー”。

<ザ・ドライバー>とは、この場合、【車両の運転担当】を指す。他にも様々な【担当部門】がある。主人公は腕利きの"ドライバー"でカーボーイと呼ばれており、一度も捕まったことがない。

ドライバーは、次の依頼の【実行担当】から運転技術テストを要求される。彼は卓越した技術でテスト車両のメルセデスをボロボロにし、「気に入らない」と決別する。 

 

 

 

 

夜のロサンゼルスを舞台に、ウォルター・ヒルがスタイリッシュな映像美でまとめあげたフィルム・ノワール調アクションの快作。

ナイト・シーンの美しさ、一瞬の隙も無いカメラワークに、リアルかつド迫力なカー・チェイスの凄まじさが融合した70年代のクライムムービーを代表する一本。

 

 

 

多くのフォロワーを生んだ知る人ぞ知ると言えるほど隠れてはないけど、隠れた名作。

犯罪者同士が色のコードネームで呼び合うのは、『レザボア・ドッグス』。

逃がし屋は、『ドライブ』、『ベイビー・ドライバー』。

特に、『ベイビー・ドライバー』はオープニングからそっくりで息子のような作品になっている。

(車内で音楽を聴く、サングラスをかけるなど。でも、流すのはカントリーミュージックだけだけど) 

 

カーチェイス・シーンが抜群なのは、もちろん。段取りの見せ方が素晴らしいのです。

 

セルジオ・レオーネの『続・夕陽のガンマン/地獄の決斗』を意識していたのかしらね?

 

 

 

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