水の探求

水の研究

何かと話題のヒ素に注目・その2~ヒ素の慢性中毒とその解毒法~

2014-06-20 17:26:03 | おいしい水
毛髪分析で検出される有害ミネラルは、世間を騒がす事件などで問題が起こる量に
比べてごくわずかなものです。それゆえ、命に関わるような危険がすぐさま生じる
心配はないわけですが、じわじわと体を蝕む慢性中毒の悪影響に注意が必要です。
ヒ素の摂取による健康障害は、頭痛や神経痛、睡眠障害、情緒不安定、筋肉の萎縮、
感覚異常
などが代表的です。ヒ素は、人の体内でエネルギーを生産するときに必要
な酵素の働きを阻害するため、細胞が働くためのエネルギー供給が分断され、
さまざまな健康上の問題があらわれてくるのです。

自然界に存在する毒性の少ないものは別として(先月号を参照)、ヒ素の主な摂取源
としては、除草剤や殺虫剤、井戸水、自動車の排気ガスなどがよく知られています。
農薬が使われた野菜や果物を食べている、周囲に田んぼや畑がある、幹線道路や
高速道路の近くに住んでいる
―こうしていくつか例を挙げてみるだけでも、ほとんどの人がヒ素の影響を受けて
いるのが分かるでしょう。

これだけで摂取源が周りに満ち溢れていると、体に入り込むのを避けるより解毒や
排泄の対策を万全にしたほうが賢明です。ヒ素は必須ミネラルのセレンと体内で拮抗
する作用があるため、毎日の食事や栄養補給でセレンを不足させないようにすること
が解毒のポイントとなります。
また、体内で重金属と結合して無毒化する働きのあるメタロチオネインというタンパク質は、
システインやメチオニンといった含硫アミノ酸と亜鉛などのミネラルが材料となって体内
で合成されます。
またその合成にはマグネシウムやビタミンB6も必要となります。

亜鉛やセレン、鉄などの必須ミネラルもヒ素と同じ重金属であり、これらは適量の範囲が
非常に狭く、過剰にとると明らかに有害です。ちなみに、ヒ素の場合はごく微量であれば
体に必要なミネラルかもしれないとする説さえあり、ミネラルは人にとって有害か無害か
を分類するのがとても難しい物質であるといえます。

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