akikoの「活動」徒然記

活動弁士佐々木亜希子の身の周りの出来事やふと感じたこと

3日分6作品リハ

2006-07-24 | 活弁
しばらくブログを休んでいてごめんなさい。
長雨で全国の被害が拡大し、改めて自然の力と、地球環境の変化を感じています。
私自身はというと、じめじめした天候を不快に思いつつも、とんかつでエネルギーを得ながら(3~4日に一度になりましたが)、あちらこちら元気に飛び回っています。

今週末から来週にかけて活弁公演が続きますが、今日はそのうち3日間共演するFEBOの小沢さん、永田さんと、その3日分の6作品をまとめてリハーサルしました。
短い作品も含めてとはいえ、さすがに6作品一気にリハは辛い。
長めの作品が『カリガリ博士』(独)『眠るパリ』(仏)『モデルの生涯』(米)と、全部催眠だとか「眠り」を操るお話で、だんだんこちらもZzzz…はっ! いけない
音楽担当の二人は様々な楽器を演奏し、声一つの私よりおそらく数倍たいへんなのです。
多少グロッキーになりながら、互いに本番を楽しみに別れました。

彼らとの共演は、
7月29日(土)と8月4日(金)の国立近代美術館フィルムセンター「こども映画館」[小学校1~3年生向け]『メーベルのわがまま』『わなにかかったサンタクロース』『馬具田城の盗賊』 。
[小学校4~6年生・中学生向け] 『カリガリ博士』。
http://www.momat.go.jp/FC/kids-cinema2006summer/index.html
8月1日(火)の佐々木亜希子の活弁シネマライブ@OTEMACHI CAFE´
『モデルの生涯』『眠るパリ』
http://www.slowcinema.com/pc/060801.html


NHKのラジオのディレクターさんが、今日と先日の土曜に取材に来て下さったのですが、たまたま昔山形局にいた時に少しお世話になった方で、今回は数年ぶりにお会いしてお互いびっくり。私がNHKで仕事をしていた頃は、ラジオリポートの録音・編集はまだデンスケだったし、DATを使い始めたところだったのだが(使い辛かった)…。今や、DATも過去の遺物。コンパクトで収録能力も編集機能も格段にUPして。
しかし、なんですかね。改めてインタビューされると答えに詰まることも。「編集しやすい簡潔でポイントを押さえたコメントを」と思うのですが…、おそらく面倒なコメントばかりで編集するのがたいへんだろうなあ、と反省するのでした。

フィルムセンターでの「こども映画館」で活弁出演させて頂くのも昨年に続き2年目になりました。今、北区で講師をさせていただいている「こども活弁教室」の様子とともに、「子どもたちに活弁を伝える」ということもリポートのテーマのようです。
子どもたちの反応は新鮮で非常に面白いです。たくさんの子どもたちに、もちろんおじいちゃんおばあちゃんまで幅広い世代の方々に、活弁を楽しんでほしいし、無声映画時代の「活弁」という文化が広く認知されてほしい。私もその面白さと価値を感じてもらえる弁士でいたいと思います。

放送は、29日NHKラジオ第一「朝一番」の「カルチャー&サイエンス」のコーナー(8時10分すぎ)とのことです。
コメント (1)
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