ちょっと心の整理。
めんどくさい話なので、重いと思われる方は流して下さい。
子どもの頃は、家について居心地が良いとか悪いとか深く考えた事もなく、子どもとして、良い時もあれば悪い時だってあった。
それで普通だと思っていました。子どもだからね。
結婚してからは、どうだったか?
ごくごく最近まで、事なかれ主義の私にとっては大変だったと思う。
年齢も重ねてきて、人を羨むことも少なくなり、ボロッちぃ家だって、贅沢をいわなければ不満もなくなる。
子供達も、小さい頃は、お友達の新しいお家が羨ましく、「うちも新しい家にしてほしい!」とかいう時代もありました。
でも、それも子供達の進学が続きそれどころではなくなってしいました。^^;
今となっては子供達も大きくなって、いい加減な片付け具合のこの家のゆるい状態が、落ち着くとまで言わせてしまっています。
母の勝利!笑
家が一番だとは思っているけれど、私にとってはけっして安らげる場所ではないのが本音でもあります。
家と商売。24時間家の中で家族といえど人の気配を感じながらいるのは、賑やかではありますがストレスもたまりますよね。
26年も経って、今更ですが、育った環境とはまったく違う別世界。
なかなか激しい感情がぶつかり合う家でもあり、疲れる・・・こともしばしば。笑
20~30代のころ、私が望んでいた言葉を26年経って初めて主人が口にしました。
本気ではないこともわかっているけれど、いままでの心の曇りが晴れた気がしました。
本人は覚えているかな?
でも、今は自分が望んでいない事も確信できました。
今、長男は主人が親になった年になり、私達が義父と暮らしながら、自分達と長男、そして高齢の親との関わり方というものを冷静に考えられる年になったと思います。
家の事だけのことに限らず、我慢をすることもそこそこにという思いにたどり着きました。
時には、失くすものがあっても自分を見失わないためには大事なことかもしれません。
年のせいか、忍耐力がなくなってきているのか横着になってきているのか。笑
昨夜からたまたまそれぞれの予定もあり、家には私一人。
それぞれ頭を冷やす良い時間。
今は家に家族4人犬一匹、外に二人。
一緒に暮らす暮らさないは別として、やはり家族は大切なものだと、当たり前のことを考え直すよい時間ができました。
昨夜は家に一人というめったにないことなので、不安ではありました(いざ一人になると、結構怖い~)が、そんな時もそばにいてくれるのがワンコ。いい仕事してくれます。
ワンコの目も、二年越しで、とうとう両目とも目の機能を失くしました。
光だけでも・・という願いもなくなりました。
よく頑張ったね、と言ってあげたい。最後は目から血が流れました。
でも、健気に食べる、寝る、排泄するということを見えなくなっても、自分の臭覚を頼りに生きる姿は、本当に教えられる事が一杯あります。
二年間の病院通い。
治療費もかなり使いました。
只今、16歳。
年を追うごとに愛おしくなる、おばあちゃん犬!元気です。^^v