ほのかな香

着物を着た日の記録と、日々の暮らしの中の小さな出来事を綴っています。

お雛さま

2010-02-26 | 日々の事
ささ、各自お道具持ってみなさん定位置についてくださ~い。


はい、今年も無事にここに座れました。ほっ・・


お雛さまはいつまでも新婚さんで、私はいつまも生まれた年のまんまの写真だわ~


今年も無事に飾れました。

梅を探す

2010-02-24 | お稽古の日の着物
休もうかどうしようかと思いながらも、自営業という家を離れる時間を制限される身には、お茶の時間は頭の中を「お茶」だけに切り替えられる貴重な時間。
かわいい梅の花が咲いているので、「あっ」と思い今回は梅モード。

箪笥の中から探しました。小さな梅の小花の小紋に、梅の帯。
帯締めの色にまた悩んだのですが、着物や帯に合わせて黄色や青系にすると淋しい雰囲気になったので、赤にしてみました。
合わないと思う色との組合せが以外に合ってしまうところが、着物のおもしろいところですね。いろんな組合せができるのですが、好きな色が合うとも限らず、実際に着物を着て、自分の体系や顔映りを見てみないと自分に合うか合わないがわからないところがこれまたおもしろいです。



ワンコの散歩途中でみつけた真っ赤な梅の木。
いやこれは桃の花?
どっちにしても珍しい色の花でした。

二月は逃げる。
しなければいけないことがあるほど、こんな事をして自分も逃げてしまってます。^^;
ささ、現実に戻ります。

なんだかなぁ

2010-02-20 | 日々の事
 
気持ちが落ち着かないので、なにということもないけれど小さな家の中で見つけた事など書いてみよう。
小さな小さな梅の木ですが、今年も花が咲いています。
数年前までは気が付いていても、何気なく見過ごしていたような気がします。


長男から二男へ、合格祝いが届きました。
一月からスーパーのレジのバイト始めている様子です。
京都へ行って買ってくれたそうです。
キーケースでした。自分が一人暮らしを始めて一番必要な物だと思ったそうです。
大雑把な弟のこと、一人暮らしを始めると、「鍵がないー!」と大騒ぎする姿が目に浮かんだのだと思います。
でも、おっちょこちょいな二男、このキーケースごと失くしてしまいそうな予感も・・・笑

スーパーでのバイトは、「おばさん」の行動には目を疑う事が毎日のようにあるとビックリしていました。
若者には理解しがたいものがあるようです。その「おばさん」の行動が理解できる自分。気をつけないといけないなぁと我が身を振り返りました。ーー;



お茶という一点だけでの繋がりのある方から、
「この本、よかったから読んでみてはどうですか?」
と勧められて読みました。(押し付けるような人ではありません。)
しっとりとした内容で気持ちが落ち着きました。
この本から着物が好きな私を連想してくれたことが嬉かったです。
長男の受験の時も、そっと手紙をくれた優しい方で、お茶以外にはほとんど付き合いはないのですが、でもいつも見ていてくれるんだなぁとありがたいなと思います。
さりげない心遣いって素適だなぁ。

三月かかりには二男を送り出さなければいけません。体育学部なので練習が始るのです。
住むところなどは、もう決まっているのですが、思うように準備が進んでいませんがいよいよ動き出さねばと思っています。
出してしまえば落ち着くのでしょうが、今はなんだかなぁ~と複雑な気持ちで毎日過しています。


それで「一人お茶タイム」で気を紛らわしています。
これ味噌汁椀ではないのですよ。
根来塗りのご飯茶碗と漬物皿だそうです。(叔父作)
ちょうどお抹茶とお菓子皿によかったので使ってます。

着物一枚に帯何本でも

2010-02-14 | お出かけ
先日霙まじりの景色の悪い中、お出かけしてました。
軽くお食事するだけの気軽な会だったのでそのまま吊るしてあったあったかい着物に大好きな椿の帯を締めました。
椿の時期は結構長いとは思いますが、だいたい私の中での旬は12月~二月頃かな。


お天気悪すぎてうまく写真の色がでず黒く見えますが濃い紫のベルベットのコートに毛糸のマフラー。

中は、続けて藍色の紬に椿の帯。母のものです。

お出かけだったのでタマには帯留をと思ったのですが、帯締めの色があまりにも溶け込んだのでこれにしました。
今回は帯揚のチョイスが?・・・
今までは、あれ置きこれ置きいろいろ考えてから出かけたものですが、適当になった分あとでちょっと違う?ということが続きますが、あまり気合入れないほうが自然かもしれないです。
紺、黒系の着物は帯の色を選ばないので、ありきたりにはなりがちですが合わせ易くて楽ですね。


素適な思い出ができました

2010-02-11 | 日々の事
製本に出していた前のブログが自分だけの本になりました。


普通にブログを続けている時は、急いですることもないかと頭の隅にはあったのですが、いざブログを閉じる時になると、すべてを消してなにもなかったことにしてしまうなんてとてもできることではありませんでした。
大好きな着物の記録はもちろん残しておきたいし、着物だけのブログのはずがいつの間にやら少しづつ心の内もポロリポロリと書くようになり、凹んでいるときにはさりげない救いのコメントをたくさんもらい・・・
製本に出そうと動きだしました。
ずっと無料のブログでやっていたので、手続きや製本の発注の確認であっという間に数日が過ぎてしまいました。

いざ三年分となると、いくらずぼらな私のブログでもかなりの量になり、一冊のページ数の制限もあったりと結局五冊になってしまいました。
料金にほうもカラーとモノクロでは、カラーにすると1ページが4倍の値段に跳ね上がります。
何度も財布を相談した結果三年目だけをカラーにして、初めの二年分はモノクロにしました。
着物中心のブログだけにカラーにして残しておきたかったな~とそこのところは残念でしたが、三年間の思い出が一杯つまったものができました。
基本、ほんとにずぼらな私は日記はつけない、家計簿はつけない。
感覚をたよりに暮らしているようなものでして・・・
できあがったものを読み返してみると、着物日記のようなブログにも、一年の足跡が鮮明に蘇ります。文字にするって大事なことだなぁと改めて思いました。
表紙もいろいろ選べて、作家気分です。♪

この先どこまで続けられるかわかりませんが、一年ごとに製本すればなんとか奮発してカラー版でいけそうです。
やっぱり着物は色も楽しみのひとつですからね。

こんな思い出ができたのも、一緒に楽しんでくれる素適なお友達のおかげだなぁと感謝です。