MiddleDayTripperの徒然記

気ままな中年オヤジの独り言

前原と馬渕の立場の違いか

2010-12-23 10:13:49 | スッカラ菅、頼むから○んでくれ!

駐ロシア大使更迭へ 北方領土対応で情報収集不十分(朝日新聞) - goo ニュース

中国とロシア、スッカラ菅がダブルパンチを食らった相手だ。

確か自称健忘症(限りなく痴呆症に近いと思うが)の仙谷はこれらの件に対して、「現場は厳罰だが閣僚には責任は無い」と言い切っていた。

そのあと一連のドタバタがあり、今月に入って仙谷は「○カの一つ覚え」の如く「総理の強いリーダーシップ」を言い出したのだが、

沖縄県知事を説得出来ず、

諫早湾では長崎と佐賀に対立を作り、

一兵卒の議員に代表としてお願いしても聞き入れられず

の有様で見事なリーダーシップだった。もっとも民主党の言うリーダーシップとは代表のウワゴトを指しているのかも知れないが。

そう言えば尖閣騒動が起こった直後に痴呆症の官房長官は「多くの正常な国民はそう思っているだろう」として「海保長官はクビだ」と言っていたが、仙谷の視点での正常な国民は殆どいなかった。おまけに事件発生が代表選挙中だったため、前任の前原と馬渕の間で責任の擦り合いと言うみっともない茶番まで演じていた。

一連のコントのオチが今回の処分だ。

政府が息巻いていたので、海保はビデオを流出させた職員の辞職願を受理せずにいたのに停職12ヶ月の処分で結局辞職で終わった。現場に厳しい事をやれば、小沢とセットで仙谷&馬渕辞任にいってしまうからだろう。

一方の外務省は前原のスカタンぶりが表沙汰になっていないのをイイ事に大使に罪を全部おっ被せてしまった。

野球で言えば、スッカラ菅は敬遠で満塁策を取ったつもりだろうが、自分のノーコンぶりを計算に入れていない。年明け早々にスッカラ菅の暴投で一塁ランナーまで生還しそうだ。

菅政権は22日、河野雅治駐ロシア大使を退任させ、後任に原田親仁駐チェコ大使を起用する方向で検討に入った。早ければ来年1月にも発令する見通し。河野氏は11月のメドベージェフ・ロシア大統領の北方領土訪問の際の対応が疑問視されており、事実上の更迭と見られる。菅政権の対ロ外交の立て直しに向けた動きの一環だ。
11月1日に、ロシアの最高指導者として初めてメドベージェフ大統領が北方領土を訪問した際、外務省は直前まで「この時期の訪問はない」との判断を官邸に伝えていた。このため、菅直人首相や仙谷由人官房長官らは訪問直前まで「具体的に計画があるかどうかは承知していない」(10月29日の仙谷氏の記者会見)などとして、誤った見通しを繰り返す結果になった。それだけに、政権の受けた衝撃は大きかった。


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