平成2年に京橋~鶴見緑地間で営業を開始した鶴見緑地線(現・長堀鶴見緑地線)用
電車として登場した車両である。
日本の地下鉄電車として初めて鉄輪式リニアモーター駆動を採用した。
これは、レールの間にリアクション・プレートを敷設して、板状のモーターを
用いて車両を推進走行させる方式で、モーターが薄く小さくなった分、
車輪の直径を小さくでき、さらにトンネル断面も小型化できる経済性の面と
急勾配や急カーブでも無理なく走行ができ、トンネルの建設場所が
限定されない面で有利とされている。
車体はアルミ製で正面は「く」の字になっており、側面部は窓の真ん中より
少し上の部分で「ハ」の字にすぼまっている。
ドアについても同様の断面になっている。
塗装は白をベースにラインカラーの黄緑に濃いグリーンをアクセントとした
帯を巻いている。正面運転台下部には本来の路線名である
「大阪市高速鉄道7号線」の7を変形させたマークを入れている。
側面連結部寄りにLED式の行き先表示機がある(字が小さくて見づらいが)。
車内はオレンジ色のモケットを採用したロングシートで、連結部通路上に
LED式の旅客案内装置がある。
これは製造時期により、仕様が異なり、初期車は赤の単色、
後期に製造されたものは赤と緑の2色になった。
各車両に車椅子スペースを設けているが、緊急用インターホンは
車椅子の高さでは使えない位置にある。
全駅が島式ホームを採用し、運転台はワンマン運転に対応するため、
進行方向右側にある。
主回路はVVVFインバータ制御で、大江戸線12-000形初期車と同じ
GTOサイリスタ方式である。
平成9年の大正~門真南間全通までに4連25本100両が製造され、
活躍を続けているが、平成19年度の予算案で長堀鶴見緑地線各駅に
ホームドアを平成22年までに整備することが検討されており、
実現すれば、車両側にも相応の改造が施される予定だ。
電車として登場した車両である。
日本の地下鉄電車として初めて鉄輪式リニアモーター駆動を採用した。
これは、レールの間にリアクション・プレートを敷設して、板状のモーターを
用いて車両を推進走行させる方式で、モーターが薄く小さくなった分、
車輪の直径を小さくでき、さらにトンネル断面も小型化できる経済性の面と
急勾配や急カーブでも無理なく走行ができ、トンネルの建設場所が
限定されない面で有利とされている。
車体はアルミ製で正面は「く」の字になっており、側面部は窓の真ん中より
少し上の部分で「ハ」の字にすぼまっている。
ドアについても同様の断面になっている。
塗装は白をベースにラインカラーの黄緑に濃いグリーンをアクセントとした
帯を巻いている。正面運転台下部には本来の路線名である
「大阪市高速鉄道7号線」の7を変形させたマークを入れている。
側面連結部寄りにLED式の行き先表示機がある(字が小さくて見づらいが)。
車内はオレンジ色のモケットを採用したロングシートで、連結部通路上に
LED式の旅客案内装置がある。
これは製造時期により、仕様が異なり、初期車は赤の単色、
後期に製造されたものは赤と緑の2色になった。
各車両に車椅子スペースを設けているが、緊急用インターホンは
車椅子の高さでは使えない位置にある。
全駅が島式ホームを採用し、運転台はワンマン運転に対応するため、
進行方向右側にある。
主回路はVVVFインバータ制御で、大江戸線12-000形初期車と同じ
GTOサイリスタ方式である。
平成9年の大正~門真南間全通までに4連25本100両が製造され、
活躍を続けているが、平成19年度の予算案で長堀鶴見緑地線各駅に
ホームドアを平成22年までに整備することが検討されており、
実現すれば、車両側にも相応の改造が施される予定だ。