風がびゅんびゅん吹いて、陽射しが強く、抜けるような青空。
台風一過の秋でした。
職員さんに手を引かれて入場し、一生懸命「よさこいソーラン節」を踊ったそうちゃん。
踊ったと言っても、少ーし身体を揺らすくらいですが。
踊っている間に、ビデオを撮っている私を見つけてしまい、浮かない顔をして固まったあと、またキョロキョロして元通り、を繰り返していました。
やっぱりそうちゃんは目がいい。
夫も、あっという間にそうちゃんに見つけられてしまい、固まらせてしまったようです。
客席側には、思いもしなかった人が。
なんと、小学校の教頭先生と担任の先生が、はるばる来てくれていました。
病院横の「分校」から、案内が行ったそうで。
高速飛ばして1時間半、事故渋滞に巻き込まれたそうなのでそれ以上の時間をかけて、そうちゃんのために休日返上で来て下さったことに、まずは感謝、です。
分校の見学をし、先生同士情報交換もされたようでした。
「作品展示コーナー」には、そうちゃんの作品もありました。
紙をランダムに切って葉っぱにした、「樹」の絵。
それから、「生け花」も。
「お花の先生が一昨日分校に来られて、教えてもらって、そうちゃんが自分でこのススキとカーネーションを生けたんですよ。」
解説してくれたのは、ちょうどそこにいた、分校の教頭先生。
初めてお会いしたのですが、とても温かい笑顔の先生で、とても安心してお話が聞けました。
「再来週の授業参観、お待ちしてますね。」と言ってくださいました。
そうちゃんはいろんな学年の子と一緒に授業を受けていること、体育は分校の子全員(40人ほど)でやること、きちんと座って教室にいられることなど教えてもらって、学校のイメージがだいぶできました。
よかった。
11時からは、そうちゃんと一緒にお弁当。
家から持って行った、おにぎりとソーセージなどを、ほんとにおいしそうに、すさまじい勢いで食べてくれました。
食欲健在。
(あと、余談だけど、かわいい女の先生にニコニコと近寄っていくのも健在。)
あっという間にごはんは食べ終わり、そこらへんをお散歩しました。
「ピングー?」「ライオンキング」と、見たいビデオの名前を小声で言い続けていたそうちゃん。
分校の横に、ブランコがあって、それに座って遊び始めたので、
「お母さんも一緒にやっていい?」と聞いたら、
特に返事はしないんだけど、こちらの方を気にした様子でブランコをこぎ続けていました。
隣のブランコで、私もこぎ始めた時。
「おうち いく」
入院して初めて、そうちゃんが言いました。
「おうち いく」
秋空に向かって。
目をつむってそれを噛みしめて、私は答えました。
「また再来週、会いに来るから。」
自閉症特有のオウム返しをするそうちゃん。
「またさらいしゅう …おうち いく」
そっか…そうなるか。
じんわりと広がる、わが子への思い。
あとは黙って、一緒にブランコをこぎました。
ああ、切ないね。。。
その後、あっという間にお別れの時間となり、また職員さんの元へ連れて行きました。
ここはまたさすがのそうちゃんで、病棟の入口に立つなり、「おかあさん ばいばい」と、実にあっさりと別れられたのでした。
その後そうちゃんは、発表で「東京オリンピックで日本代表としてバスケットボールの勝利ゴールを決める」という役をやり、ちゃんと表彰台で「がんばりました!」とセリフを言えていました。
やったー。そうちゃんが劇でセリフを言えた。
学園祭終了後は、担当医師と面接もありました。
薬のコントロール状況、てんかんのこと、現在の療育目標、今後のことなど説明や話し合いがありました。
来月から時々外泊を始める。
入院は年度いっぱいくらいになりそう。
家庭に帰る前に、「親子プログラム」も取り入れるので、親御さんに何度か病棟に来てもらいたい。
などなど。
順調に、そうちゃんのためのプログラムが進んでいる感じです。
もう、お願いするしかないので、ともかく親の思いを伝えて、よろしくお願いしますを言って、病院を後にしました。
ちなみに、一緒について来たみゆみゆは、ひたすら「ドラゴンライダーシリーズ 最終巻 インヘリタンス」という分厚い本を読んでおりました。
みゆみゆも、お疲れ様。
長時間運転した夫も、私も。
今日は早く寝よ。
そうちゃんも早く眠れてるかなー。
台風一過の秋でした。
職員さんに手を引かれて入場し、一生懸命「よさこいソーラン節」を踊ったそうちゃん。
踊ったと言っても、少ーし身体を揺らすくらいですが。
踊っている間に、ビデオを撮っている私を見つけてしまい、浮かない顔をして固まったあと、またキョロキョロして元通り、を繰り返していました。
やっぱりそうちゃんは目がいい。
夫も、あっという間にそうちゃんに見つけられてしまい、固まらせてしまったようです。
客席側には、思いもしなかった人が。
なんと、小学校の教頭先生と担任の先生が、はるばる来てくれていました。
病院横の「分校」から、案内が行ったそうで。
高速飛ばして1時間半、事故渋滞に巻き込まれたそうなのでそれ以上の時間をかけて、そうちゃんのために休日返上で来て下さったことに、まずは感謝、です。
分校の見学をし、先生同士情報交換もされたようでした。
「作品展示コーナー」には、そうちゃんの作品もありました。
紙をランダムに切って葉っぱにした、「樹」の絵。
それから、「生け花」も。
「お花の先生が一昨日分校に来られて、教えてもらって、そうちゃんが自分でこのススキとカーネーションを生けたんですよ。」
解説してくれたのは、ちょうどそこにいた、分校の教頭先生。
初めてお会いしたのですが、とても温かい笑顔の先生で、とても安心してお話が聞けました。
「再来週の授業参観、お待ちしてますね。」と言ってくださいました。
そうちゃんはいろんな学年の子と一緒に授業を受けていること、体育は分校の子全員(40人ほど)でやること、きちんと座って教室にいられることなど教えてもらって、学校のイメージがだいぶできました。
よかった。
11時からは、そうちゃんと一緒にお弁当。
家から持って行った、おにぎりとソーセージなどを、ほんとにおいしそうに、すさまじい勢いで食べてくれました。
食欲健在。
(あと、余談だけど、かわいい女の先生にニコニコと近寄っていくのも健在。)
あっという間にごはんは食べ終わり、そこらへんをお散歩しました。
「ピングー?」「ライオンキング」と、見たいビデオの名前を小声で言い続けていたそうちゃん。
分校の横に、ブランコがあって、それに座って遊び始めたので、
「お母さんも一緒にやっていい?」と聞いたら、
特に返事はしないんだけど、こちらの方を気にした様子でブランコをこぎ続けていました。
隣のブランコで、私もこぎ始めた時。
「おうち いく」
入院して初めて、そうちゃんが言いました。
「おうち いく」
秋空に向かって。
目をつむってそれを噛みしめて、私は答えました。
「また再来週、会いに来るから。」
自閉症特有のオウム返しをするそうちゃん。
「またさらいしゅう …おうち いく」
そっか…そうなるか。
じんわりと広がる、わが子への思い。
あとは黙って、一緒にブランコをこぎました。
ああ、切ないね。。。
その後、あっという間にお別れの時間となり、また職員さんの元へ連れて行きました。
ここはまたさすがのそうちゃんで、病棟の入口に立つなり、「おかあさん ばいばい」と、実にあっさりと別れられたのでした。
その後そうちゃんは、発表で「東京オリンピックで日本代表としてバスケットボールの勝利ゴールを決める」という役をやり、ちゃんと表彰台で「がんばりました!」とセリフを言えていました。
やったー。そうちゃんが劇でセリフを言えた。
学園祭終了後は、担当医師と面接もありました。
薬のコントロール状況、てんかんのこと、現在の療育目標、今後のことなど説明や話し合いがありました。
来月から時々外泊を始める。
入院は年度いっぱいくらいになりそう。
家庭に帰る前に、「親子プログラム」も取り入れるので、親御さんに何度か病棟に来てもらいたい。
などなど。
順調に、そうちゃんのためのプログラムが進んでいる感じです。
もう、お願いするしかないので、ともかく親の思いを伝えて、よろしくお願いしますを言って、病院を後にしました。
ちなみに、一緒について来たみゆみゆは、ひたすら「ドラゴンライダーシリーズ 最終巻 インヘリタンス」という分厚い本を読んでおりました。
みゆみゆも、お疲れ様。
長時間運転した夫も、私も。
今日は早く寝よ。
そうちゃんも早く眠れてるかなー。