かーちゃんはつらいよ

施設入所した18歳そうちゃん(自閉症、最重度知的障害、強度行動障害、てんかん)のかーちゃんが書く雑記。

遠赤外線

2005年09月30日 14時43分12秒 | ベイビー
火曜日に引き続き、産婦人科を受診してきました。
子宮口は相変わらず2.5cm開いており、膜も薄くなってきているみたい。定期的な張りはありますが、なかなか強くなってこず、陣痛はまだ始まりそうにありません。

今日は、子宮口の開きが悪い(かたい)、ということで、子宮口をやわらかくする座薬(膣剤)を入れました。(先回に続いて2度目)
この薬、効果のほどがはっきりせず、長期的な副作用について研究が確立していないということで、反対派の人たちも結構いるみたい。(ネットで調べてみた)。外国では認められておらず、日本だけで頻繁に使われているそうな。
ただ、注射に比べれば座薬は安全だし、広く使われているものなので、ま、大丈夫でしょう。

あと、遠赤外線を10分間骨盤にあてました。これも、「子宮頚管の熟化作用」があるらしい。聞いたことないけど、最近の流行なのかな?
元々女性の身体には、妊娠すると自然に天然の赤外線が発生し、ホルモンバランスを整えてるんだって。・・・どうりで暑いわけだ
遠赤外線を当てたあとは、足湯に入ったときみたいに、体の血行が良くなった感じで、ぽかぽか気持ちいい
「熟化効果」は別にしても、身体には良さそうな気がしました。

さてさて、座薬と遠赤外線、どの程度効くことやら。
ゆっくり確実に「熟化」して、スルリと安産で生まれてくれるといいなー

運動会だよ!

2005年09月29日 14時03分50秒 | 保育園
今日はみゆみゆの運動会の日。お天気がよく、暑いくらいでした。
私はとてもじゃないけど行けないと思っていたので、事前におばあちゃんをお願いしていたのですが、結局まだ生まれそうにないため(^^)付き添い2人で行きました。おかげでしっかりビデオが取れて、私としては大満足

はじめの体操の途中に、みゆが私を見つけてしまい、「おかーちゃーん!」と駆け寄りかけて先生に制止され、少し泣いた以外は、ハプニングもなく、楽しく運動会に参加できました。
私も普段見られないみゆの姿が見れたし、他のお母さん達と交流(情報交換)もできて、本当に行けてよかったなーと思いました。

これでほんとに思い残すことはないぞ~。

はじめての遊園地

2005年09月24日 21時33分22秒 | みゆみゆとの生活
「愛・地球博」もいよいよ明日で閉幕。最後のチャンスだから今日行くか!・・・と行ってきたわけではなく、「刈谷ハイウェイオアシス」に遊びに行ったら、モリゾーとキッコロが営業に来ていました。悪いがみゆみゆ、これで勘弁してくれ

今日は朝から私の体調が良かったので(お腹の張りも、軽く不規則)、刈谷児童遊園と刈谷ハイウェイオアシスにお出かけしました。
児童遊園は、入場料タダ、乗り物は1回50円(しかも3歳未満はタダ)、という夢のような遊園地です。いっちょ前にバイキングやゴーカート、ジェットコースターまであります。みゆみゆは乗り物初体験。泣くかなーと思ったのですが、メリーゴーランドもゴーカートもなんなくクリア。慎重派のみゆらしく、手はしっかりとレバーを握り締め、やや硬い表情ながらもニコニコと笑っておりました。

その後行ったハイウェイオアシスは、実は2回目。前回、みゆみゆの機嫌が最悪で、ひっくり返って泣かれ、名物の「足湯」に入ることが出来ずに帰ってきた、因縁の地です。
今日は前回の教訓を生かして、ついてすぐに「足湯」へ。入場料100円で、天然温泉に足だけつかれる、というものですが、みゆみゆは大喜び。そして大人も、のんびりとした時間を過ごすことができました。ただし、あそこは寒い時期に行くべきですね。足だけ使っているにもかかわらず、血の巡りが良くなり、全身汗だく。なぜかどっと疲れて、帰りの車の中で私は大口をあけて爆睡。夫も帰るなり気絶寝をして、1時間半も昼寝していました。

少し疲れたけど、とっても楽しい休日でした。みゆみゆも、今日は早く寝てくれたみたいで・・・。あれ、とーちゃん寝室から出てこないけど、まさか一緒に寝たのかな?
ところで陣痛ってどこ行ったのかしら

チャーリーとチョコレート工場

2005年09月23日 18時44分56秒 | 映画
タイトルに「え?」と思った方も多いはず。
今日もまた、映画を観に行ってしまいました。

「2~3日中には絶対生まれる」と豪語してはや1週間、いまだ入院するほどの痛みは訪れず・・・。今度のベイビーは、どうやらのんびり屋みたい。約15分おきの子宮収縮は感じるものの、陣痛には移行しそうにありません。

「いつお産になるかも分からない」
「二人目は早いから」
「生まれたらまた身動き取れないし」
などといろいろな理屈を並べ、わざわざ来てもらった実家の母にみゆみゆを見ててもらって、夫婦で映画館デートしてしまいました。えへ。

で、その「チャーリーとチョコレート工場」ですが。
見所は、なんといってもジョニーデップの怪演ぶり、そして音楽です。色彩感覚も独特で、とにかくすごいインパクトのある映画。この衝撃、「少林サッカー」以来!と、夫は言っていました。私は「グリンチ」を思い出したんだけど。いろんな意味で。

映画のジャンルは、「ブラック ファンタジー」とも言うのでしょうか。皮肉が利いていて、ちょっと引くくらいのどぎつさもあります。訴えてることはごくノーマルに「家族」「子ども」「教育」「夢」というところなのですが、映画自体ははちゃめちゃ。
特におかしいのは、チョコレート工場の中で働く「ウンパ・ルンパ族」。身長75cmのウンパルンパ族、全員せんだみつおにそっくりで、すばらしいテンポ感でダンスしてくれます。

ただし、映画館でゲラゲラ笑っていたのは私たちくらい。万人受けするわけではなさそうです。私としても、自信を持って誰にでも薦められる映画ではないなー。特に、原作を愛する人たちにとってはどうだったのでしょうか。意見を聞いてみたいところではあります。

しかし、ティム・バートン(監督)、どうかしてるよ。おかしすぎる。

携帯投稿

2005年09月22日 09時45分03秒 | みゆみゆとの生活
携帯でもブログが書けるなんて、なーんて便利なの?ずっと、設定が面倒でやってなかったけど。やってみたら簡単!
これで二人目出産レポートが病院からもできるぞ

[写真]しまじろうに捕らえられ、かたまっているみゆみゆ。対照的に、勝ち誇った不敵な笑みで戦利品を誇示するしまじろう。このあと、しまの相棒ミミリンに、連れ去られました。ミミリンの後にはたくさんの幼児が従い、あたかもハメルンの笛吹きのようでした。おそろしや、しましまタウン(*_*)


前駆陣痛

2005年09月22日 08時54分58秒 | みゆみゆとの生活
ひそかに、昨日の晩あたり危ないと、思っていました。
寝る前にこのブログを書いていたときには、規則的な張りが7分おきくらいになっており、痛みは「食べ過ぎて軽くお腹を壊したときのキューキュー感」くらい。みゆみゆの時を思うと、生まれる前日の感じに似ている。このまま強くなっていくのかなー、夜、眠れるかなー、と思いながら、久しぶりに早く床につきました。

ところがところが。
それから朝まで、一度トイレに起きた以外はぐっすり。今までになく、深く、しっかり眠れました。お腹の張りも不規則になっており、俗に言う「遠のいた」感じ。朝起きて、たくさん眠れて機嫌のいい私、「どう?」と真剣に夫に聞かれ、「ん?なーんともない。(ニコ)久しぶりによう寝れたわぁ。」
ここにきてまた、みゆはは「狼少年」ぶり発揮。
「お腹痛いようー、もうすぐ生まれそうだよー。」と訴えても、だあれも信じてくれず・・・。「まだまだ」と笑顔で返されています。(本人的にはいつも真剣で、不安なんですけど。)

みゆみゆの時もそうだった。生まれる12時間前、おしゃべりを中断しなければいけないほどの痛みが5分おきに襲っていたにもかかわらず、「まだまだ」「おさまるかも」「生まれるわけない」と、夫をはじめ、ドクターにナースまでが言ってたっけ。最近聞いたけど、夫はその時点でも「おおげさな・・・」と思っていたらしい。
ひどいわひどいわ!

しかし、これで分からなくなりました。みゆみゆの時とはずいぶんパターンが違うみたい。昨日のは、「前駆陣痛」(偽陣痛)だったと思われます。本当に予定日までもっちゃったりして。
なんとなく、そこまでもっちゃうと、一体あの安静はなんだったの?あんなに頑張って飲んでたウテメリンは意味なかったの?なーんて、不毛に考えてしまいます。

どっちにしろ、無事に生まれてくれさえすればいいんだけどね

妊婦健診

2005年09月21日 16時12分47秒 | みゆみゆとの生活
ウテメリン(張り止め薬)を飲むのをやめてから2日。見事にお腹の張りが頻繁に、そして強くなってきました。昨日からはほぼ規則的に10分おきの張りを感じ、時によって恥骨に広がるような鈍痛もあります。

・・・こりゃ、出産が近いな~。安静も解けたし、今のうちにやれることはやっておかないと。

というわけで、昨日は映画「シンデレラマン」を観てきました。えーっ。
鑑賞中、お腹の張りが気にならないではありませんでしたが、それを差し引いても(?)いい映画でした。宣伝で繰り返しやっているような「大感動作!」って感じではなくて、心にジーンとしみる感じ。主演のラッセル・クロウが、とってもよかった。アカデミーを取った「ビューティフル・マインド」もそうだけど、「家族」の姿がしっかり描かれているのがいい。カップルで行くのも、友達と行くのもいいけど、夫婦で観たい映画だったな~。(少なくとも陣痛の始まりかけている妊婦が朝から一人で観るもんじゃない。)
ボクシングの映画なので、試合のシーンが多くあり、お腹のベイビーがボンボン腹壁を蹴っていました。私も、主人公が殴られそうになると思わず頭を下げてしまったりして、ちょっと恥ずかしかった
時間の都合上詳しくは書けませんが、誰にでも安心してお勧めできる映画でした。

で、今日はK産婦人科に戻って初の健診日。
おじいちゃん先生で、内診もエコーも計測も、全部ベテランの助産師さんがやってくれました。助産師さんがとってもしっかりしていて、エコーも手早く、内診も上手。
今まで、前のお産も含め、何軒か産婦人科に行ったけど、内診が痛くないのは、はじめて。特に日赤のドクターはめちゃめちゃ痛かった・・・。本来内診って痛くないはずなんだけど。それだけに、今日の診察では、ちょっと安心できました。医師も大事だけど、お産は助産師さん次第ってとこあるからね。ベテランにありがちな威圧感も感じさせず、本番もこの助産師さんにあたるといいなーと思いました。

診察結果は、子宮口2㎝開大。お腹の張りはあるけどまだ陣痛にはなってないので、また痛みが強くなったら来てください、とのこと。
あとどのくらいで生まれるかな~。
みゆみゆの時は、2㎝から約12時間後には生まれてました。
でも、5cm開いてても2週間くらいもっちゃう人もいるんだって。先生にも、誰にもわからないみたい。私としては、この3連休のうちには生まれると思っています。無事に出産できますように。・・・願いをこめて、また帰りにケーキ買って来ちゃった。
 やりたい放題・・・。

「ぼくのぱん わたしのぱん」

2005年09月16日 23時34分25秒 | みゆみゆとの生活
「ぼくのぱん わたしのぱん」は、みゆみゆが今お気に入りの本の中のひとつです。
夫の実家から持ってきた本で、裏表紙にひらがなで夫の名前が書いてある。表紙も破れてしまっている年代物(1978年発行)。

内容は、ずばりパンの作り方。はっきり言って、あまり面白くない。はじめは、みゆみゆを寝かせる時用に、布団で寝転びながら、なるべく単調につまらなーく読み聞かせていた。2度ほど読んでいる途中で寝てくれ、成功したと思ったのですが。

どうやら気に入ったらしく。
そんなに何回も読んでやった覚えはないのだけど、早くも一部暗誦できることが判明。今日、みゆみゆが本を広げて読んでいるのを聞き、耳を疑いました。

「いーすとは、こうぼという かびだ」

思わずうなってしまいました。間違いなく、現時点で私より記憶力がいい  
円周率5万4000桁暗誦のギネス記録を破るのは、みゆみゆかも!
ん~、もうちょっと他に活かす方法ないかなぁ。(アイデア募集中)

風紀委員

2005年09月13日 22時41分06秒 | みゆみゆとの生活
みゆみゆは、ボタンが大好き。
思えば、さかのぼること1年。一人で歩き始めたころ、保育園の先生のエプロンについているボタンをやたらと触っていたらしく、先生に「みゆちゃんってボタン好きですねぇ」と言われたこともあったのでした。

最近は、私のボタンが気になって仕方ないらしく、ブラウスの第一ボタンでも開けていようもんなら、すかさず飛んできて、「ボ、タン、パッチン!」と言ってきます。
ボタンが開いてるなんて、だらしない!けしからん!・・・とばかりに。

困るのは、薄手のカーディガンやシャツを軽く羽織っているとき。
「ボ、タン!こっちも!こっちも!」と連呼して、下まで全部ボタンを留めさせようとします。
ところが、臨月の私のお腹では、ボタンが下まではまらない!
・・・と訴えても、生活指導(?)に命をかけるみゆみゆに伝わるわけもなく。しぶしぶボタンをぜんぶはめさせられることに。
その結果、みぞおちの辺りまでたくし上げた形で無理やりボタンを留め(とっても変な格好です)、みゆみゆが目を放した隙に急いで脱ぎ捨てる(みゆの目に留まらないところに片付ける)、という面倒なことになります。

そんなみゆみゆ、一昨日ついに自分でパジャマのボタンを全部留められるようになりました。それも30分ほどかけて。
根気あるな~、と感心し、「よーくできた、よーしよし」とムツゴロウさんのようにようく褒めてあげました。
しかしボタンのとりこになってしまったみゆみゆ、その後1時間以上にわたって、ボタンをはめてははずすことに夢中になってしまいました。最終的には私が「もう、ボタンさわらないの!」と怒って、みゆみゆは「エーン」と泣き、ようやく眠りにつけたのです。

自分で歯止めが利かないほどに凝り性なのは、遺伝かね~。よくよく考えれば、私も夫もそういうとこあるなー。

耳鼻科

2005年09月12日 21時47分53秒 | みゆみゆとの生活
みゆみゆの鼻水があまりにひどいので、久しぶりに私が耳鼻科へ連れて行った。
いつもはとっても混んでいる、人気医院なのですが、今日はガラガラ。受付で診察券を出すと、すぐに「中待合へどうぞ」と言われました。
今って閑散期なのね 病院経営ってのも大変だ~。

「中待合」で待っている間に、恒例の、みゆみゆとのお約束。これから起こることを予告しておくだけで、子どもの恐怖感は軽減され、パニックに陥ることを予防することができます。
・・・とは言っても、耳鼻科は子どもの嫌いな科の代表格。泣かれることははじめから覚悟して連れて行っているのですが。

・みゆさーんって呼ばれたら、『はーい』って答えて、中に入るよ。
・中に入ったらおイスに座って、先生に『もしもし』してもらうよ。
・そのあと、先生がお耳をコチョコチョってやって、お鼻をジュルジュルーってやって、のどアーンてしながらプチューってやるよ。
・でも、ぜーんぜん痛くないし、怖くないからね。泣かなくていいよ。

文章にすると意味不明やなぁ。
これを、ジェスチャー交じりで3回くらい繰り返し、しつこく言い聞かせました。そして最後に、「わかった?」と聞き、「はーい」と言わせました。

そして、いざ診察室へ。
耳鼻科の先生は、大きなマスクをしており、頭にライトをつけています。みゆは私のひざの上に座るのですが、診察の時はあっちからもこっちからも手が伸びてきて、看護師さん3人がかりで押さえつけられます。で、無理やり顔を右に向けられたり左に向けられたり。最後は鼻水をくだでジュルジュルーっと吸引され、のどに薬液を噴射されます。
これ、私がされたら泣くな
でも、我らがみゆみゆ、泣かなかったのです。えらーい!終わった後は、先生にきちんと「ありがとう」とお礼まで言えました。気持ち悪いくらいいい子でびっくり。

しかし、この年でこんなに病院慣れしてるってのもちょっとかわいそうなような・・・みゆみゆが健気に思え、思い切りほめてあげました