お灸!

お灸にはまっています。 お灸や漢方などの勉強をまとめてみたいと思いました。 「個人的感想」ですけど...

なぜ毎日?

2010-07-31 08:16:39 | Weblog
毎日お灸の前に、女房の脈診を
します。 何年もやっていると気づ
きますが、人間の体調というのは、
毎日変化しているものです。

それも変化の仕方が、様々です。
ゆっくりと変わるもの、翌日にはガ
ラッと変わるもの。 その部位によ
り、お灸への反応も様々です。

毎日変化している脈を診ていると、
もしかしたら、これが人間の常態
ではないか、と思えてきます。 毎
日変化することが本来の姿、とい
うことです。

こじつけに聞こえるかも知れません
が、毎日変化する体調を、毎日
のお灸で本来の状態に戻している
と考えれば、お灸をなぜ毎日する
のかの答えが、出てきますね。

尊厳?

2010-07-30 08:16:42 | Weblog
法務大臣が死刑執行書にサイン
して、執行されたとのニュース。 そ
れはそれで、ひとつの決断だと思い
ます。 死刑を支持するか否定す
るかは別として。

しかし、これはあまりにひどい。 ひ
どすぎます。 野党がこれに対し、
選挙で落選した人が署名していい
のか、と言ったとか。

死刑囚の生命も、尊厳のある生
命にかわりはありません。 犬だっ
て、仲間が死ねば元気が無くなり
ます。 それが生命の尊厳です。

その生命を単なる「政争の種」に
しようとする、その心根の卑しさ。
こんな、日本の政治が卑しく見え
るニュース。 聞きたくもない...

ダイヤの粒?

2010-07-29 08:39:41 | Weblog
いわゆるお医者さんでも、名医か
どうかは、なかなか判定が付きにく
いものです。 医療技術に長けた
先生が、必ず名医かというと、そう
も言えない気がします。

高度な医療技術を追い求めるあ
まり、生身の、目の前にいる患者
の痛みに鈍感な先生も、たくさん
おられます。

だからといって、患者に名医だとさ
れているお医者さんが、そうかも、
これまた分からないものです。 患
者は弱い立場なので、冷静で合
理的な判断はできないでしょう。

身近な西洋医ですら、なかなか
良い医者を探し出せないのです
から、日本で医療とは認められな
い漢方の、良い鍼灸師さんを探
すとなると、これは砂浜でダイヤの
粒を探すような...

また聞き?

2010-07-28 08:08:36 | Weblog
ブログのコメントの中に、逆子(さ
かご)について質問されたものがあ
り、気になっていました。 ずいぶん
前のコメントですので、無事に出
産されたことを祈ります。

「深谷灸法」にも記述があります
が、私も女房も実証するすべが
ありません。 そこで、知り合いの
鍼灸師さんに伺ってみました。

出所は分からないが、施術例の
8割ほどの成功確率があると聞い
ているとのこと。 ただご自分では
施術した経験が無いそうです。

8割というのは、あなどれない数
値ですが、あまりに確率が高すぎ
て、にわかに信じるわけには...
どちらにしても「練達の」鍼灸師
さんを探す方が、難しいですね。

実証の範囲?

2010-07-27 07:57:10 | Weblog
久々に、本当に久々にこのブログ
のコメント管理をやりました。 本
来はブログに付けていただいたコメ
ントに反応することで、このブログも
発展していくのでしょうが、どうもそ
れは私のスタイルでは...

それにコメントの大半が、いわゆる
風俗系ですので、それを確認する
のもイヤで、失礼ながらすべてのコ
メントに反応しない、現在の形に
しております。

ただ、まじめな、気にかかるコメント
もあります。 しかしこれとても、私
はプロの鍼灸師ではありませんし、
私の実証の範囲は、女房と私自
身に限られます。

私の中途半端なコメントで、治療
の機会が遅れるようなことがあって
は、このブログを続けている意味が
ありません。 どうぞご寛恕ください。

コンピュータモデル?

2010-07-26 07:50:04 | Weblog
クルーグマン先生のマクロ経済学、
読み出したと言うものの、まだ始め
も始めの部分ですが、えっ、と思う
ような記述を見つけました。

米政府はコンピュータモデルを使っ
て国税政策案の効果を推計して
おり、多くの州政府も同様なモデ
ルを使っている。

そんな議論、聞いたこと無いです
ね。 たとえば消費税を1%上げ
れば経済はどうなるのか、日本の
コンピュータ技術や経済学で簡単
に計算、推計できるはずです。

その数値を公開して、上げるだの
下げるだの議論すれば、お前はバ
カだの、オレだけが正しいだの、つ
まらない水掛け論を聞く必要が無
くなると思うんですがねぇ...

夏風邪?

2010-07-24 08:20:20 | Weblog
毎日の猛暑。 私はどうもエアコン
が苦手で、夜だけエアコンをつけて
います。 その替わり、上はランニ
ングシャツ、下はアンダーパンツのみ
という状態...

夜になってエアコンをつけたのに、
そのままのかっこうでいましたら、何
だか鼻がグスグスする... こりゃ
夏風邪のかかり初めですね。

いつもの大椎(だいつい)、陶道
(とうどう)を中心にお灸してもらい
ました。 ぐっすり眠ったら、翌日は
ずいぶんとグスグスが軽減。

まだまだ夏は始まったばかり。 暑
さと冷え、正反対の対応が大変
ですが、お灸と睡眠で、何とか乗り
切りたいと思います。

おさらい?

2010-07-23 07:59:01 | Weblog
先生は、精神鑑定で犯行当時の
精神状態を正確に判断するのは
不可能だ、と書かれています。 
犯罪前の行状、犯罪後の診察
時の状態を診るしかない...

これもおかしなことです。 犯罪後
の状態と言っても、通常、鑑定が
依頼されるのは、逮捕され何度も
取り調べを受け、自分が何をしたか
十分に「おさらい」した後でしょう。

犯罪時の興奮から離れ、拘束さ
れ、記憶や感情が整理された時
点で診断すれば、大概の人は善
悪の判断がつく、と診断されてしま
うと思うのですが...

結局、「その時」の状態は判断で
きないのに、鑑定だけは一人歩き
する。 これ、お金や時間を掛け
て、やることなんですかねぇ...

結論は逆?

2010-07-22 07:09:17 | Weblog
その中のいくつかで先生は、善悪
の判断がつかない状態でなかった
と鑑定されています。 ところが記
述を読むと、そうではないのです。

ある被告は犯罪後少しして、とん
でもないことをしてしまった、と気づ
いた、とあります。 これがおかしい。

もしそうなら、「犯罪中」はとんでも
ないこととは考えていなかった、善
悪の判断は飛んでしまっていた、と
いうことになります。

つまり、一時的に善悪の判断がつ
かない状態で犯罪行為をしてしま
った、ということでしょう。 そうなら
先生の結論は逆だということになる
はずですね。

精神鑑定?

2010-07-21 07:52:08 | Weblog
凶悪犯罪が起こる度に、弁護士
が精神鑑定を請求します。 ああ
またか、と思う人も多いでしょう。
これは刑法に、犯罪を起こしても
処罰されない例外があるからです。

自分のやっていることに善悪の判
断がまったくつかない人は処罰され
ず、一時的にそのような状態にあ
る人には、刑罰を軽減します。

弁護士はこれを狙っているわけで
すが、この精神鑑定については問
題が多いのです。 林幸司著「ド
キュメント精神鑑定」を読むと、そ
れがよく分かります。

林先生は、警察・検察側に立って
鑑定をしてきた人で、その鑑定の
実際を、いくつかケーススタディと
いう形で紹介されています。