徒然なるままに・・アメリカ、そして日本

二度のアメリカ生活。
ボストン・オハイオ州・フィラデルフィア郊外に住み、
2010年夏、日本に帰国しました。

インフルエンザ

2006年02月23日 | アメリカ歯科・医療事情
末っ子がインフルエンザにかかった。この時期、私が住む地域や日本でも大流行。
薬の事や、合併症が問題になっていたりするが、おかげさまで末っ子も元気になりました。参考までに彼女の経過をご報告。
インフルエンザ情報サービスなんていうサイトも見つけました。

1日目>
その日は夕方いつものようにジムに行って思いっきり暴れてきた。
帰ってシャワーを浴びて、夕食の時間になったら、 「頭が痛い・・・」と言うではないか。そんな急に・・と思いつつ、熱を計ったら微熱。咳とのどの痛みも急にでてきた。そういえば、ジムからの帰りの車の中で、「今日はいつもより体が硬かった」と言っていたけど、その予兆だったのかな?
取りあえず、家にあった咳止め兼風邪薬を飲ませて寝かせた。

2日目>
次の日の朝は101°(38℃超)位まで上がっていた。解熱剤(Motrin)と唯一彼女が文句を言わずに飲むシャーペット状の風邪薬(Pedia Care)を買ってきて飲ませたが、一旦熱は微熱程度に下がったものの、お昼にはまた101°台に。この薬については、この方のブログに詳しい事が載っております。
急に症状が出た事と、全身症状があまり良くない事を考えても、きっとタダの風邪じゃないなぁと思って、すぐに掛かり付けの病院に電話して診てもらう事にした。
のどはそんなに真っ赤じゃないから、STREP THROAT(連鎖球菌咽頭炎)よりはインフルエンザだなぁと思っていたが、それが的中。やっぱりインフルエンザだった。一日2回5日分服用する液体タミフルの処方せんをもらって一旦帰宅。
その後、上の二人が帰ってから、末娘を一旦家に置いて、薬局にタミフルをもらいに行ったのだが、最初に行ったGスーパーの薬局では”液体の”タミフルは無いと言う。次の薬局Wでも同じ。でも、そこの薬剤師のお兄さん、近くのKスーパーの薬局にあるかどうか電話で確認してくれた。この時、彼がどれほどハンサムに見えたか・・・。結局、近くのKスーパーの中の薬局で液体タミフルをゲット出来た。

話はそれるが、実はこんな事は初めてではない。別の薬をもらいに行った時も、実はこれと同じ順路を辿った事がある。それも、痛み止め。今回もそうだが、出来るだけ早く飲ませたい薬なのに、薬局たらい回し・・。次からは最初から薬局Kに行こうと思った。

その夜>
一番大変だったのが、その日の晩。タミフルは飲んだ物の、彼女の体温はみるみる上昇。とうとう104°(40℃)を超えた。これ以上上がったら、救急病院に連れて行こうと思い、電話番号を調べたりしていたが、そこまでは至らず、ホッとした。

三日目>
熱が出始めて三日目の朝は、102°(39℃)で迎え、二度目のタミフルをのんでさらにひるには、100°代まで下がり、夕方には平熱に戻った。

その後>
熱が下がってもまだフラフラしていたし、他人に移す可能性があるので、次の日も一応上二人からは隔離。もちろん彼等は、あわよくば移って自分も予期せぬバケーションを得ようと寄って来てたけど・・・。時々窓をガーッと開けて換気もしました。インフルエンザ菌よ、出て行けーって。もちろん、末っ子の居る所は暖かくしてたよ。
結局、平熱に戻って4日間家で安静にした後、登校させた。その日は彼女の誕生日であり、いそいそと出かけて行ったよ。もちろん、学校の友達や先生に配るためのドーナツを山ほど抱えて・・・。

タミフルが色々指摘されているようですが、インフルエンザになったら医師の指示に従う他にありません。そして、子供の様子を良く観察する事です。さらに、万が一様子に変化があった場合には、すぐに対応出来るように、病院や救急病院の電話番号、そしてその際に言わなければならないであろう、英語の文章を書き出しておく事が必要だと思います。子供の様子を一番良く知っていて変化に気付くのも、つらい時にそばにいて安心させてあげられるのも、親であればこそですから。

それから、何よりインフルエンザにかからないために、栄養と休息をとり、ウガイと手洗いの励行などの予防に心がけましょう。ちなみに、何にもしなくても、こんなにインフルエンザ菌にまみれていても、丈夫な私のような珍しい人間もおります。
コメント (12)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「歌バカ」平井堅とか・・ | トップ | アメリカのお巡りさん »
最新の画像もっと見る

12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
大変な・・・ (Az)
2006-02-23 10:09:34
それは大変苦しい闘病でしたねぇ。

おまけに薬を求めて何件もはしごするのは

きびしいっ!!

最終的に薬が手に入ってよかったです。

お嬢さんも元気になったようで。





看病疲れなどないようにね☆
返信する
Azさんへ (Miwa)
2006-02-23 12:00:50
ありがとうございます。☆

見ていて、かわいそうでしたよ。

それなのに、ブログのネタにしてしまいました・・。悪い母です。

でも、子供が病気の時には、子供にもお母さんにもエールを送りたいです。
返信する
お疲れ様でした。 (Konastu)
2006-02-23 13:46:51
いろいろ大変だったんですね~学校行けるようになって一安心ですね。しかし…薬探すのって意外と大変なんですね。日本だったら病院の薬局でもらえるのに、薬屋に行かなくてはならないのがけっこう面倒です。

病気になった後のやらなくてはならないことのアドバイス、なるほど~って思いました。いつ、急変するか分からないですものね。もし、インフルエンザになったらMiwaさんのブログを参考にします。ネタにしてくれてありがとうございました。
返信する
良かったです (Hidemi)
2006-02-23 14:31:55
家族が病気になった時って、本当に辛いよね。そういう辛い時に助け舟を出してくれると、とてもありがたいし人の温かみをとてもとても感じられる。

気丈に細かく書いてくれました。お疲れ様です。

薬を知ること、きちんと診断を受けること。大切な事です。

日本でも、院外処方をする医院が増えてきましたね。2年前(日本に住んでた時ね)今回のケースのように、行った薬局に薬がない!っと、あちこちに電話してもらっている患者さんを見かけたことがあります。・・・が、2回も同じケースをくり返したなんて(-_-;)

miwaさんも油断は禁物ですよ♪

返信する
参考になるわ (つくし)
2006-02-23 22:42:10
娘さんには悪いですが、ネタにしてくれてどんなに勉強になったか!

登校した日は娘さんの誕生日とは...快気祝いもかねて飛び切りBIGな食べたんでしょうね

miwaさんも気をつけるのよぉ~
返信する
Konatsuさんへ (Miwa)
2006-02-24 08:22:23
そうなの何処の薬局もすべての薬を置いてないのよね・・・。

買い物しながら薬もらえるから便利だと思ってたけど、実際自分が歯科でSurgeryを受けた時には、買い物なんて気分じゃなくて、カウンターの近くで待ってたし。ケースバイケースです。(ちなみに、日本語で「ケースバイケース」と言いますが、英語では「as the case may be」だそうです)
返信する
Hidemiさんへ (Miwa)
2006-02-24 08:29:54
家族が病気なと切って、ほんとみんな優しい。普段ケンカしてても、優しい兄姉。私まで労ってくれました。こんな時は、自慢の子供達になります。

病院はなかなか行きたくない所だけど、医師の指示に従わない事にはどうしようもありませんよね。
返信する
つくしさんへ (Miwa)
2006-02-24 08:33:05
彼女はつねに、"ネタ"提供者です。

は、まだなの。私も元気だけど、疲れちゃったかな? だから、家族でのお祝いは週末に延期です。

でも、クラスの先生は盛大にお祝いしてくれたみたいです。今年は男の先生なので、色々と豪快なのだ。
返信する
また、また・・・ (Konatsu)
2006-02-24 13:44:12
またまた、勉強になりました。as the case may be って言うんですね。教えてくれてありがとうです。この前も”アルコール”の発音が違うと初めて知りました。”アルコホール”でしたっけ?”ビタミン”も”バイタミン”って言うんですよね。日本語英語ってやっぱりダメですよね~
返信する
Konatsuさんへ (Miwa)
2006-02-25 07:53:49
ホホホ・・・

夫曰く、脳みそがキーボードと直結していて、に繋がっているんです、私。「ケースバイケース」って、英語でタイプしようと思って、一応辞書ソフトで調べたのよ。そしたら、この結果。何事も疑問に思ったら調べるに越した事ないなぁ~なんて自己満足してました。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

アメリカ歯科・医療事情」カテゴリの最新記事