徒然なるままに・・アメリカ、そして日本

二度のアメリカ生活。
ボストン・オハイオ州・フィラデルフィア郊外に住み、
2010年夏、日本に帰国しました。

Szechuan Lei Lei と Lemon Grass

2009年03月31日 | Philadelphia周辺情報
メジャーではないけれど、お手軽価格でそこそこ美味しいレストラン。

King of Prussia mallから車で5分ほどの所にある、Lemon Grass Thai Cuisine(314 S Henderson Rd King Of Prussia, PA 19406 (610) 337-5986)というタイ料理のレストランに、ランチタイムに行ってみました。
ランチタイムは、10種類のメインから一品、三種類のアペタイザーから一品、6種類のスープからスープを選んで、$8.95です。なんとなくお得な感じ。
ネットでの評価にかかれてあるとおり、ウエイトレスは愛想が悪いですが、そんな事を最初から期待していなければ、美味しくいただけます。

更にお値段が安くて、しかもウエイトレスもフレンドリーだったのが、Manoa Shopping Ctrの裏側の目立たない所にひっそりとあるSzechuan Lei Lei (1345 W Chester Pike, Havertown 19083 Phone: (610) 789-6828)という、中華料理レストラン。



ランチタイムなら、一人一品$5程の値段で食べられます。家族三人で行っても$20でおつりが来るという、ファーストフード並のお値段です。ただ、お味は悪くないのに、場所が場所だけに、目立たないのでお客の入りも少なく、私達が行ったのは土曜の午後1時頃にもかかわらず、貸し切り状態でした。

アメリカのレストランって、支払いがテーブル会計だったり、チップも払わなきゃいけなかったりで、最初はちょっと戸惑いました。チップも「15%きっちり計算しなきゃ」と計算したりもしていました。レストランに行くのも気合いが入ってましたね。(笑)
だんだん慣れちゃって、ウエイトレスやウエイターが「How's every thing?」とフレンドリーに声をかけてくれるのを喜んでいた時もありましたが、時にそれがただのポーズだと気づいてがっかりしたり、何度も来るのでうるさく感じたり・・・。
時にはテーブル担当の人と話しが弾む事もありますが、逆にお料理だけ出してくれたら放っておいてくれる事が、時には嬉しかったりします。あまりに放ったらかしも困りますが。

Antique show in Atlantic City

2009年03月30日 | Philadelphia周辺情報
週末にAtlantic city convention centerで開かれていた、「Atlantique City」と言うタイトルのアンティークショーに出掛けてきました。Atlantic city と Antiqueをもじったタイトルにするなんて、おもしろいです。

我が家から車で約一時間半、霧雨の中車を走らせ、Atlantic Cityに到着しました。
高速道路をおりると、カジノとアウトレットとコンベンションセンターが建ち並ぶ街の中心部につきます。
アムトラックの駅もあり、色んなものが凝縮されている感じでした。ビーチもあるので、夏にはすごく混雑するような気がしたのですが、どうなんでしょう?

アンティークショーのチケットは、実は前回出掛けたアンティークショーで買い物をした時に、お店のおばちゃんからいただいた物でした。二日間有効で$25分のチケットを二枚いただいていたのですが、末娘の分一枚は現地で買いました。一日だけのチケットは$20でした。前回のアンティークショーは、入場料が$5だったので、今回は高かったなぁ・・。

 

今回のアンティークショーで、「おぉ~」と目を引いたのは、日本刀の鍔がずらーっと並べられていたケースでした。一つ一つに模様が掘られていて、職人が丹念に作ったんだなぁ~と感じました。でも、その鍔がついた刀で、誰かを斬ったのかも知れないと思うと、ちょっと・・・。
それから、ルイビトンのがらのバックやトランク、ベンチや大きな箱などずらーっと並べているお店もありました。さすがに、これは本物じゃないですよねぇ。

 

結局、目ぼしいものは見つからず、末娘が1950年代に作られたであろうネックレスを一つ買っただけでした。でも、アトランティックシティーまでドライブ出来て、良かったです。お天気が良ければもっと良かったのですが・・・。

こうしたアンティークショーに出掛けると、チラシやパンフレットなどが、あらこちらに置いてあります。それをもらってきて、次のアンティークショーに出掛けてみたり、お店に立ち寄ったりするのでしょうね。
こうしたアンティークショーは、あちらこちらで催されていて、先週はWest Chesterでもあったようなんですよ。
来月下旬4/18-21には、フィラデルフィアでもThe Philadelphia Antiques Showがあるようです。

さくら咲く!

2009年03月29日 | Philadelphia周辺情報
昨日は、娘のピアノのレッスン。
先週つぼみだった桜が、見どこに満開になっていました。

フィラデルフィアでは、スバル・フィラデルフィア桜祭りが開催れています。フェァマウントパークには、フィラデルフィア日米協会が約10年かけて植えた1000本の桜の木があるそうです。来週日曜4/5が、桜祭りのハイライト「SAKURA SUNDAY」だそうですが、今週あたりの桜の開き具合はどうでしょうね。4/5は、センターシティーのユニオンリーグ(Broad St & Samson St)前からシャトルバスも運行されるようです。
桜祭りのサイトはこちら→「桜祭り日本語サイト」

 

でも、アメリカのある地域では、雪や雨で洪水になり、その後の寒波でそこに氷が張り、大変な事になっている地域もあります。
被害者の方々が一日も早くもとの暮らしに戻れますように。

West Chester

2009年03月27日 | Philadelphia周辺情報
センターシティーからだと車で西に約1時間ほどのとろに位置するWest Chesterという街に行ってきました。
今日はあいにくのお天気で、小雨がちらついていました。雨女の実力を発揮してしまいました。

 

18世紀の後半、Turks Head Innが初めて鉄道で旅行する人達に軽食を提供するようになり、ウエストチェスターは世界中からの旅行者をもてなす街になりました。そして、チェスターカウンティーの中心地となり、ウエストチェスターという街になったそうです。

古いビルがたくさん保存されていて、1833年にウエストチェスターで初めてオフィスビルとして建てられた建物も残っています。現在はThe Lincoln Roomと言うレストランになっていますが、アブラハム・リンカーンが大統領候補になるための活動がここで行われたらしいです。

ランチは、Limoncello Ristoranteでいただきました。イタリアンブッフェが$9.95、しかもコーヒーor紅茶付きです。ビザ、ポークリブ、チキン、白身のお魚のメインはもちろん、サラダや温野菜もたくさんあって、とってもお得です。
ついつい食べ過ぎてしまいましたが・・・。まぁ、いつもの事ですがね。


左上 / Limoncello Ristorante右上 / 帰りに買ったベーグルとミニマフィン下 / ランチブッフェ

帰りは「Bakery」と言う看板に引きつけられ、Country Bagel & Bakeryというお店で、ベーグルとミニマフィンを買って帰りました。余談ですが、このお店の前で、すっごく久しぶりに縦列駐車で車を停めたのですが、ものすごく苦労しました。

生の声

2009年03月26日 | サバイバル in America
世の中「不況」のニュースばかりですよね。最近は、「回復の兆し」なんてニュースもありますが、バブル崩壊後の日本を見ていても、そんなに簡単じゃない事は百も承知です。
オバマ大統領は、「史上最大の借金を背負った大統領」なんて言われていたりもしますよね。

ここフィラデルフィアも市の財政がかなり厳しいらしく、秋に市長が経費削減のために、公共図書館・公共プールを閉めるなど提案してから、反対する人達のキャンペーンが続いていました。最近、図書館は各方面からのサポートで閉じなくてもすむようになるらしいですね。

フィラデルフィア市は、歴史が有り観光客が多い反面、居住区の治安はよくありません。
アメリカの多くの都市で見られるように、お金のある人達は郊外に家を構え、残る住民は貧しい人が多くなり、家族が食べる事で精いっぱいの人々は、子供の教育などにはかまっていられなくなってきます。そのため、市の財政も厳しくなり、教育も行き届かなるのです。

図書館閉鎖のニュースを聞いた時に、「本を読むだけなら、公共図書館が無くなっても、学校に図書館があるから良いじゃない」と思ったのですが、驚いた事に学校に図書館は無いのだそうです。"学校にあって当たり前だと居っていた図書館が無い"という、その事実を聞いた時、私はとても驚きました。
それだけでなく、フィラデルフィア市内では、公共図書館が親が忙しい子供達の放課後のシェルターのような役割を果たしていたようです。親が仕事をしている間、子供達は図書館で宿題をしたり、コンピューターを使ったりして時間を過ごしているのだとか。

実は、先日のヒラリー・ハーンのコンサートでサイン会の列に並んでいる時に、フィラデルフィアのハイスクールの社会科の先生をしていると言う女性と知り合いました。
彼女が言うには、「社会を教えるにもリーディングが出来ないと教えようが無い。フィラデルフィア市内のハイスクールの生徒のリーディングのレベルは低くて、ハイスクールでもリーディングをレベル分けして、年齢はハイスクールでもミドルスクール程度のリーディングレベルで教えるクラスが出来るのよ」との事でした。そのためにも「図書館が無くなっては困る」と言っていました。
先日のオバマ大統領の議会での演説の時に、大学中退率が50%もある事に驚いたのですが、彼女はそれも事実だと言っていました。アメリカでは義務教育であるはずのハイスクールですら卒業出来ない生徒もいる事も。
ハーバード大学、スタンフォード大学など、世界的に有名な大学がある反面、教育レベルの低下と言う問題も抱えているんだなと改めて気がつきました。

日本からの駐在員で学校に通うような子供が居る家族は、フィラデルフィア市内のような地区に住む事はまずありません。今回、彼女と知りあった事で、初めて現場の生の声を聞いたようで、ほんとうに驚きました。
そんな彼女、この夏には日本に研修旅行に行く予定だそうです。ただの観光だけに留まらず、なにかを得、そしてアメリカのクラス社会の中でサバイバルしている子供達のために頑張って欲しいと思いました。

その座席にご用心

2009年03月24日 | Philadelphia周辺情報
日曜日に、先月から予定していたフィラデルフィアオーケストラのコンサートに出掛けました。



ブログラムは、ラベル作曲「クープランの墓」、プロコフィエフ作曲「ヴァイオリン協奏曲第2番 ト短調 Op.63」、ストラヴィンスキー作曲「火の鳥」の三曲でした。

オーケストラの演奏は、いつもどおり素晴らしかったです。
実は、「火の鳥」は長男がかつてユースオーケストラで演奏した事があります。末娘が、この曲が終って開口一番に、「全然違う」と言っておりました。かなりの難曲なので、地方のユースオーケストラとアメリカ五大オーケストラにも数えられるフィラデルフィアオーケストラでは、差があるのも仕方がないです。

また、バイオリニストはLisa Batiashviliでした。彼女のバイオリンは1709年製のストラディバリウスで、日本音楽財団からのリースです。
この日本音楽財団は、多くの名器を所有していて、日本人の竹澤恭子氏諏訪内晶子氏を始め多くの演奏者にリースしているようです。

前回出掛けたフィラデルフィアオーケストラのコンサートヒラリーハーンのリサイタルも、選んだ座席は、ステージに向かって左側のボックス席。値段の割には、ステージがよく見えて良かったので、今回も左側のボックス席にしました。
・・・・が、今回の席は、ステージが半分以上隠れてしまうのです。
このホールのバルコニー席は、チェロの形をしていて、微妙にカーブしていて、そのカーブの角度のおかけで、見えにくい席だったようです。

楽しみにしていたシャルル・デュトワの指揮をする姿も、娘に見せたかったバイオリニストも見えませんでした。
しかも、私の隣(ステージに近い側)の人が少しでもと乗り出して見ていると、コントラバスの一番後ろの演奏者がやっと見えるくらいでした。
体をのり出せばみえるのですが、高所恐怖症の私。それよりも、後ろの人に悪いと思うと、ずっとのり出した姿勢見るのも気が引けてしまう、日本人気質の私。

曲が終って、指揮者がソロを担当した演奏者を立たせる場面も、拍手に応えて何度か出たり入ったりする場面も、いったいステージで何が起こっているのか、さっぱりわからず・・・。
ステージは観えない、曲はつまらないで、バイオリンコンチェルトの間、堂々と爆睡する末娘。「せめて、ばれないように寝なさいよ!」とわけのわからない叱り方をする私。もう、心の中は「金返せぇ~!」状態でした。

幸い、外はすがすがしいお天気。何枚か壁画の写真を撮り、ちょっと発散。

 

それでもやっばり、むしゃくしゃしていたのでしょうね。夕食はLONGHORN steakhouseで、ガッツリ食べてきました。

Spring!

2009年03月21日 | サバイバル in America
今日は春分の日。
気温はそんなに低くないのに、ちょっと雪がちらついていて、「なごり雪?」なんて思いました。

毎週、末娘がピアノを習いにいっているビルの駐車場で、桜の木を発見しました。
いままで数ヶ月間、車を停めていたのに、それが桜の木だと気づいたのは、先週。
つぼみがちょっと膨らんでいたので、それが桜である事に気がつきました。
今週からは、毎週その桜の写真に収めたいと思います。 小学校の理科の「観察日記」のようですね。

 
 


曇り空で、写真はいまいちですが、桜の方は、少し開いている花もありました。
他の木はまだ葉も出ていないのに、こうして春を感じさせてくれる桜ってすごいとかわいく思ってしまいました。

久々の洗車

2009年03月19日 | サバイバル in America
久しぶりに、愛車を洗ってあげました。スッキリしちゃって、車も気持ち良さそうに見えます。



冬の間は、アパートの洗車場の水道が、凍結防止のため止められるので使えませんでした。
Thanksgivingのあたりにはすでに使えなかったので、約5ヶ月間ほどかな?

オハイオではガソリンスタンドにあるドライブスルーの自動洗車機を利用していました。
ガソリンを入れる時に、給油するポンプの所の画面で「Car wash?」と聞かれるので、「Yes」を選択するとレシートに番号が印刷されます。
洗車機のタイヤの溝にうまく入るように運転して行って、機械にレシートの中の番号をインプットすれば自動的に始めてくれる。ギアをニュートラルに入れてジッとしていれば、あとは全自動で、洗車機が洗って、リンスして、風で水しぶきを飛ばしてくれるので、一度も車から降りる事なく、洗車完了
窓を閉めていないと、大変な事になりまずが。

その自動洗車機のあるガソリンスタンドが、今は近所にありません。住む土地にによって違うものですね。
男の人が数人で寄ってたかって洗ってくれているCar washがあるは知っています。でも、お値段を聞いて躊躇しておりました。
$3でドライブスルーのCar washも見つけました。でも、近くを通る時にはいつも行列が出来ているので、洗車しそびれました。ボストンに住んでいた頃も、この手の洗車場を利用していましたが、当時一回$11だったような記憶があります。高かったなぁ~。
こうして、車汚いなぁ・・・と思いながら、5ヶ月はあっという間に過ぎて行きました。

だから、先週アパートの洗車場の水藤が使えるようになったのを知った時には、ホッとしました。
明日雨が降りそうだとか、そんな事は考えていられません。
とりあえず、一度車についた垢を流してあげなくちゃと思ったのです。車の中も、掃除機をかけ、ホントにさっぱりしました。

とはいうものの、私の乗っている車は、あまり汚れの目立たない色。
洗った後は気持ち良いんだけど、これをキープしようと言う気持ちはあまりなく、いつも散々汚くなってから洗うので、次に洗車するのはいつになる事でしょうね。

インディアンに学ぶ環境問題

2009年03月18日 | 英会話奮闘記
英会話の先生から、「SHAMAN'S CIRCLE」と言う絵本を紹介していただきました。
日本語に訳された本も出ています。




 GATHERING LIFE'S TOOLS

From my grandmother I learned courage, the kind needed
    to fight for when I believe in. From my grandfather
I learned patience, the winter he went hungry so that
    our family could eat. From both of them I learned to care
For the smallest things, unnoticed until one learns to see
    beyond the clutter path. Corn commanded me to listen
    to its growth and the field mouse took me along
    on its journey to new horizons. My life was hard and my body ached
    from doing the work of a man when I was only a boy. My home
   was simple, yet it contained the riches of a king, for love flowed

Like the river that sang me to sleep each night. From my mother I learned
    tenderness, the value of laughter, the importance of concern. From my
   father I learned how to hunt in the mountains and how to speak to the
   deer about his death. Among my people I was given the opportunity
To listen to stories passed down through the ages and exchange
   self-importance for wisdom. In solitude I found solace whenever I asked
   to be comforted, and in the wilderness I found mystery.

I gathered life's tools carefully, one by one. Now that I am a man,
   I know life's most important lessons came from those
   who recognized my ignorance, and merely called it youth.


この作者ナンシー・ウッドは、アメリカ・ニューメキシコ州のアメリカ原住民プエブロ部族を訪れ、彼等の生活から感銘を受け書いた物だそうです。

アメリカ原住民・族にインディアンとも呼ばれますが、彼等の生活は大地の自然と共にあります。
必要なだけしか動物も採らず、そして食べる時にもその動物に感謝していただく。動物の皮の部分は衣服とし、本当に無駄にしないような生活。

そう言えば、娘の日本の中一の国語の教科書に「江戸からのメッセージ」と言う単元があり、江戸時代の江戸の人々の生活を紹介されています。
「もったいない」精神で、物を大事に使っていた当時の人達。げたを買っても、すり切れるまで修理しながら履き、履けなくなったら燃やして燃料と使用し、残った灰ですら肥料として使ったと言う話しです。布も着物を縫い、古くなると赤ちゃんのおむつにし、それもすれきれるとぞうきんにし、最後はげたの鼻緒やヒモにして、最後はやはり燃料になります。この物の影には、作る人、売る人、修理する人が居て、一つのものに色んな手間がかけられていました。

どの世界でも、物・命を大事にする事は、遠い昔から受け継がれてきた事だったのですよね。
それが、社会がだんだん豊かになり、忘れ去られてしまった。「使い捨て」の紙皿やコップ、プラスティックのフォークやナイフを使うのが当たり前になってしまった時代。これで良いのかな?と、時々思います。

先日の議会でのオバマ大統領の演説では、環境問題も三本柱の中の一つに挙げていましたが、彼の住むホワイトハウスの暖房の設定温度は高めで、冬でもジャケットは要らず、ワイシャツで過ごしているとか。インタビューに行った記者も、汗をかくほどだったそうです。放送するテレビ側は、カジュアルな大統領とよく評価しているようでしたが、私ははなはだ疑問に感じました。それって、環境問題に逆行してないかな?と。

今の経済状況で、どんどんレイオフされて失業者が増えています。それは、とても厳しい現実です。
でも、そんな経済状況のもと、日々の生活を見直して、無駄を省く工夫が出来るのはけして悪い事ではないと思います。大量に買っては捨てていた食材、いつでも高温で設定していた暖房、使い捨ての品々・・・。こういう現状にならないと、気づかないのも悲しい現実ですが。

もちろん、文明社会に生活している人達が、急にインディアンやアーミッシュのような生活をする事は出来ませんが、少しずつ節約する事を考える事が出来ると言う事は、この不況の中で、唯一のプラスの一面かも知れません。

お手軽タイカレー

2009年03月17日 | サバイバル in America
ときどき食べたくなる、タイカレー。
アメリカでは、中国・韓国系のスーバーで、お手軽に作れるタイカレーペーストの缶詰めが売っています。
一時期、Wholefoodsでも見かけた事があります。

何種類か売っていますが、何がどう違うのか・・・・私にはあまりわかりません。



私は時々、取り憑かれたように「何か」特定なモノを食べたくなります。
そのタイカレーも、時々取り憑かれるものの一つ。

今回は、家にあったストックの缶詰めの中からレッドカレーペーストを使って、チキンカレーを作りました。
缶に作り方は書いてあるのですが、無視。ずっと前に友人から教わった方法をアレンジして作ります。
タマネギ・セロリ・ニンジンをみじん切りにしていため、そこにチキンをぶつ切りにしたものを加え、カレーペースト、ココナツミルク、ブイヨンを加えてグツグツ。適当に時間が経ったら、今回はピーマンのぶつ切りと、海老少々、ヤングコーンの缶詰め、マッシュルームを入れて煮るだけ。
お鍋いっぱいに出来上がりました。



今回は、ちゃんとジャスミンライスも炊いて、ナンまで作っちゃって、いただきました。
あ~、美味しかった。

でも、問題は「匂い」ですね。ナンプラーの匂いと、このカレーの匂い。
アパートの廊下中に匂っていたかも

アメリカの食器洗浄器

2009年03月15日 | サバイバル in America
アメリカならほとんどの家の台所に備え付けられている食器洗浄器、Dishwasherまたは食洗器のお話です。

今住んでいるアパートにも、もちろん付いていて、家族の人数が少なくなった分、手洗いしたりする時もあり、使用頻度は減りましたが、それでもやっぱり必需品です。その食器洗浄器が、数週間前からものすごい音を立てるようになったのです。それが、こちら。



でもまぁ、一応洗えているし使っていたのですが、マネージメントオフィースを通ったついでに、「食器洗浄器がうるさいんだけど。」とひと言と言っておきました。
そしたら、修理のおにいちゃんがその日のうちに見に来てくれました。いつもの事ながら、ここのマネージメント、仕事が速いです。だから、忘れている時にはすぐわかります。なかなか来ないから・・・。

ちょっと見た後、「良いニュースと、悪いニュースがあるけど、どっちから聞きたい?」と彼。
「もちろん、良いニュースでしょう。」と返事をすると、
「よし。良いニュースは・・・新しい食器洗浄器をいれるよ。」と。
「でも、時間がかかるんでしょ。」と言ったら、
「それが悪いニュースだよ。」と言われました。
彼が言うには、水を送るポンプがもうダメになっていたらしいです。

結局、それから3日後に新しい食器洗浄器を入れ替えてくれました。チャッチャッチャと、またもや仕事が速かったです。
それが、こちら。



写真を見ても、そんなに違う所がわかりませんよね。載せるだけソン
実物を見ても、そんなに違いません。
中の食器を入れる篭のしきり方がちがうくらいで、ほとんど一緒・・・。

でも、そんな事って日本じゃあり得ないかも?
なぜなら、古い食器洗浄器と新しいものでは、作られた年代が12-13年ほど違う。古い食器洗浄器が作られた時に産まれた子供が、小学校を卒業しちゃうんですよ
その間、家庭電化製品がほとんど進歩しないなんて、日本じゃ考えられないかも・・・

例えば洗濯機を考えてみると、二槽式の洗濯機が、全自動洗たく機になり、いまやドラム式の乾燥までしてくれる洗濯機になってたりするじゃないですか そうそう、日本でも使っていた食器洗浄器、その時に「一番」と思って買ったのに、どんどん新しいのが出て、後悔の嵐・・・ と、例を挙げるとキリが無い。

ただ、我が家は賃貸のアパートなので、グレードの低い物しか入れられてもらえないのも事実。ちょっと良い食器洗浄器になると、タイマーが付いていたり、上下二ケ所からお湯が出来るものもあります。(実はオハイオの家に付いていたのは、それでした)
でも、色こそ、白・黒・シルバーなど選べますが、ほとんどが同じ大きさ、同じ仕組みで動いています。
節水・節電、超音波洗浄など、日本の食器洗浄器のうたい文句になっているような食器洗浄器があるのかどうか・・・。こんど、ホームセンターで見てこようかな。

でも、まぁ、それがアメリカ。台所のサイズはどのキッチンも同じ。ホームセンターに売っている色んなパーツを買って来れば、器用で力持ちの人なら、自分で台所のリフォームも可能な国です。
日本のように日々進歩してもしょうがないのかも知れませんね。それがまたこの国のおおらかで良い所なのかも知れません。

What I've learned

2009年03月14日 | 英会話奮闘記
今通っている英会話クラスの先生は,元ESLの先生,とても素敵な女性です.
そんな彼女が,哲学的な文章を紹介してくれるときがあります.今週は「What I've learned」を紹介してくれました.

「I've learned that if you pursue happiness, it will elude you. But if you focus on your family, the needs of others, your work, meeting new people, and doing the very best you can, happiness will find you. 」

「I've learned that you shouldn't go through life with a catcher's mitt on both hands; you need to be able to throw something back. 」


幸福は追い求めると逃げていくけれど.今あるものを大事にしていれば,幸せがやってくる.
何かがやってくるのを待っているだけでなく,自分も何かアクションを起こさなきゃいけないのよね.
どちらも,何気ない日々だけけど,何事もなく過ごせていることに感謝しつつ,積極的に過ごさなきゃという気持ちにしてくれます.

それにしても,英語・・・.真面目に勉強すればするほど,ボロボロ・・.
クラスに行って,凹んで帰ってくることも少なくありません.でも,こうして素敵な言葉を紹介してもらつて,日々勇気づけられています.ありがとう,先生.

Shamwow!

2009年03月13日 | お気にいり、色々
Shamwow!と言う商品をご存知ですか



いつぞや旅行に出掛けた時に、ホテルで暇なのでテレビを見ていたら、何度も何度も繰り返されるこのコマーシャルに釘付けになってしまいました。Shamwow!のサイト(クリックでどうぞ)の動画をご覧下さいませ。
本当にこれだけの吸水力があるのか、このコマーシャルを見たら、試したくなりますよね。

それから数ヶ月、NYの帰りに寄ったアウトレットモールで見つけて、迷った揚げ句、買ってしまいました。
余談ですが、お店の人は日本人で、私がクレジットカードを出したら、その名前を読んで「日本の方ですか?」と聞かれ、なんだか久々にこんな所で日本人会って嬉しくなっちゃいました。

さて、普通のタオル2枚Shamwow!の吸水力を比較してみました。

まず、1リットル入るカップに水を入れ、



それぞれを浸し、



絞らずに取り出してみる。



残った水の量を比べると・・・。



結局、そんなに変わりません。
でも、大きさを比べると・・・。



ご覧のようにタオル一枚がShamwow!の大きさとほぼ同じだとするならば、タオルは二枚使ったので、Shamwow!はタオルの半分の大きさと言う事になりますよね。でもまぁ・・・厚さも違うしどうよ!とは思いますが。

このShamwow!、何に使おう・・・。買っておいて、使用目的が決まっていない
大きいオレンジの物は、迷わず洗車用ですね。

そう言えば、冬の間、凍結防止のため、アパートの洗車用の水道が停められてしまうので、洗車してないので、車は汚れ放題・・・。
コイン洗車場等もあるのですが、一度も洗わずどうやら春を迎えられそうです。って、ダメじゃん

小さい方のブルーのは台所で使っています。アパートには食器洗浄器がついてるのですが、いまいち汚れがキレイに落ちなくて、特にガラス製品は水しぶきの跡が残り、不洗の方が気持ち良いので、そんな物を洗った時には、このShamwow!を広げてそこに置いておきます。

このShamwow!のコマーシャル、印象深いのはアメリカ人にも同じようで、YouTubeで検索したら、このコマーシャルをまねてアップしている物などありました。

作ってでも食べたくて・・・

2009年03月12日 | サバイバル in America
日本に住んでいた時よりもオハイオ、オハイオに住んでいた時よりも今の方が、日本の食材は遠い存在になりつつあります。
手作り出来るものは、手作りする機会も増えました。

特に、食パンはホームベーカリーの出番が、確実に増えました。
そんなに素晴らしいパンを焼く訳ではないのですが。

最近ランチはお弁当ではなく、学校のカフェテリアで買って食べている末娘、昨日は夕方になって「明日お弁当ねぇ~」と言うのです。慌てる私に、「遠足で大学見学に行くっていったじゃん。」だって。忘れてたぁ~。
我が家の周辺は夕方になると渋滞するので、買い物に出掛けるのはすっごく億劫・・・。
だから、昨日も夕方からホームベーカリーを始動させ、ツナ缶をひっぱりだし、今朝はツナサンドを作って持たせました。

先日は、パンナコッタに使った練乳がたくさん余ったので、レシピを検索した所、練乳パンなるものが見つかり、さっそく焼いてみました。ホームベーカリーの中で、パン生地が偏ってしまったらしく、形がいびつですが、ちょっと甘くて、懐かしい感じの食パンに仕上がりました。

 

今日は、昨日のネバネバスパゲッティーに使ったなめ茸を食べつくしてしまったので、作れないかと調べたら、ありましたねぇ~。かなりしょっぱくなっちゃったけど、なめ茸すら作れる事を知り、嬉しかったです。
材料のエノキダケは、昨日たまたま韓国スーパーで2袋$2出特売だったので、買っておいたのです。なめ茸は、一瓶$5.49だったから、作った方がお得でしょ。



ときどき、冒険しすぎて、ものすごい味のものが出来てしまう事もあるけれど、時には原点にかえって、手作りするのも科学の実験のようで、面白いです。

Roma Bakery Pastry Shop

2009年03月11日 | Philadelphia周辺情報
どうしても、柚胡椒を使った「納豆とオクラのネバネバパスタ」が食べたくて、材料をゲットしに車を走らせました。
材料は、アメリカのスーパーではゲットできない物ばかり・・・。
柚胡椒は、前々回にMitsuwaに行ったときに、さんざん迷ったあげくに買ったのだけれど、もったいなくて使えなかったのです。変なところが貧乏性な私・・・。

向かったのはいつもの韓国スーパーマーケットなのだけれど、途中魅力的なお店もあるある・・・。

今日寄り道したのは、Roma Bakery Pastry Shopというかわいいお店。
店構えも可愛いけれど、お店の中にはカラフルなクッキーやケーキがずらりと並んでいました。
私が選んだのは、無難にビスコッティとミニエクレアとミニフルーツタルト。
そして、昔はきっと可愛かったであろうおばさまが、「もう20年になるのよ。時間がたつのは早いわぁ~。」としみじみと語ってくれました。



お味は、まずまず。エクレアもふんわり感は無いけれど、大きさも手頃で、中にびっしりカスタードクリームが詰まってました。
何かイベントの時には、タルトとかケーキとか良いかも。

ところで、ネバネバパスタの方は、娘は「いったい何が入っているの」とかき混ぜながら食べていて、いささか不評だったけれど、私にはおいしくて満足。
なんだか、体の中から健康になった感じです。写真を撮ろうと思ったけれど、腹ペコだったので撮り忘れてしまいましまた。