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Praha hlavní nádraží 2015
←12:オランダ鉄道の旅からの続き
チェコ共和国の首都プラハの鉄路の玄関、プラハ本駅(中央駅)。
美しいアール・ヌーヴォー調の駅舎で知られるが、大ドームで覆われたプラットホームは閑散としている事も多く、首都の中央駅としてはどこか寂しげな雰囲気が漂う。
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朝のプラハ本駅プラットホームには、通勤列車が停車中。
ヨーロッパではドイツ圏でよく見かける、2階建て客車に運転室を設けた推進運転可能なペンデルツーク式の列車だ。
(※この通勤列車はペンデルツーク式の客車列車ではなく電車だと読者の方から指摘がありましたので訂正します)
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チェコのペンデルツークにはCity Elefantという楽しい愛称が付けられていた。
確かに運転室付き2階建て客車の巨体はどことなく「象さん」のような愛嬌がある。
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プラハ本駅の地下にもぐれば、メトロ(地下鉄)のC線も運行中。
かつては共産圏時代からの古いソ連製車輌が多く走っていたというが、今では近代的なインバータ制御の電車が軽快に行き交う。
プラハ市内ではメトロやトラム(路面電車)以外にも、チェコ鉄道の近郊列車も都市交通の一端を担う。
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プラハ市内で宿泊していたホテルの近くを散歩していたら、偶然見つけた電化されていない線路の踏切を通過する近郊列車。
チェコ鉄道の長距離国際列車ユーロシティと同じ青と白のツートンカラーをまとった客車を、ディーゼル機関車が推して走る推進運転列車だった。
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同じ踏切を、小さな車体のレールバスも通過する。
おそらく近郊の小さな町とプラハ都心とを結んで走っているこの列車に乗って、ふらりと鉄道の旅に出てみるのも楽しそうだ。
それにしても、この列車たちにはどこで乗れるのだろう。この近所にも駅はあるのだろうか。
線路に沿って暫く歩いて、プラハの裏町の駅を探してみることにした。
→14:The Gate of Infinity ~旅の終わりに思ったことに続く