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2015-16年越し中欧紀行 13:ウィーンのツァイス・プラネタリウム

2016-03-13 | 旅行記:2015-16中欧

12:ウィーン自然史博物館のデジタルプラネタリウムからの続き

ウィーン自然史博物館で最新鋭のデジタルプラネタリウムを観た後は、正統派の光学式プラネタリウムを観に行こう。
実は、僕がウィーンで滞在しているホテルの近くのプラーター公園の大観覧車の下に、ウィーンに着いた時からずっと目をつけていたプラネタリウムがあるのだ。





それがここ、Vienna Zeiss Planetarium(ウィーン ツァイス・プラネタリウム)



ずっと年末年始休館中だったツァイス・プラネタリウムも、今日から開いている。
窓口でチケットを買い求めると「今からやる午後の上映回は子供向けなので、次の上映にしたら?」と勧められたので、夕方の“大人向け”の上映回のチケットを購入。

時間が空いたので、プラーター公園の周辺を散歩する。
少し歩くと、ドナウ川の畔の大聖堂のあるメキシコプラッツに出た。


美しき青きドナウ…と言うには余りにも寒い!
真冬のドナウ川はみぞれが舞い、凍える寒風が容赦なく吹き付けてくる。


ドナウ川に架かるライヒス橋から、下流側を眺める。
この先には、一昨日までいたブダペストの街や、さらに先にはベオグラードもあるのだが…
遥か東欧バルカンに想いを馳せるも、寒さでカメラのシャッターを押す手がかじかみ、顔もこわばってきた…


ドナウ川の中洲にライヒス橋で渡ると公園になっていて散歩道が続いているが、日が暮れてきた…
夏の昼間に来たら、きっと気持ちがいいんだろうが…とにかく寒い!

このまま暗くて寒い中洲公園を散歩していたら本当に路端で凍死してしまい、明日の朝に散歩に来た地元のウィーン市民に発見される、なんて事になりそうな気がしてきたので、ここらで退散する事に。


帰り路にメキシコプラッツからドナウ川の向こう岸のウィーン新市街を眺めると、摩天楼が建ち並びさながら未来都市のようだ。
この一画はウィーン国際センターとなっており、国際連合ウィーン事務局が置かれている。

さて、寒いドナウ川からプラーター公園のツァイス・プラネタリウムに戻ってきた。
そろそろ夕方の上映回の開始時刻だ。







ウィーンのツァイス・プラネタリウムの“御本尊”である投影機は、もちろん名機Carl Zeiss!
カールツァイスの最上位モデル、UNIVERSARIUM Mark IXが20mドームの中央に鎮座まします。
日本にある世界最大のドーム径35mを誇る名古屋市科学館プラネタリウム「ブラザーアース」の投影機と同じ型式だ。


ウィーンのツァイス・プラネタリウムの銘板に刻印された機体番号は557。

世界最大のドームをもカバーする実力を秘めた、強力なUNIVERSARIUMの産み出す星空を暫し満喫する。
やっぱり、投影機の映し出す光学式のプラネタリウムは、いい…





明日にはウィーンを離れ、日本へ帰国する。
もうすぐ旅が終わろうとしている…

14:ウィーン発フランクフルト経由東京行き空の旅に続く


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