←#009:エストニア・タルトゥ街歩き 街外れの鉄道駅を見に行こうからの続き
タルトゥ鉄道駅から、街の中心部へと戻って来ました。
もう午後9時ちかくですが、夏至間近の高緯度帯の太陽はまだ沈みきりません。
タルトゥの街は美しいたそがれ色に包まれています。
ホテルに帰る前に、もう少しだけ夕暮れの街を散歩していきましょう。
タルトゥの市街地の東側を流れるエマユギ川。
雪解け水のせいか水量が多いですが流れは緩やかで、水面が鏡のように岸辺の並木道と暮れていく空を映し出していました。
エマユギ川の橋の上から、タルトゥ科学館AHHAAのある新市街方面を眺めます。
ガラス張りのモダンなオフィスビルが、タルトゥの街の新しいシンボルのようです。エストニア第二の都市らしい、近代的な都市景観です。
一方こちらは、タルトゥの歴史と伝統を感じさせる旧市街。
エマユギ川の畔から丘陵地に向かって細長く伸びるラエコヤ広場です。広場の奥には市庁舎の建物が見えています。
今日はもう店じまいしていますが、昼間はオープンテラスのカフェなども並ぶ賑やかな場所のようです。
エマユギ川の畔の並木道を歩いていくうちにすっかり日が沈んで、辺りは静かな夕闇色に…
やがて街はブルーモーメントの中に沈んでいきます。
街灯の明かりに浮かび上がるラエコヤ広場を横切って、ホテルに帰るとしましょう。
今日は初めて訪れたタルトゥの街で、本当に色々なことがありました。
明日はもう、タルトゥを離れます。
でも、列車が発車する夕方まで丸一日時間があるので、もう一度ゆっくりタルトゥの街を見て廻りたいと思います。
→#011:エストニア・タルトゥ街歩き 文化首都タルトゥ、大学のある街に続く
おまけ画像
散歩の途中で、
エマユギ川沿いで見つけた深夜営業のスーパーマーケットで買って帰ったエストニアの飲み物各種。
向かって左から、オーガニックが売り(らしい)のヨーグルトと、謎の茶色い飲料水、そして水です。
ヨーグルトはとても美味しかった!これはまた食べたい。
水は、僕はいつも地元の銘柄で一番安いものを買うようにしているのですが、このラベルに灯台の絵が描かれたものは苦味を感じる程のものすごい硬水で、正直辟易しました…
そして謎の茶色ジュース…ラベルにKALIとありますが、こりゃ一体何なんですかね?(笑)
恐らく麦芽を発酵させた系統の飲み物だと思うのですが、発泡性ではなく醸造系の妙な甘みが癖になる、まぁ要するに得体の知れない味わいでした。
棚一段にズラ~っと同じ商品が並んでいたので、多分かなり売れ筋のエストニアの国民的飲み物だと思うのですが…
どなたかKALIについてご存じの方がおられたら、詳しく教えて下さい!
いい味覚を持ってますね!
リンク先を見ましたが、なるほど…極めて低いアルコール分も含んでいるんですね…
まあ、子どもも普通に飲んでるらしいからいいや(笑)
うん、慣れたら美味しいんだと思いますよ。慣れたら…
今度バルト諸国に行ったらまた飲まなきゃ。