六根清浄、お山は晴天。 登って下って、どっこいしょ。

たまに書く、時々入力、気が向いたら、したためる。駄文満載、阪神裕平ことおやじぃ雅のアウトドア雑記帳。

言葉はみんな 生きている

2018-04-26 12:54:59 | Mt.Fuji~ただし“本家”を除く
~武蔵境の“富士山”/杵築(きづき)大社~
   
   
下手な考え何とやら、三歩進んで四歩下がると、
前進はおろか後退気味。
毎度ながら、本日もお仕事、
遅々して進まず、はかどらず。

この状況を、つい最近まで「煮詰まる」と思って、
自らもよく口にしていた。ところが、これは大間違い。
煮詰まるとは、もう間もなく仕事が完成という
意味だそうだ。

そんな恥ずかしいことも思い出し
一層気持ちが滅入り、ますます仕事は袋小路。

ここは、ひとつ気分転換と資料探しも兼ねて
久方ぶりに図書館へ、外の空気をすいにいくことにする。

どうせ出かけるなら、初めての場所、
知らない図書館へいってみようと吉祥寺方面へ。

最寄駅着はちょうどランチタイム。
昼ともなると
何もしなくてもお腹は不二家、ペコちゃんである。

入館前に腹ごしらえ、食後は腹ごなしと、
目的地の図書館には、いまだ到着せず。

おまけに図書館の周囲をブラブラ歩いていたら
「富士山」も見つけた。そこでクイック登山である。
    
  

富士山は、その昔大流行した
富士山講の名残りの富士塚で、本物の富士山は
石ころだらけだが、こちらは緑がたっぷり。
新緑の中を20秒でピークに到着。

ピークで、しばらく休憩していると、
霊験あらたか、それとも緑のパワーが原因なのか、
気持ちも晴れて、やる気も身体にみなぎってきた。

そろそろ仕事を煮詰めに、
誤用ではなく本来の意味となるべく
図書館へとまいりましょうか。

でも、最近は「冷やす」肝に、凍らす「背筋」と並ぶ
恐怖を表現するお言葉ご三家のひとつ
「立つ」鳥肌だって、感動の場面でも使用されている。

言葉は生き物、生もの、変わるもの。そのうち
煮詰まるだって、どうなることやら。
ちょっと先取りしただけさと、
勝手な考えも頭に浮かんできた。

それでは、GW前のひと仕事だ。

偶然出会ったマチナカの
富士山下る足どり軽く、いざ図書館へ。

そうそう、富士山といえば
学生時代に、√5を「ふじさんろくにおんななし」と
なぜか覚えてしまったことを思い出す。

これは、いくら時代が変わろうと
間違いである。とはいえ当時は
桃色の妄想が脳の89%以上を占める頃。
これも若気のいたりで、致し方なし。

人間は元気になると、何事においても
寛容となるようだ。

  

〜春暖の候、チョイと道草、お散歩登山してみる〜