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山形マット事件有罪確定

2005年09月06日 | 日本の教育
マット事件、加害元生徒の「有罪」確定 最高裁決定、上告退ける  

山形県新庄市の明倫中マット死事件をめぐり、死亡した児玉有平君=当時(13)=の遺族が加害側の元生徒7人に損害賠償を求めた訴訟で、最高裁第3小法廷(上田豊三裁判長)は6日、元生徒側の上告を退ける決定をした。集団暴行による死亡と認めて、一審の「無罪」判決を取り消し、計約5700万円の支払いを命じた二審仙台高裁判決が確定した。  
事件は1993年11月に発生。当時1年生だった児玉君が体育館の用具室に巻いて立てられたマットの中で頭を逆さにして死亡しているのが見つかり、生徒7人が監禁致死などの疑いで逮捕、補導された。  
7人は捜査段階で暴行を認めたが、その後、全員が否認。うち一人は当時12歳だったため行政処分となり、6人が少年審判を受け「有罪」が確定。民事訴訟では一審山形地裁が7人の関与を否定。司法判断がねじれる異例の経過をたどった。  
元生徒側は「強要された捜査段階の自白を証拠採用したのは憲法違反」などと主張し上告したが、上田裁判長は「上告を受理する理由に当たらない」と判断した。(共同)
(09/06 16:27)


山形でのマット殺人事件の裁判はまだやっていたのですね。恥ずかしながら全く知りませんでした。子供を殺された親の悔しさと言ったらどれほどの物かと思います。子供の命が5700万円と言うのも安すぎると思います。
12年前ニュースで知った時はなんちゅう事すんねんと思ったのと、殺された人より殺した人の人権が大事にされていたのも当時腹が立ちました。又、犠牲者の親御さんがその土地に住めないように成ってしまって引っ越しをしたと聞きました。被害者の方が肩身の狭い思いをしなければならないのは、世の中おかしいとしか言いようがありません。
この事件とは関係有りませんが、公園にある遊具で事故を起こしたら、それまで使われていたその遊具を直ぐ撤去してしまいます。遊具の不具合で起こったのか、たまたま起こったのかも調べないで。これだと、子供達に危険な物や場に直面した時にいかに対処するかということを教えないで、危険な物は近づけないで何が危険かが分からないようにしています。
しかし、この世の中から危険な物や場が無くなることはありません。人に殴られたことのない人が、人に対する痛みが分からないのと同じだと思います。




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