僕の住むところは陸の孤島のようなところで、東京までの時間距離はとても遠い。
鉄道では5時間以上。直通が無く本数も一日数本。
高速バスを利用すれば3時間半から4時間で一時間に1本程度。
日帰りするととても長時間バスに乗ることになる。
県内の移動でも遠いところは片道200㎞以上。
先週は名古屋と東京への出張があった。
普段なら車で移動するが、移動時間を仕事に充てた。
途中でリフレッシュしようと思ったが本を持っていなかったので、青空文庫をipad miniにダウンロードして読んだ。
正岡子規の短い文章をいくつか読んだのだが、子規の同級生の漱石の短い文章を読み同じく同級生の南方熊楠の文章も少し読んでみた。
南方熊楠は粘菌で有名だが民俗学なども書いている。ただ奇才の文章は凡人には重いので次に宮沢賢治を読んだ。
風の又三郎は銀河鉄道の夜と同様に、原稿が数ページ欠落している。それが余計に想像を掻き立てる。
欠落部分のヒントになるかと風野又三郎も続けて読んだが銀河鉄道の夜のモチーフが散見された。次に「イーハトーボ農学校の春」も読んで見たが、農学の宮沢賢治らしく肥溜の話からはじめる話で、風の又三郎も登場する。スティーブンキングほどではないが作品が絡み合っている。
彼の理想郷(イーハトーブ)はサイクリックでコンパクトで地産地消的なものなのかななどと勝手な想像をした。
宮沢賢治は降り落ちそうな満天の星空の下、ある時は又三郎になりあるときは銀河鉄道に乗って、遙か眼下のシベリアやイーハトーブや地球を見下ろす旅をしていたのだろう。
finepix x100
会社近くの動物園にて。
猿も桜が好きなのだろうかあるいは山を見ているのだけなのか。
鉄道では5時間以上。直通が無く本数も一日数本。
高速バスを利用すれば3時間半から4時間で一時間に1本程度。
日帰りするととても長時間バスに乗ることになる。
県内の移動でも遠いところは片道200㎞以上。
先週は名古屋と東京への出張があった。
普段なら車で移動するが、移動時間を仕事に充てた。
途中でリフレッシュしようと思ったが本を持っていなかったので、青空文庫をipad miniにダウンロードして読んだ。
正岡子規の短い文章をいくつか読んだのだが、子規の同級生の漱石の短い文章を読み同じく同級生の南方熊楠の文章も少し読んでみた。
南方熊楠は粘菌で有名だが民俗学なども書いている。ただ奇才の文章は凡人には重いので次に宮沢賢治を読んだ。
風の又三郎は銀河鉄道の夜と同様に、原稿が数ページ欠落している。それが余計に想像を掻き立てる。
欠落部分のヒントになるかと風野又三郎も続けて読んだが銀河鉄道の夜のモチーフが散見された。次に「イーハトーボ農学校の春」も読んで見たが、農学の宮沢賢治らしく肥溜の話からはじめる話で、風の又三郎も登場する。スティーブンキングほどではないが作品が絡み合っている。
彼の理想郷(イーハトーブ)はサイクリックでコンパクトで地産地消的なものなのかななどと勝手な想像をした。
宮沢賢治は降り落ちそうな満天の星空の下、ある時は又三郎になりあるときは銀河鉄道に乗って、遙か眼下のシベリアやイーハトーブや地球を見下ろす旅をしていたのだろう。
finepix x100
会社近くの動物園にて。
猿も桜が好きなのだろうかあるいは山を見ているのだけなのか。
ところで長野は細長いので県内の移動と言ってもなかなか厳しいものがありますね。でも魅力的なところも多いように感じます。「陸の孤島」はこちらでも似たようなものですが、そんなエリアで暮らすのは今や贅沢の部類じゃないかと思っています。でもそれも上の話題と一緒で、へそ曲がりの屁理屈かもしれません。(^^;
おはようございます ! !
仕事とはいえ、いつも長距離の移動を強いられると本当に大変ですね
移動時の手段が快適でストレスを感じないものであればなんとか耐えられそうかもしれないけど
仕事の場合は任務だけど
通学は大変ですね
うーん.....
僕は小学校の頃から本が好きで、勉強しないで図書館の本をほぼすべて完読しました。
中学高校でも同様で、授業も宿題も適当で本の中の世界を旅しておりました。
そうは言っても年間百冊以上読んでいたのは子供の頃で、あまり読めておりません。
青空文庫を見ていると、知らない作家さんがいっぱい。作品に至ってはほぼ読んでいないです。
クラシック音楽もそうですが、入口でうろうろしているお上りさんのような知識で、情けなくなります。
人家が少ないので、気ままに薪ストーブを焚いたり薪割りしたり、ビーバー使ってみたりできるのは幸せですよね。
今は庭づくりを少しずつ始めました。忙しいので庭は業者に手伝ってもらうことになりそうですが、2週間ほど前に畑に野菜と花の種を植えたのですが、今はその成長を見ているのが楽しいです。
先日は上洛されたタイミングで僕は都内に入りまして、御隠居にもM10にもお会いできずに残念でした。
南方熊楠のように中学生時代から出来上がっていて達観したような世界を持つ人ってのはすごいなあと思います。
それもいくつもの世界を持っているのはすごいです。
ダヴィンチなんてのは最たるもので、レスター書簡を見て感動しました。興味が湧き過ぎて困るでしょうね。
さすが御隠居です。南方熊楠賞を取った研究の世界におられたのですね。
御隠居もどの世界でも突き詰めていて、知識が深いですものねえ。僕も見習いたいのですが到底無理です。
移動時間が8時間ですから、寝ているのも勿体ないので、その日の議事録やアイデア、次回のテーマなどを文章にまとめたりして過ごすことが多いです。
ただ移動車両の中での読み書きは疲れるので、音楽聴いたりして気分転換しています。
進学は大変ですね。お嬢さんが実家を離れるのもあと6年後なのでしょうか?
voyagersさんの跡を継がれるとなれば、通学できるのでしょうか。九州大学医学部辺りでしょうか?
九州を出るとなれば、京都大阪名古屋東京などだとすれば、実家を出るんですものね。子育てはあっという間です。
イーハトーブ! 大好きな言葉の一つです!
このお猿(因みに僕の干支)の遠い眼差しを僕の眼にダブらせて
遥かな山々を想像してます^^
僕のイーハトーブ、きゃぁきゃあ騒いでる綺麗な若いおねーさん達に
囲まれてシャッターを押しまくる事・・・(汗;)。
六さんも招待してやろうかな〜、mintonさんも来る?
イーハトヴだったりイーハトーボだったり変化しながらイーハトーブに至るのですが、風野から風のに変わるなんてのも面白いです。
そんな桃源郷のようなイーハトーブがあるのなら、僕も末席に置いてください。御隠居は奥様のいないところで。
六さん鉄道があれば来てくれると思いますよ。