Colors of Breath

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ツマグロヒョウモン File№1(随時更新)

2008-01-24 19:20:29 | 23.虫観察(コワヤバ!虫!)



所詮、毛虫画像に変わりないので、苦手な人は途中から目をつぶろう。
(え?目つぶるの?)



待望のこの時がついにやって来ました!


野良にゃんこ用の水入れがカラになっていたので、うちの前にある公共の水飲み場でチョイと失敬しようとプラ容器片手に十数歩。
蛇口をひねり、ふと水溜りの落ち葉に視線を落とすと、なんか見たことのある衝撃的なものが…。
半信半疑で自分の記憶と照らし合わすように目を凝らすと、
な、な、何と、私が恋焦がれていた例のあれではないですか!

そうです。ツマグロヒョウモンです。
この寒空の中、今頃なぜに未だ幼虫なのか、今までどこで何食べてたのか(スミレが食草らしいが近くにそれらしき植物は見当たらない)、どこで孵化したのか………、気になる。

そんなことを考えながら、幼虫を持ち帰った。(も、持ち帰ったのか…)
こういう時の為に植えつけてあったすみれの葉っぱに下ろした。(準備周到と思ったでしょう)が、実はその葉っぱ、冬枯れで殆どまともな葉っぱがない。(詰めがあまい未熟者め)
そんなことより、一刻も早く、食草を確保しなければ!


てなわけで、アオスジアゲハ、アゲハチョウと続き、第3弾ツマグロヒョウモンの観察の始まりです。(毛虫大丈夫な方は、こちらの記事もどうぞ。)
                                               
                          
写真、こわいよ

      コワイヨ

          怖いよ
       
              恐いよ
                  強いよ(って、字、違うでしょ




        
ツマグロヒョウモン(褄黒豹紋)観察日記  写真随時更新
        



2008.1.23    雨の日だったので、水滴が…




2008.1.24

 

 

これがあのカッコイイサナギになるのか……… ワクワク
       どんなのか気になる方はリンク先へどうぞ。
               カッコイイ蛹はこちら(毛虫込み)。

 

2008.1.25
動いてなかった。お休み中?特に変化なし。






2008.1.27
食草のすみれが見つからず、止むを得ずパンジーを植えた。



 

2008.2.7
チョットは大きくなってるかな?


 

2008.212
割り箸に留まっていました。が、まだ糸で固定したわけではないようです。
蛹化ももうすぐか?

 


2008.2.19
今朝見たら、割り箸にお尻を固定してぶら下がっていました。
アゲハ蝶は、この状態から蛹へ脱皮するまで1週間位かかりましたが
ツマグロさんはどうなんでしょう?
この後、まめに様子を観察しようと思います。


 



 

2008・2・20
引力のせい?昨日より重心が下に下がったようにみえる。
お尻の方が細くて、胸部の方が膨れた感じです。
やはり寒い時季の幼虫はあまり大きくならないようです。







2002・2・21 
朝見たら脱皮が始まっていました。
体を固定してから、ほんの3日目です。うっかり見逃すところでした。

上からパチリ!





右側(?)をパチリ!





やや後方からパチリ!





左側(?)からパチリ!





もう少し接近してパチリ!
トゲトゲはまだ白いですがとがってますね~。
金色になりのかな?銀色になるのかな?



 


2008・2・21(夕方6:30)
朝の状態のままです。
背中のトゲが少しメタリックな色に変化しました。

 


上と同時刻、フラッシュなし。トゲは金色?






2008・2・21~22(深夜0時過ぎ)
夜中遅くに帰って来てふと見たら……お、落ちてるじゃないか~!!
慌てて、ボンドでくっつけた。
一向に脱皮が進む様子がないのは幼虫が小さすぎて、皮膚が弾けるだけのハリがないのか?
翌朝、日光が当たる所に置いたら、皮膚が縮んで両脇の剥離 が進んだ。
でも外部だけボンドでくっついてても、脱皮したら、すとんと抜けて落ちちゃうんじゃないのか?
この後、順調に成長が進むか心配です。




背中と頭部の白っぽいトゲが、陽に当たると金色に光ります。






2008・2・25
接着後、胴体の辺りから体液が出ていて、数十分後流出は止まったが、蛹の皮膚が硬く乾燥するにつれて、胴体部分が欠落しているみたいに陥没していった。
昨日は触ると動いていたので生きていたと思われるが、今日は…う~ん。
残念ながら、今回は駄目かも知れません。
一応、経過観察ということで、このまま保護しておきます。



↑腰のえぐれた辺りが体液が流れ出した所

↓反対側はあまりえぐれていないが、どう見ても健康そうには見えないです。

 









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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
芋虫仲間 (せいまさ父)
2008-01-27 07:43:08
飼育は楽しいですね。
日々の変化が面白い。

手のひらの乗せたりしながら・・・。

蛹化してしまうとなんだか寂しいのは私だけでしょうか?
返信する
せいまさ父さんへ (ichii)
2008-01-27 10:09:22
早速来て頂いて有難うございます。
サナギになってしまうと確かに少し寂しくなってしまいますね。そして、つい、動いている新入りを探してしまいます。
カテゴリー『甕覗(かめのぞき)』色が虫メインです。『浅葱色』&『萌黄色』もプランターに出没する虫について書いてたりします。又遊びに来て下さい。
返信する
リンクさせていただきました (せいまさ父)
2008-01-27 17:17:15
「芋虫仲間」よろしくお願いします。
リンクさせていただきました。

この時期信州の芋虫は休業中です。
枯葉の裏の
「ゴマダラチョウ」や「オオムラサキ」
を探しに行きましょうか。
返信する
せいまさ父さんへ (ichii)
2008-01-27 18:40:11
ありがとうございます。
早速ブックマークに入れときます。写真もすばらしいですよね。楽しみにしています。
返信する
おおおお、すごいですね! (まつこ)
2008-02-21 23:27:39
なんという、衝撃!
あわわ、えっとよく分からないので質問なのですが、
この脱皮というのは、サナギになる過程なのですか??
カッコイイあのサナギですよね!(あの風体しびれました)

素晴らしい観察日記&写真で、ドキドキしながら楽しみにしています(^^)。

返信する
まつこさんへ (ichii)
2008-02-22 02:23:40
実は出かけて夜中遅くに帰ってきたら、
お、お、落ちてた…
蛹化失敗かも…。
まだ生きてるみたいなので取り敢えずボンドで付けといたのですが…。
引き続き観察します。
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ああ、手厚い介護にも (まつこ)
2008-02-28 00:51:00
はぁ、体液が流れてとは、体が痛ましいですね...。
ichiiさんの手厚い看護にもかかわらず....。
大丈夫でしょうか、なかなか自然界は厳しいのですね。(T_T)
返信する
まつこさんへ (ichii)
2008-02-28 18:08:57
冬突入という時に救われて、生き永らえそうだったのに、結局こんなことになっちゃうなんて、何だかフビンで…。
以前、病気で死にそうなノラ猫を病院へ保護して介護したことがありましたが、どんどん元気になってこれからって時に車に撥ねられて、帰らぬ………に、なったことがありました。
ううう、悲しいなあ……p(>_<)。。。
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