質素な毎日☆ひとりごと

主婦 斜め上からみる雑感いろいろ。

冷蔵庫の無い生活

2020-09-25 20:51:00 | 日記
随分前に書いた 昔の食事 の記事はよく読まれるようだ。

最近、地域別の日本の食文化の本を読んでいる。全県載っている。

自給自足、地産地消。

そのむずかしさ。

昔の食事とは冷蔵庫の無い時代の食事だ。
なので、自ずと冷蔵庫が必要な食べものは無い。

肉は無い。鶏を飼っているところは それをつぶした時に食べる。常食はしない。
たぬき、うさぎを捕獲する。

海が近いところは刺身も食べれるが、そうでないところは

刺身?なにそれ?

の時代である。

川があれば、鮎、アマゴ、ふななど。それも保存はできないから釣ってすぐに調理する。 

魚を保存するために、塩漬け。干物。

人力でしか物を運べない時代。食べられるものも限られてくる。

冷蔵庫がないので、乾物が多い。
野菜は干して保存。 
生で貯蔵できるもの。かぼちゃ、芋など

あとは漬物。しかし、これがかつて日本人の生活習慣病の原因となっていた。

昔の食事を再現するなら、冷蔵庫を無いものとして生活したら再現できそうだ。

卵なら 常温でも数日は大丈夫。

正月や祭りのご馳走は 誠に質素。

天ぷらなんて ほぼない。

寿司は江戸前寿司なんてなくて、押し寿司がご馳走。

そして、野菜の種類の少なさ。 トマト、ゴーヤ、オクラなどは無い。

果物だって みかん、かき、いちじく、びわ。

なしやりんごは無い。

現代の スーパーへ行って 買って、冷蔵庫に詰めて、さてなに調理しよう、なんて横着な生活。