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英総選挙 保守党が事実上「敗北」 ― メイ首相は組閣の意思 労働党、29議席増

2017-06-11 | 国際ニュース・世界情勢

 8日投票の英総選挙は9日午前11時(現地時間、日本時間同午後7時)までに1議席を除く議席が判明し、メイ首相の与党・保守党が第1党を維持したものの、議会定数650の半数を下回る318議席へと大幅減となり、事実上の敗北となりました。緊縮政策への対案を訴えたコービン党首率いる労働党は、29議席増の261議席を獲得しました。

 メイ首相は、地方政党との連立で組閣を進める意思を示しています。

 メイ首相は4月中旬、欧州連合(EU)との離脱交渉が始まる前に党勢拡大を図るという党略的動機から早期解散・総選挙を仕掛けましたが、選挙政策の撤回やメイ氏のテレビ討論の出席拒否などで支持が低迷。EU離脱の強硬路線にも反発が強まりました。

 労働党のコービン党首は「選挙で首相が得た審判は、議席、得票、支持、信頼の失墜だ」と述べ、メイ氏の辞任を求めました。

 労働党は、7年間の保守党政権の緊縮政策を告発。同時に大学の学費無料化など大胆な政策で「国のあり方を変えよう」と訴えました。得票率は約10%上昇しました。

 他に、スコットランド民族党が19減の35議席、自由民主党が4増の12議席。前回総選挙で12%以上の得票を得た極右・反移民の英独立党は唯一の議席を失いました


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