雨ザーザー

成人式、でございます。


ばーちゃんは雨女。
かーちゃんも雨女。
おとーとは雨男。

しゃーない。

覚悟はしてましたが、雨本降りです。

「長年着付けしてるけど、こんな雨初めて」

と、美容室の大先生もおっしゃいました。

お年を聞いたことはないですが、60代後半くらいでしょうか。
ポケットに髑髏の刺繍が入ったローライズのスリムパンツを穿いてキビキビした動作。
重くてかたい振り袖用の帯もとても凝った結び方でテキパキと仕上がっていく。
ああ、アシスタントさん、きっと胃が痛む思いでてんてこ舞いの一日を過ごされるんだろうなあ。

やっぱり娘がかわいいでしょ？
息子は結婚したら嫁にとられて終わりやし、娘とずっと一緒にいたいと思いますもん。

と、仰ってました。

いやー、このお母さんだったらどんなお嫁さんでも無理かも、と心の中では思いましたが。


ホントに。
小さいときは息子がかわいかったですけどねぇ。
日に日に生意気になっていく息子も、今はまだかわいいですが結婚したら母は不要だろうなあ。


なにはともあれ。
新成人の皆さん、おめでとう。
大変な時代だけれど、たくさんの可能性とたっぷりの時間を使って幸せな未来をつかんで欲しいと思います。


とりあえずうちの娘はあとまだ４年学生をするらしいです。
とーちゃんのスネが細くなりすぎて折れる前になんとか自立してください。
そして、かーちゃんの老後はアナタにかかっています。
家事は手伝うから養ってね（はあと）