体力のない息子は夏休みに入ると必ず熱をだす子だったのですが
「俺、体力ついてきたんちゃうの? 今年は熱でてないもん」
と言ったのは、夏休みに入った数日後のこと。
それからさらに数日後。
「歯が痛いから歯医者の予約入れて」
と、夕食を食べながら言い出しました。
見ると、顔の片側がえらく腫れてます。
今年は熱の代わりに歯痛かぁ。
でもよく聞くと、虫歯らしき感覚ではなく、歯茎かなあ、と言う。
しかも微熱もあると。
結局発熱かいな。
お盆休みに入ってしまうと困るので、早速翌日歯医者に電話をしてその日の夕方診てもらえることに。
で。
歯医者から戻ってきた息子が
「歯からの痛みじゃないし、うちではどうしようもない。耳鼻科に行って診てもらえ」
と言われたと言う。
耳鼻科?
翌日は土曜日。しかも部活を引退したというのに試合。
痛みを我慢しつつ、でも日曜は予備校のあと市のお祭りに遊びに行く元気は残ってるらしい。
ようやく月曜になって、息子としては納得できないまま耳鼻科へ。
そして帰宅した息子。
「副鼻腔炎やった」
熱も痛みもそのせい。
急性のうちにちゃんと治しておかないと慢性化すると手術もあると脅かされて、飲み薬を服用しつつ通院中。
まったく、単純に一晩熱だしてダウンしてた子ども時代より酷いやん、それ。