観る予定では無かったが割引チケットが発売されたので折角だから観ることにした
劇場に向かって歩いていると途中の広場でつけ麺フェアみたいなのをやっていて
ちょっと後ろ髪引かれる。(笑)
朝めざましテレビで丁度お天気キャスターのみさとちゃんがレポートしてたやつだ。
(「おいしいです」を3回言ってただけの例のアレ)
ここだったのね~。
「ガス人間第1号」 シアタークリエ 10/30(金) 14:00~
チラシを目にした時から”脚色演出後藤ひろひと”以外に興味を持つことが無かった。
主な出演者は伊原剛志、中村中、高橋一生、中山エミリ。
実は私は伊原さんは舞台向きじゃない俳優さんだと思ってるのよね。
江口洋介さんもそうなんだけど、この2人は私の中では”舞台でいまいち”な2人。
(ファンの方ごめんなさい)どちらも長身で二枚目なのにね。
残念なことだけど今回の伊原さんを見てもやっぱり・・・って思ってしまった。
まぁ残念なのはそこだけじゃなかった芝居だったけど。
評判いい作品の様だが私にはそうでもなかった。
色々書いてしまうがあくまで私の主観ってことでご容赦を
この「ガス人間第1号」というのは1960年に上映された映画で大王が今回の
シアタークリエでの演劇上演にあたり自ら舞台化したいと提案した作品らしい。
原作物を使わない大王が初めて手掛けた原作付きの作品だった。
確かに大王の作品に通じるものがあった。
美しくて悲しくて切なくて・・・。
そう、脚本はいいと思う
歌のタイトルの使い方絶妙だった
「小心者」から「傷心者」になり最後「焼心者」になる。
千代の心の動きをそのまま表現している様だ。
千代を想う橋本のヒリヒリする程の献身的な愛情表現も切なかった。
そして悲しい結末のシーンは涙が出てきた。
意外なラストもちょっとぞくっとしてなかなかだった。
(ちょっと唐突に終わった感はあったが)
でもね、演出と出演者が悪い
中村中さん以外を総とっかえしてもいいと思うほどだった。
舞台上にすごく隙間を見た。
広い舞台がもっと広く感じた。
大王の演出で悪いと思うなんて今まで無かった気がする。
キャスティングミスを演出で補えなかったのではないだろうか。
見ながらちょっとキツかった。
客席も結構空いてたし、やっぱりシアタークリエでやるには厳しい演目だったのではないかな。
中村さんは初めて生で見た。
芝居経験がどのくらいか知らないがいい声だし静かに話しているのに客席までよく通った。
艶っぽくて美しくて独特の存在感があり、影がある"千代"という役にぴったりだった。
そして歌手の役だったのでさすが本業。すごく惹きこまれた。
上手いのはもちろんだけど、その表現力が素晴らしい。
中村さんの魂のこもった歌声を聴いた時からちょっとじわっと来てしまい
クライマックスシーンでは涙が出てしまった
中村さんがこの芝居の雰囲気作りをし、悲しい結末をより深いものにしてくれた。
それなのに他の人が台無しに~・・・
色々あるが象徴的だったのは南海キャンディーズ山ちゃん。
いや、山ちゃんに対しての文句では無いし山ちゃんは実は割と良かった。(笑)
何かに似てるなぁと思いながら見ていたのだが山田玲司の漫画「Bバージン」の
神田川だと思い当たる。(古い)
顔も似てるし動きもあんな感じ。もしや役作りの参考にしたとか
ただね、折角のキモキャラも受け止めてくれる上手い共演者がいなくて
ただの放置されたキモキャラで終わってた。
これ相手次第で相当面白いシーンになったはずなのに逆に寒いシーンの連続だった。
ちょっと気の毒だったかも
これに限らず色んなシーンを不完全燃焼にしてしまったのも舞台上に漂う
"隙間"のせいではないだろうか。
折角の大王の演出作品である。
主役級じゃなくても大王周辺の芸達者な役者さん達に出てもらいたかったな。
さて、話は変わってこのシアタークリエ。私お初です。
何故か日生劇場の跡地に出来たと思い込んでたけど、日生劇場はいまだ健在。
微妙に場所も違ったしなんでそんな思い違いをしていたのか謎
新しい劇場なだけあってとても綺麗でおしゃれ。
そして機能性も高い感じがしてなかなかいい劇場だと思った。
特にトイレがいい。(そこ?笑)
たまに観たい演目があっても縁がなく今まで来られなかったが劇場としては好きな感じだな
スタッフさんも充実。洗練された対応でさすが大人の街(笑)の劇場だった
劇場に向かって歩いていると途中の広場でつけ麺フェアみたいなのをやっていて
ちょっと後ろ髪引かれる。(笑)
朝めざましテレビで丁度お天気キャスターのみさとちゃんがレポートしてたやつだ。
(「おいしいです」を3回言ってただけの例のアレ)
ここだったのね~。
「ガス人間第1号」 シアタークリエ 10/30(金) 14:00~
チラシを目にした時から”脚色演出後藤ひろひと”以外に興味を持つことが無かった。
主な出演者は伊原剛志、中村中、高橋一生、中山エミリ。
実は私は伊原さんは舞台向きじゃない俳優さんだと思ってるのよね。
江口洋介さんもそうなんだけど、この2人は私の中では”舞台でいまいち”な2人。
(ファンの方ごめんなさい)どちらも長身で二枚目なのにね。
残念なことだけど今回の伊原さんを見てもやっぱり・・・って思ってしまった。
まぁ残念なのはそこだけじゃなかった芝居だったけど。
評判いい作品の様だが私にはそうでもなかった。
色々書いてしまうがあくまで私の主観ってことでご容赦を
この「ガス人間第1号」というのは1960年に上映された映画で大王が今回の
シアタークリエでの演劇上演にあたり自ら舞台化したいと提案した作品らしい。
原作物を使わない大王が初めて手掛けた原作付きの作品だった。
確かに大王の作品に通じるものがあった。
美しくて悲しくて切なくて・・・。
そう、脚本はいいと思う
歌のタイトルの使い方絶妙だった
「小心者」から「傷心者」になり最後「焼心者」になる。
千代の心の動きをそのまま表現している様だ。
千代を想う橋本のヒリヒリする程の献身的な愛情表現も切なかった。
そして悲しい結末のシーンは涙が出てきた。
意外なラストもちょっとぞくっとしてなかなかだった。
(ちょっと唐突に終わった感はあったが)
でもね、演出と出演者が悪い
中村中さん以外を総とっかえしてもいいと思うほどだった。
舞台上にすごく隙間を見た。
広い舞台がもっと広く感じた。
大王の演出で悪いと思うなんて今まで無かった気がする。
キャスティングミスを演出で補えなかったのではないだろうか。
見ながらちょっとキツかった。
客席も結構空いてたし、やっぱりシアタークリエでやるには厳しい演目だったのではないかな。
中村さんは初めて生で見た。
芝居経験がどのくらいか知らないがいい声だし静かに話しているのに客席までよく通った。
艶っぽくて美しくて独特の存在感があり、影がある"千代"という役にぴったりだった。
そして歌手の役だったのでさすが本業。すごく惹きこまれた。
上手いのはもちろんだけど、その表現力が素晴らしい。
中村さんの魂のこもった歌声を聴いた時からちょっとじわっと来てしまい
クライマックスシーンでは涙が出てしまった
中村さんがこの芝居の雰囲気作りをし、悲しい結末をより深いものにしてくれた。
それなのに他の人が台無しに~・・・
色々あるが象徴的だったのは南海キャンディーズ山ちゃん。
いや、山ちゃんに対しての文句では無いし山ちゃんは実は割と良かった。(笑)
何かに似てるなぁと思いながら見ていたのだが山田玲司の漫画「Bバージン」の
神田川だと思い当たる。(古い)
顔も似てるし動きもあんな感じ。もしや役作りの参考にしたとか
ただね、折角のキモキャラも受け止めてくれる上手い共演者がいなくて
ただの放置されたキモキャラで終わってた。
これ相手次第で相当面白いシーンになったはずなのに逆に寒いシーンの連続だった。
ちょっと気の毒だったかも
これに限らず色んなシーンを不完全燃焼にしてしまったのも舞台上に漂う
"隙間"のせいではないだろうか。
折角の大王の演出作品である。
主役級じゃなくても大王周辺の芸達者な役者さん達に出てもらいたかったな。
さて、話は変わってこのシアタークリエ。私お初です。
何故か日生劇場の跡地に出来たと思い込んでたけど、日生劇場はいまだ健在。
微妙に場所も違ったしなんでそんな思い違いをしていたのか謎
新しい劇場なだけあってとても綺麗でおしゃれ。
そして機能性も高い感じがしてなかなかいい劇場だと思った。
特にトイレがいい。(そこ?笑)
たまに観たい演目があっても縁がなく今まで来られなかったが劇場としては好きな感じだな
スタッフさんも充実。洗練された対応でさすが大人の街(笑)の劇場だった