ミル茶日記。

日々の出来事など

「エンドロール」

2015-06-28 10:07:32 | 芝居
トム・プロジェクト プロデュース
木村多江独り芝居「エンドロール」
作:ひょうた 演出:中津留章仁
出演者:木村多江
赤坂RED/THEATER 6/12(金)19:00〜

 
評価:★★★★☆

上演時間は1時間40分です。
一人でこの時間を持たせるのは相当大変だとは思いますが期待してたんですよね。
しかし、第一声から「あ、ダメっぽい」と思ってしまいました

木村多江さん、元は舞台女優と何処かに書いてあったのですがホントかな。
全然声出てなかったし、自分で空気を作っていく力が無かった様に思います

それと、キャラが合ってなかったです。
元々しっとり美人のイメージですし、あの艶っぽい声ですし、
今回の様な元気なアラフォーみたいな役は無理している様に見えました。
もっとキャラクターを活かした役をやれば良かったのにと思います

1時間40分が非常に長く感じました。

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「カレッジ・オブ・ザ・ウインド」

2015-06-25 23:47:09 | 芝居
昨日、柳家喬太郎さんと千葉雅子さんの落語二人会があって
紀伊国屋ホールに行ってきました。
千葉さんは憧れの舞台と言い、喬太郎さんも学生時代に
つかこうへいさんの芝居をここで観た思い出があると言い、
二人とも特別な劇場って感じで話していました。

キャラメルボックスも過去に一度だけ紀伊国屋ホールで上演したことがあります。
それが「カレッジ・オブ・ザ・ウインド」初演でした。
加藤さんが前説でやはり憧れの舞台」と言ってつかさんの話をしていましたので
この年代の演劇好きな人はみんな同じ様な思いを抱えていたのかなと思いました。


キャラメルボックス30th vol.2
「カレッジ・オブ・ザ・ウインド」
脚本・演出:成井豊 
サンシャイン劇場 5/31(日)14:00〜

 
評価:★★★★☆

再演は3度目ですが、初演と比較しながら観てしまいました。
実は再演と再再演の記憶が殆どありません。
初演はビデオを持っているのでそれを繰り返し観ていたせいかと思います。
あやめの

「空を見上げた私の鼻先をふっと通り過ぎたもの。それは風でした。」

から始まる独白もほぼ暗記しています。(ほぼですが…
それくらい好きな作品で自然と次はこのセリフ、次はこのシーンという風に
先回りして観てしまっていました。
間に2回も再演を挟んでいるので初演からは大分違っているとは思うのですが、
初演との比較で良かったところ、悪かったところなんかを書いてみようと思います。

まず悪かったところ。

・エンディングテーマ曲
 やっぱり最後は井上陽水さんの「少年時代」ですよ
 再再演から小田和正さんだったのかな。でもね、やっぱりここは「少年時代」
 「広くて素敵な宇宙じゃないか」のテーマ曲が「What a Wonderful World」じゃないとダメな様に
 「少年時代」じゃないとダメです。
 なんで変えちゃったんだろうなぁ

・ダンスシーン
 初演がものすごくいいって訳でもないのですが、何となく今回はダンスの始まりと終わりが
 唐突だったし、ダンス自体もあまりかっこよくありませんでした

・ゲストじゃなくてもね・・・
 ほしみの両親はあまりいい親ではありません。
 なのでゲストの方に演じてもらうには申し訳無い感じです。
 お父さんを三浦君か石原君(モテる作詞家だしイケメンの石原君が案外いいかも)、
 お母さんをさつきさんか綾ちゃんあたりでも良かったのではないでしょうか。
 後は残念ながら福本さん面白くなかったなぁ。
 意外と面白路線ではないので無理があったのではないでしょうか。
 何なら今回見せ場が沢山ある二枚目半の蒲原役でも良かったかも。

・安定感不足
 全体的に面白くさせる人が少ないですね。
 作品が割と暗めなので安定感があってメリハリよく面白く出来る人を
 もっと置いて欲しかったです。
 多分鉄平が弱かったのかも。
 ほしみのおじさんはちょっとおふざけな陽気な人がいいと思います。
 しかもせつない演技も上手い人。
 今思うと西川さんぴったりだったな。
 今回だと左東君当たりでも良かった気がします。
 真柴さんのおばあちゃんは良かったですね。さすがの安定感でした。

良かったところ。

・蒲原と松倉さんのロマンス。
 全然本筋とは関係ないですが。(笑)
 初演ではここまでの膨らみ方ではなかったのですがすごく良かったですね。
 これ相当美味しい役ですよ。
 あっこれを小多田君でもいいなぁ。
 見たいなぁ、小多田君のロマンス
 あと、大森さんがやっぱり個人的には大好きなのでかわいらしい大森さんが
 見られたのが良かったです

前回まで全く気になっていなかったこと。

・何故最後の見送りにあやめさんがいなかったのか。
 だってお別れなのに。
 ほしみが「淋しくなったらあやめさんに会いに行けばいいんだ」と言って涙をこらえるけど、
 何故この場にあやめさんがいないの?と今回疑問に思ってしまいました。
 ラジオが生放送だから?でもそしたらそれを避けてお別れしても良かったのでは?とか
 観ながら思ってしまった。

 あと、成井さんが非売品パンフに陽気で清々しい物語とかって書いてたけど、清々しい
 結構ダークな作品ですよ。
 お父さんもお母さんもそれぞれ浮気していて、しかもお母さんはやくざにゆすられ
 お金を払いきれなくなって義理の弟の鉄平に助けを求め、鉄平はそれを助けようとして
 間違ってやくざを撃って自分は刑事に撃たれ逃げてるうちに溺死するって
 なかなか無い酷い展開です

・・・でも好きなんですよね、何故か。
鉄平があやめの方を向いていないと言われあやめと向き合い、あやめに見える様になるシーンは
泣けますよね。
そこだけ切り取って、それから家族の設定をもう少し救える内容にしてリメイクしてくれないかな。

前に「俺たちは志士じゃない」をマキノノゾミさんが大きく変更してかっこいい作品に
してくれた様に別の方に頼んでもいいのでいい作品にして欲しいなぁ。

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KOBUKURO LIVE TOUR 2015”奇跡”@横浜&さいたま

2015-06-23 22:57:36 | 音楽
最近スキマスイッチ祭り、芝浜祭り・・・と祭りが続いていますが
今はコブクロ祭り開催中です

KOBUKURO LIVE TOUR 2015”奇跡”
横浜アリーナ        5/13(水) 18:30〜 アリーナ席
さいたまスーパーアリーナ 6/6(土) 17:30〜 400レベル
                  6/7(日) 16:00〜 200レベル


さいたまは横浜よりも10〜15分くらい長かった気がするのですが
会場が広いせいでしょうかね。
10分押しスタートで3時間20分、全20曲のライブでした。

黒田君がさいたま1日目に言っていたのですが今回のセットリストは
4番バッター級が揃っていてもうへとへとだったとか。

で、そんなセットリストです。

1、奇跡
2、Summmer rain
3、轍
4、願いの詩
5、今、咲き誇る花たちよ
6、信呼吸
7、Hana
8、永遠にともに
9、水面の蝶
10、桜
11、遠くで・・
12、Twilight
13、DOOR
14、NO PAIN,NO GAIN
15、風になりたい(カバー)
16、サヨナラ HERO
17、42.195km
18、Memory

アンコール
19、星が綺麗な夜でした
20、ココロの羽


2曲目の「Summmer rain」で腕を振り、3曲目の「轍」で合唱した時には
アンコールかと錯覚するくらい一体感と充実感がありました

「今、咲き誇る花たちよ」のイントロ前に小渕君がくるんと一回転するのが好きです
かわいくかっこよくきゅんとしますね

「Hana」は今回初めて聴きましたがライブ後に頭に流れてる率が結構高かったです。
会場限定のタオル付きCD(CD付きタオルだったかな?)買えば良かったかなぁ。

「永遠にともに」はライブでは久しぶりに歌うそうで、私もおそらく生で聴くのは初めてです。
暗転から小渕君のせつなげな表情がモニターに映り歌い出した時にドキっとしました。
やっぱりすごくいい歌だし、生で聴けてうれしかったです。

さいたま1日目は400レベルだったせいか上から見下ろした時の照明がすごくきれいでした。
特に「水面の蝶」は会場全体が水面になってそこに蝶がいるみたいな感じで幻想的でしたね

「桜」はさいたまからアカペラを取り入れていました。
横浜の時は無かったんですよね。
2番の最後、段々演奏が小さくなり、マイクの音量も小さくなり、
黒田君と小渕君が近づいて向き合って見つめあいながら生声で歌っていました。
どんなにふざけたことを言ったりお互いをからかったりしていても歌う時は相手を尊重し、
呼吸を合わせて最高の音楽を作り出してくれる。
ハモリも美しく本当に素晴らしい「桜」でした

「DOOR」は横浜の時、今まで100回以上聴いた中で一番すごい「DOOR」だったと小渕君。
ギターの福ちゃんの演奏がすごかったからだと黒田君。
再現したりしてました。
でも「Door」の黒田君はホントにかっこいいですよね
特に照明の使い方が効果的でモニターを見てると「行くしかないだろう」の
ところで赤い照明に照らし出された黒田君がほれぼれするほどかっこいいです。
CDで聴くのとはまた違う心の叫びみたいなものが伝わってくる歌い方もいいですね。

「42.195km 」でアリーナ周りを走って一周する小渕君。
一周でどのくらいあるんでしょうか。
1kmは無いと思うのですが800mくらいあるのかな。
歌って、走って、ブルースハープ吹いて、走って、ステージ戻って歌ってジャンプしてのけぞって。
パワフルです。すごいです。
元気いっぱいでアラフォーとは思えない。(笑)
サービス精神旺盛ですね

「ココロの羽」はなんだか泣けます。
CDで聴くとそうでもないと思っていましたが生で聴いてみんなで合唱するのはいいですね。
みんなで手をつないで歌に合わせて振っている様子を見るとじわっときました。

その他あれこれ

横浜
 ・歌いながら黒田君がいきなり客席に乱入。
  当然もみくちゃにされて戻ってきて「おいはぎにあったみたいになった」と言っていました。

 ・会場に向けて何処から来たかみたいなことを問いかけた時に黒田君が「外科医〜」「内科医〜」
  とピンポイントに呼び掛けると内科医の方がいて個人的な会話をしていました。
  「お医者さんが胸にトントンってやるけどあれでほんとに何か分かるの?」「分かります」
  みたいな。

 ・小渕君が足を思いっきり上げた時にズボンのお尻のところが破けたかもと言って
  黒田君に見てくれと言った時おかしかった。
  お尻を黒田君に向けて「どう?」と聞くと黒田君もかがんでマジマジとお尻を確認してました。  
  (変な絵でした

さいたま1日目
 ・路上ライブでは毎週土日に歌っていたとかで「一回でも休むと聴きにきてくれた人が
  がっかりすると思って僕も黒田も毎週歌おう!って言ってたんです。」という小渕君に対し、
   黒田君は「今キレイにまとめてたけど俺は違うぞ。辛かったんだぞ。」という黒田君。
  「そうだったの?気付かなかった。」と小渕君。
  30分歌って1時間でCD売って終わりかと思ったら小渕君が「次何処で歌う?」と言って
  黒田君の声が出なくなるまで歌っていたそうです。

 ・実は「桜」はさいたま初日に小渕君が「アカペラにしよう」と急に言いだしたらしく
  押し切られる形になった黒田君。
  「アカペラにするのとしないのとどっちがいい?」と小渕君に(きっとキラキラした目で)
  聞かれた黒田君は「・・・アカペラの方がいいね。」と言ったとか。
  あんなに広い会場でもちゃんと声が届きました。
  マイクを通さず聴けたこちらとしては貴重で宝物の様な時間でしたが
  黒田君には苦行だったみたいですね。
  お疲れ様でした。

さいたま2日目
 ・最初の3曲が終わった時、MC予定では無かったのですが小渕君のあまりのはじけっぷりに
  黒田君が「俺…今日小淵さんについていかれへんかも…」とぐったり。
   そこからトークが始まってしまいました。

 ・小渕君が「みんなの心の奥の奥の、自分自身も気づかなかった奥の方にある思いを
  出してくれたらうれしい」みたいなことを言ったら、黒田君も「心の奥のっ…奥のっ…」と
  大げさに真似していました。「かっこいいから俺もやりたいなと思って」おかしすぎます。



今日の3曲

 「今、咲き誇る花たちよ」
 「桜」
 「ココロの羽」
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2014年観劇ベスト5&えんぶチャート2014

2015-06-21 19:13:20 | Weblog
2015年になってから半年、2014年度のえんぶチャートが発表になってから
3ヶ月経ってしまいましたが今更この話題です
私の観劇ベスト5と比較しつつ載せていこうと思います。

まずは2014年に観たお芝居のベスト5を。
観劇した作品は60作品でした。
なんと珍しくキャラメル作品が3作も入っています。
()内はえんぶチャートの順位です。
(悲しいくらいに順位が低いですね・・

1位 Paco-パコと魔法の絵本-from「ガマ王子vsザリガニ魔人」(152位)
2位 キャラメルボックス2014サマーツアー・プレミアム「涙を数える」(75位)
3位 「奇跡の人」(149位)
4位 CaramelBox 2014 Greeting Theater「無伴奏ソナタ」(26位)
5位 CARAMELBOX A LA CARTE「太陽の棘 彼はなぜ彼女を残して旅立ったのだろう」(36位)

1位 Paco-パコと魔法の絵本-from「ガマ王子vsザリガニ魔人」
   観に行ったのは2月でしたが不動の1位のまま一年が経ちました。
   ホント素晴らしいお芝居だったと思います

2位 キャラメルボックス2014サマーツアー・プレミアム「涙を数える」
   「TURTH」の鏡吾の9年前の物語です。
   見ている間中、これから起こる悲劇を思い、泣き通しでした。

3位 「奇跡の人」
   高畑充希ちゃんのヘレンと木南晴夏さんのサリバン先生の組み合わせは
   エネルギッシュで熱くて圧倒される舞台となりました。
   
4位 CaramelBox 2014 Greeting Theater「無伴奏ソナタ」
   初演では感動しなかったのに再演では感動しました。
   多田君はキレイで脆く危うい役が合います。

5位 CARAMELBOX A LA CARTE 「太陽の棘彼はなぜ彼女を残して旅立ったのだろう」
   カジモン初主演です。
   期待が大きかったですがちゃんとその期待にも応えてくれました。
   ほさかようさんの脚本のおかげで初めて宮沢賢治に興味を持てた作品でもありました。

去年は期待作はそうでもなくて、ノーマークから思わず感動という読めない結果となりました。
結構いい作品があったので5位までを決めるのに迷いました。
「ガラスの仮面」も良かったし、多田君の一人芝居の「審判」も良かった。
単純にキスマイ北山君見たいなぁと思って観た「愛の唄を歌おう」も予想外に良く、
これも池松壮亮君見たいなぁで行った「母に欲す」も良かったです。
いい作品に沢山巡り合えた2014年でした

我らが(?)上川さんの「9days Queen〜九日間の女王〜」は全然ランク外で
今年は「真田十勇士」出ちゃったしもう舞台無いのかなぁとちょっぴりさびしいです
「花咲舞」の後は何をやるのだろうか・・・。

あ、ちなみに今年の芝居はやや不作で「真田十勇士」以外に今のところ★5がありません。
後半にいい作品があればいいな。
期待は新感線の「五右衛門vs轟天」でしょうか。
あと10月に佐藤隆太君主演で「ダブリンの鐘つきカビ人間」やるそうでこちらも楽しみです。

そしてこちら。
えんぶチャート について

作品部門
1位 パルコプロデュース「ブエノスアイレス午前零時」
2位 2014年春興行いのうえ歌舞伎「蒼の乱」
3位 「9days Queen〜九日間の女王〜」
4位 パルコプロデュース「アダムス・ファミリー」
5位 スカイロケット「ヒア・カムズ・ザ・サン」

2,3,5位を観ました。

1位はまたしても森田剛君。
去年も1位が「ブエノスアイレス」でしたが続編か何かでしょうか。
これ訂正
何故か勘違いしてました。
去年は森田君でも「鉈切り丸」が1位でしたよね。

2位はストーリーはいいのですがキャストで残念でした。

3位に何故入ったのか疑問です。
作品としても面白くないし、上川さんも役もいまいちだったし
う〜ん・・

4位は観てないので情報が無いのですが芝居というよりお祭りみたいな
感じなのでキャストによってはすごく楽しめますよね。

5位は悪くはなかったですがものすごくよかった訳でもないという感じでした。

俳優部門
1位 森田剛
2位 上川隆也 
3位 浦井健治
4位 阿部丈二
5位 粟根まこと

森田君二連覇です。
強いなぁ。

2位はまたまた上川さん。
最近2位続きですね。

3位の浦井さんは何回か見ていますがそんなに印象に残ってないです。

4位阿部丈二君。
何故・・・?嫌いじゃないけど4位に入るほどの人気なんですかね

5位に粟根さん。
ちょっとほっとしますね。
古田さんや阿部サダヲさんが入ってない中なんとなく健闘した感があります。

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「嵐が丘」

2015-06-18 21:31:13 | 芝居
「嵐が丘」
日生劇場 5/24(日)12:00〜

 
評価:★★★★☆

「嵐が丘」と言えばまず浮かぶのが「ガラスの仮面」。
マヤがキャサリンの少女時代を演じて話題を呼びました。
私も「ガラスの仮面」の中では好きなシーンです。
だからなのかそのイメージが強く、今回の「嵐が丘」のあまりの暗さに愕然としてしまいました。

「嵐が丘」の舞台は今までも観たことあります。
2002年の岡本健一さんと松たか子さん。そして2011年の河村隆一さんとなっち。
どちらも割とキャサリンのイメージが強く残ってました。

でも今回の堀北真希ちゃんのキャサリン。
悪くなかったのにあまり印象に残りませんでした
もっと奔放で明るくて自由でわがままで、それら全てが魅力的に見える、
それがキャサリンなのかなと思うんです。
真希ちゃんのキャサリンはそういう部分があまり無かった気がします。

かと言ってヒースクリフ役の山本耕史君の存在感がすごかったのかというとそうでもなく。
あ、すごくカッコ良かったですよ。
やっぱり舞台での輝きは半端なかったです。

でも今回一番目立ってたのは、家政婦をやった戸田恵子さんでした。
まぁ進行役だったせいもありますが、芸達者なせいなのか、目立っていましたね。
なので今回、「嵐が丘」ってこういう話しなんだっけ?と思いながら見てしまった感じでした。

そうそう、オーケストラが入っていたので生歌ありなのかと思っていたのですが
実際歌ったのは戸田さんだけでした。
山本君の歌も聴きたかったなぁ。残念です

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桂雀々 三遊亭兼好 二人会

2015-06-14 20:15:53 | 芝居
笑わずにはいられない!その3
桂雀々 三遊亭兼好 二人会
I Can’t Stop Laughing You!
北沢タウンホール 5/19(火)19:00〜


評価:★★★★☆

残業の為遅刻し前座さん(三遊亭わん丈さん)は見られず桂雀々さんの途中からとなりました。

桂雀々 
「くしゃみ講釈」

 初めて聴く方だったし、途中だったしであまり入りこめないままでした。

三遊亭兼好
「百川」

 マクラで雀々さんのことを知り合う前から好きだったのはなんでだろう?と思ったら
 大きい動物とかが好きということで好きだと判ったと判明したそうです。
 優しい言い回しなのに気付くとちょっと失礼なでも人を不快にさせない方だなぁと思いました
 さて、「百川」は志ん朝のCDで聴いていたので話は知っていましたがそんなに好みでは
 ありませんでした。
 ちなみにCDでは四神剣とは何か?の説明が最初にあったのですんなり入れました。
 兼好さんのではそれが無かったのですが話を知ってる分意外と面白かったかな。
 兼好さんのキャラのおかげかも知れません。

-中入り-

三遊亭兼好 
「舘林」

 喬太郎さんで聴きました。
 これまたあまり好みではないと記憶していましたが最後フ゛ラックなオチだったので
 ちょっとびっくりしました。
 喬太郎さんのをちゃんと聴いてなかったんですね
 
桂雀々 
「手水廻し」

 桂文珍のCDで聴きましたがこれもいまいち
 話もいまいちですけど、私は雀々さんあまり好きではないみたいです。

CDで聴いて良かったもの
 3代目古今亭志ん朝「お直し」



久々の余談。

最近平安寿子さんの「こっちへお入り」という落語を題材にした小説を読みました。
これがすっごく面白くて、読んだら落語をもっと聴きたくなる様な作品なんです。

今まで落語に全く縁の無かったアラサーOLの江利がひょんなことから
落語教室に通い始め、落語にハマって行く様子が描かれているのですが、
一つ一つの噺をものすごく掘り下げて理解して行くんです。

特に「芝浜」が興味深かったです。

『さん喬の「芝浜」は志ん朝、小三治、談志のと違う。』

というところからさん喬の「芝浜」について語り始めます。
(ちなみに私は志ん朝版と三木助版が好きです。)

他の噺家さんが魚屋の勝のおかみさんを演じる時、怠けぐせがあり酒好きな勝の
お尻をたたいたり叱ったりする様な気が強くてしっかり者のおかみさんなのに、
さん喬演じるおかみさんはオロオロする姿が浮かんできそうなほど終始下手に出て気弱。
自分をもらってくれただけでもありがたいって態度なのは何故なのか?ということを
江利なりの解釈を持って語っていきます。

それを読んだらさん喬版が聴きたくなり、図書館にあったので借りてきて早速聴きました。
そして三木助、志ん朝、談志、小三治ももう一回聴きました。
その後談志以外を何度も何度も聴きました。
(おかげで3〜4日ほど芝浜祭りでした。)

江利に言われなければ気付かなかったことが沢山あって私は本当に
さらっと聴いているだけなんだなぁとつくづく思いました。

ただ、さん喬版を聴いた後でも三木助版、志ん朝版が好きなことには変わりませんでした。

さん喬版はちょっと聴いてて悲しいんですよね。
江利の解釈を正しいとするならおかみさんの身の上まで考慮して
聴かなければならなくなり気が滅入りそうになります。

「芝浜」自体は好きな噺なのですがもっと単純に楽しみたいなって私は思います。

三木助版はテンポがいいのに表現が丁寧で判り易いし、笑えるところも随所にあって、
すごく聴きやすいんです。
おかみさんが明るいのもいいです。

志ん朝版のおかみさんは夫を立てつつも聡明さがあり機転が利いて
おかみさん的には一番好きな感じなんです。

まぁでもさん喬さんは私の大好きな喬太郎さんの師匠ですし、喬太郎さんを知る
きっかけになった方なので生で「芝浜」やったら聴いてみたいです。
三木助も志ん朝ももう生で聴けないですしね。

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松2DAYS

2015-06-10 22:17:50 | 音楽
2日間の松ヶ下さんイベントでした

松印合唱団幹部会BBQ 辰巳の森海浜公園
5/16(土)11:30〜15:30


この週末は仕事が忙しく途中参加となりました
着いたのは15時ちょっと前だったかな?
ほぼBBQも終わって後は会話を楽しんでという時間だった様で
松ヶ下さんを囲んでの談笑・・・というか、詰問?(笑)が
繰り広げられていました
でもこれがあったからマニア向けライブをするぞ!という
流れになったんですよね

さて北欧風BBQということで松ヶ下さんがロシアのウハーという
スープを作ってくれました。
遅れて参加の私も頂けましたよ

でもなぁ。作るところから見たかったなぁ。

松ヶ下さんの調理姿って素敵ですよね
それを物陰から盗み見するのが好きなんです。(←怪しい
こういうイベントって素な松ヶ下さんを堪能できるので
ほんとに楽しいというか、幸せな時間を過ごせますよね

最後にミニミニライブがありました。
周りには他のBBQの団体さんがいましたがそれに臆することなく(?)
歌う松ヶ下さん&合唱団幹部会員。
私は背を向けていたので実際他の団体さんからどう映っていたのかは
分かりませんが相当な怪しさだった気がします
「ヒロユキ!」とか。(笑)

でもいいんですよ
楽しかったから

歌ったのは、

テ゛スヘ゜ラート゛
ポチ
飛行機雲

あら?
あと何だったかな。
もう1曲あったのですが忘れてしまいました。

みんなで協力し合って片づけをし松ヶ下さんが去っていく姿を
お見送りしてBBQ終了です。
松ヶ下さん、ナベさん、お疲れ様でした〜



四谷天窓comfort11周年企画松ヶ下宏之ONEMAN LIVE〜俺部屋2015〜
5/17(日)13:00〜


セットリスト(またマツ日記からのパクリ)
Drive
Book Mark
また君は綺麗になって行く

菜の花の野原へ

友情メインテーマ
永遠の一秒
プラタナス
運命
Walk
クローバー
SALSBELI
未来は君の手に

Encore

Happiness ?

とっても良いライブでした
好きな曲沢山やってくれましたよ

そしてライブの余韻を引きずりながらまた会社へと向かいました。




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「スーパーエンタープライズ」「聖地X」

2015-06-08 20:14:51 | 芝居
東京ハートブレイカーズ
「スーパーエンタープライズ」
脚本・演出:黒澤世莉 
吉祥寺STAR PINE'S CAFÉ 5/2(日)13:00~

 
評価:★★★★☆

久しぶりに東京ハートブレイカーズを見ました。
可もなく不可もなくって感じでしたね
唯一小多田君の嫌味な先生役がぴったりでステキでした。(笑)



イキウメ「聖地X」 
シアタートラム  5/29(金)19:30~


評価:★★★★☆

「プランクトンの踊り場」からタイトル変更したこの作品。
内容も結構変わってたのでしょうか。
あまり覚えてないけど、コックもドッペルゲンガーを見るって設定前もあったかなぁ。
あと、第三の滋とかって出てきたんだっけ?
今回その3人目をどうするかがあやふやというか、要が意識しなくなれば自然に
消えてくれるよという他力本願な設定がちょっと無理やりな感じがしました

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