人に何か頂いたら、お返しするのが日本の文化のようなもの。
いや礼儀だとおっしゃる方々もおられることでしょう。
それがまったくキリのない方もおられますね。
お返しのつもりがまたお返しされてそれが永遠に続けられるという具合なのです。
それで知人は、彼女とのお返しはもうしないことにしたと話されました。
キリがないからだそうです。
でもよく考えて見たら相手の人はそのキリのないお返しをし合うことで関わ
りを持ち続けていたいと思っているのではないかなと。
でも人が人と関係を持ち続けるのが単なる何かの品物だけというのも知人に
すればもういいかなと思ったのかも知れませんね。
物のやり取りも悪いことではありませんが、もう一つ心の信頼関係につなが
る何かがいるのかも知れませんね。
物というものは相手を縛るものであってはいけませんし、そのことによって
恩をきせるようなものであってもいけないのでしょう。
相手に負担となるもの、またありがた迷惑になるようなものには最新の注意
を払いたいと思いますね。
わたしも人からあれやこれやと頂くことがありますが、感謝しています。
そして「もしいらなければバザーにでもだしてください」と言ってくださる
ので、安心です。
キリストの教えには「お返しの出来ない人に施しをしなさい」という考え方
があります。
そのことによって人にも相手からにも見返りのない善意が成立するような事
だろうと思います。
この年末品物が届けられ、早速何を持ってお返ししようかと考えている私ではありますが、私なりによく考えて適切に応じたいなと思っています…😊