聴くネタバレ映画・ドラマと英語日記

~元MC苅田三貴が見た映画やドラマを私情バンバンはさんでご紹介♪

ダメージ シーズン1

2008-09-07 22:31:18 | 洋画クライムサスペンス・ミステリー
記念すべき60回を数える今年のエミー賞

作品賞を初め色々ノミネートされ、
8月6日からレンタルも開始したアメリカンドラマ


個人的には圧倒的な存在感を示したグレン・クローズ
主演女優賞をとって欲しいなと思います


 

ダメージ 1ST SEASON


かなり興奮の下、ファーストシーズンを終了しました。

ファーストシーズンというこの言い方。
実は高視聴率で、すでにサードシーズンまで制作が決定しているんですよ



全米が騙された

というのが作品のキャッチコピーなんですが
私も、誰が嘘付いているのか、全然判らなくて
かなり頭がこんがらりましたので
関係図を書いてみました





物語は下着姿で、コート1枚。
しかも血だらけ、そりゃ絶対捕まるでしょうという女性
エレン・パーソンズローズ・バーン)が街をさまよっている所からスタート

かなりこのシーンでみんなの心を掴んだのではないでしょうか?


そして、当然警察に保護される事に。
警官が話を聞いている中で時は6ヶ月前にさかのぼります。

そう、この物語は過去と現在を行ったり来たり。


成績優秀だったエレンは、大学卒業後
破格の給料を提示されたにもかかわらず
ホリス・ナイ(フィリップ・ボスコ)の法律事務所を断って
パティ・ヒューズグレン・クローズ)の事務所で働く事に。

女社長パティは業界の中では有名人。
弱者を守り、強者を挫くという信念を持っていますが
勝つためには手段を選びません。

実は、エレンを雇ったのもその一つだったのです


株で大儲けし、社員を散財させたアーサー・フロビシャー(テッド・ダンソン)を
訴える原告団の裁判を現在パティは扱っているんですね。

そのフロビシャーを有罪にする為の重要な手がかりと
エレンが関係しているから雇ったんです。

しかもエレンは賢いからその事実に気付きかけますが
部下であるトム・ジェイズ(テイト・トノヴァン)との連携プレーで
エレンの思い過ごしだと思わせます。

その駆け引きと言ったら、そら恐ろしい。
事実を知った私は鳥肌が立ちました



またパティの人間観察力というのか洞察力は半端ではない。

手がかりというのは、
エレンの婚約者であるデービット・コナー(ノア・ビーン)の
お姉さん=ケイティ・コナー(アナスタシア・グリフィス)なんですけど
ケイティの嘘を全て見破ります。


しかも彼女は悪気があって嘘を付いた訳ではないんですね。
単純に全ての財産を失った人たちを助ける為に証人になったのに
自分の隠しておきたい過去が公になり
加えて騙されていたんだって分かって深く傷つきニューヨークを去っていきます。


そして一度はパティ事務所をやめようとしたトムも
やはり彼女の下で働くのがベストだと気付き復職。

どんどん調べていくうちに
ケイティを騙したグレゴリー・マリーナことグレッグが
この裁判の重要な鍵を握っている事も判ってきました。



時は今に戻って、
少しずつ何故エレンが血だらけだったのかも明かされていきます。
そうしたら、そうしたら…








ネタバレ警報発令
結末を書きますので
これからこのドラマを見たい人は
見てからこの先をご覧下さいよ~






婚約者のデービットが殺されていたんです
エレンに付いていた血はデービットのものだった


実は裁判で姉を巻き込み、
少しずつ気持ちが離れてきたかのように思われたディビット。

つまり今回凶器にエレンの血が付いているし、
ケンカして飛び出した事もあって彼女が殺人容疑で逮捕されたのです。

でも彼女は殺していないし、じゃあ誰という訳で
あの人?
いやこの人?
やっぱりその人?
と言う様に、かなり惑わされる。
この辺りがはまる要因でもあります。


結局このシーズンで彼を殺した犯人は判るんだけど、
すっきりしない結末。
いわゆるクリフハンガー


物語が終わってない
だから次を見てしまうというか、
まんまと作り手側の作戦にはまっているんだけど


いずれにしろ、ちょっとこの物語人が死にすぎです
最初の関係図で、殺された人に×を付けてみると…




主要人物2分の1の確率で死んでいます。
確実にやりすぎです

かなり衝撃的なサスペンスに間違いありませんので、是非ご覧あれ
ご覧になった方は感想もどうぞ

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