聴くネタバレ映画・ドラマと英語日記

~元MC苅田三貴が見た映画やドラマを私情バンバンはさんでご紹介♪

何事もほどほどに

2010-01-13 13:12:20 | 洋画コメディ、コメディタッチ
そう言えば、大人になってから
コメディを見る事が少なくなったけど
若い時
と言うのか、むしろ子供の時はよく見ていました。

これも多分、中学生か高校生の時に見て
大笑いした記憶があります

永遠(とわ)に美しく 


お正月にWOWOWで放送していたので
久しぶりに笑わせてもらいました
92年ロバート・ゼメキス監督作品です。


昔から表向きは大の仲良しである
マデリーン(メリル・ストリープ)とヘレン(ゴールディ・ホーン)

ヘレンは事ある毎に彼氏を取られていたので
相手の気持ちを確認する為にも
今回こそは結婚相手だとアーネストブルース・ウィリス)を紹介します。


ところがやはりあっけなく奪われてしまい
マデリーンとアーネストが結婚する事に

それから7年後…


すさんでしまったヘレンは激太りし
人生を諦めていましたが
再び7年後…


まるで若返ったかの様に美しいヘレン。
一方、マデリーンとアーネストの仲はすっかり冷え切り
落ち目の女優マデリーンは
あちこちに若い男を作っていて
興味があるのはアンチエイジングだけ

そこでここぞとばかりにヘレンは彼を取り戻そうと
マデリーンを殺す計画を持ちかけます。

彼は最初いくら何でもそこまでは出来ないと言っていましたが
口論している中、逆上して
階段の上から突き落としてしまうのです


あ~殺してしまった~~と思ったのですが…


いつまでも若く美しく居たいという女性の願いを皮肉ったコメディです



この作品を見るのは2回目で、しかも20年近く前。
なので、ほぼ忘れてもおかしくないんだけど
笑った所は結構覚えている

女性なら誰しも年を重ねると
肌がたるんだり、皺が出来たり、太ってきたりする
老化に抵抗したい
でもその思いがちょっと異常なのが主役の2人なんですね。

普通のお手入れで満足いかない彼女たちは
"永遠の若さを手に入れる"つまりは死なない薬を飲んだのです。

そのお蔭で
いやそのせいでと言った方が良いでしょう
本来なら死ぬはずのマデリーンは
首の骨が折れても死ななかった

けれど体はズタボロ。
あちこちの骨が折れている。

アーネストが形成外科医なので
何とか見た目はごまかせるんだけど
本来死んでいるはずの人間の折れている骨は、
くっつく訳がなく…


そんな状態の2人が体を張ったけんかをしたら
さあ大変


マデリーンの首がガクンと180°折れ曲がる
自分で髪の毛を引っ張って垂直に戻す。
再び、ガクン。
またまたガクン。
またまた戻す。
この間、ヘレンと激しい言い争い。

うける~

ラストシーンもこの上なく小気味よい

皮肉をここまで笑いに出来たら素晴らしい
頭に来た時
見習いたい精神です。

まあこれはあくまで
"女性のいつまでも美しくありたい"という願いが強すぎて
滑稽さを引き起こしたお話ですが
世の中何でもそうでしょうね~。

熱中したり、夢中になったりするのは大切。
でもそれが行き過ぎたり
特に周りが見えなくなると怖い。

常に自分を客観的に見られるゆとりは
持ち続けたいものです

それにしてもメリル・ストリープは流石
非常に謙虚で、性格が良い事でも知られていますが
どちらかと言うと
マディソン郡の橋プラダを来た悪魔など、
シリアスなドラマのイメージが強い。
こんなコメディエンヌの彼女も居たんですね
彼女が好きな人には、是非見て頂きたいです。

また、ゴールディ・ホーンケイト・ハドソンのお母さんですが
タイトル負けしていなくとっても美しいです。
プロポーションの良さもどうぞご覧下さい


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