新潮文庫
1995年11月 発行
2015年 7月 24刷
解説・高橋義夫
660頁
小説新潮の1986年4月号から1993年2月号まで、足かけ8年間にわたって連載されたもの
江戸の時代、人々は目に見えないものを見、理性では説明のつかぬことを信じていました
“古より百物語と言うことの侍る 不思議なる物語の百話集う処 必ずばけもの現われ出ずると”
人間たちと共にさりげなくそこにある怪異
その滑稽でどこか懐かしい姿と恐怖が描かれています
いつも思うのです
杉浦さんは、江戸時代に行ってそこに暮らしてきたのではないかしら
それを現代に持ち帰って私たちに疑似江戸トリップをさせてくれているのではないかしら
今ごろ、杉浦さんは江戸時代で楽しく暮らしているのではないかしら
なぁんて^^
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