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映画・ショコラ

2016年04月11日 | 映画(海外)

 

原題 CHOCOLAT
2000年 アメリカ

 

 

 

北風の強い冬のある日
フランスの田舎町に一組の母娘がやってきます
ヴィアンヌ(ジュリエット・ヴィノシュ)、アヌーク母娘は老女・アルマンド(ジュディ・ディンチ)から借りた家でチョコレートの店を開きます
ヴィアンヌの客の好み通りのチョコレート菓子を作る不思議な能力に興味津々の村人ですが、古い因習にとらわれている村長のレノ伯爵(アルフレッド・モリーナ)は快く思っていませんでした
そんな時、村にやってきたのがジプシーの一団
流れ者として村に受容れられない彼らと同じ境遇にあるヴィアンヌはリーダーであるルー(ジョニー・デップ)と心を通わすのでした

 

無神論者で私生児を連れたヴィアンヌは、狭い村の中で変化を望まず伝統や規律の中で安定した暮らしを続ける村人にとっては受容れ難い存在です
それでも村人と相互理解を深めようと努力を重ねるヴィアンヌが痛々しかったです
最後には、チョコレートが媒介となって村人にも変化が現れるのですけどね

 

何と言っても可笑しいのは村長です
ズルい手を使ってでもヴィアンヌを追い出そうとするのですが、こっそり忍び込んだ店でチョコレートの誘惑に勝てず食べ始めたら止まらず、そのまま眠ってしまい、朝になってヴィアンヌに見つけられてしまうのです
二人は和解し、店を続けることにしたヴィアンヌ
そこにやってきたのは一度は村を去ったルー
ヴィアンヌ、ルー、アヌークの3人が村に落ち着くことになりそうな雰囲気で物語は終わります

 

『何を否定するか、ではなく何を受け入れるか』

 

出演者にジョニー・デップの名前を見て観たのですが、ジュリエット・ヴィノシュに尽きる映画でしたね
白い肌にピンクの頬がキュートです!

 

 

 


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