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マーク・トウェイン「ハックルベリィ・フィンの冒険」

2010年07月28日 | 海外の作家
ミシシッピ川を舞台に自然児ハックの心の軌跡を描く

ハックの移動距離はたいしたこともないのですが、大スペクタクル、大冒険です

タフで好奇心旺盛、生きる術を心得ている、冒険心を忘れない
というより冒険せずにいられないハック
黒人のジムと一緒にミシシッピ川を下る
ジムとの友情
トムとの再会
トムとハックの冒険はまだまだ続くはず
2人はどんな大人になったのかしら

黒人のことをニガーと呼ぶ
小屋に鎖で繋ぐなど
酷い人種差別ですが、当時はそれが社会常識だったのですね


今の子供たちは
空き地に秘密基地を作ることも出来ない
ゲームの中でしか冒険出来ない
私が子供の頃は今の子供たちと違い冒険ごっこなんかも出来て、アブナイ思いをして大人に叱られたり、友達と秘密の約束をしたり
怖くて楽しくてちょっと悲しい経験が出来ました
そうして少しずつ成長してきたのです

ハックやトムのような冒険は無理でも
楽しくて、ワクワクして、ドキドキして、怖くて泣いちゃうような経験
今の子供たちに味わって欲しいな


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