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TV(BS・CS)で観た映画(海外)を5本

2017年09月12日 | 映画(海外)

 

「サヨナラの代わりに」
原題 YOU’RE NOT YOU
2014年 アメリカ 

劇場公開時「最強のふたり」の女性版という触れ込みで、二匹目のドジョウだろうと劇場には行きませんでした

夫や友人に囲まれ順風満帆の人生を歩んでいた35歳のケイト(ヒラリー・スワンク)は、難病のALSと診断され、やがて車椅子での生活を余儀なくされます
完璧主義のケイトに音をあげ次々と辞めてしまう介護人
何か感じるものがあったのか、ケイトは責任感に乏しく家事もまともに出来ないベック(エミー・ロッサム)を雇うことにします
これから先はおよそ想像のつく展開です
残りの人生を誇り高く生きようとしたケイトと彼女に寄り添ったベック
「最強のふたり」とは違う、女性だからこその悲しみが描かれていました
辛い映画でした

 

 

 

 

「最高の人生のつくり方」
原題 AND SO IT GOES
2014年 アメリカ 

妻を亡くして以来ひとり暮らしの不動産エージェント・オーレン(マイケル・ダグラス)の元に突然疎遠になっていた息子が現れ、その存在すら知らなかった9歳の孫娘を預かって欲しいと頼まれます
途方にくれながらも隣人女性の助けを借りながら孫娘と一緒に暮らし始めます
自己中心的で頑固なオーレンの心が、隣人女性や孫娘の存在に少しずつ解きほぐされていくのでした
妻との思い出のつまった豪邸を売ることにしたオーレン
買い手の人種だけで売る売らないの判断をしていたのが、心情の変化で売ることに決めた相手が…
このエピソードにクスリ(^_^)
ストーリー展開はありきたり
お決まりのハッピーエンンドも笑顔とBGMで良しとしますか

 

 

 

 

「私がクマにキレた理由」
原題 THE NANNY DIARIES
2007年 アメリカ 

大学卒業後の身の振り方を考えあぐねていたアニー(スカーレット・ヨハンソン)
ひょんなことからニューヨークのセレブ一家のナニー(ベビーシッター)をすることになります
家庭に無関心なくせにナニーに渋く、息子の気持ちもわかっていない両親
ある日、息子の部屋でぬいぐるみのクマに隠しカメラが仕込まれていることをしったアニーは、思い切った行動に出ます
上流社会もそれはそれで大変、息苦しい社会なのですねぇ
アメリカからは人種差別、身分差別は絶対無くならないと確信しました

 

 

 

 

 

「フランス組曲」
原題 SUITE FRANCAISE
2014年 イギリス、フランス、ベルギー
1940年、ドイツ占領下にあるフランスの田舎町
出征中の夫の帰りを待ちながら義母と暮らすリュシル(ミシェル・ウィリアムズ)の屋敷にドイツ軍中尉ブルーノ(マティアス・スーナールツ)がやってきます
音楽を愛するブルーノとリュシルは自然に親しくなり、互いをかけがえのない存在と感じるようになります
時代に逆らえない運命を悲しんで終わるのではなく立ち上がるリュシル
本作がただの恋愛もので終わらないところが良かったです
それも、そのはず
原作はアウシュビツ収容所で生涯を閉じた女性作家の未完の小説だそうです

 

 

 

 

 

「忘れられない人」
原題 UNTAMED HEART
1993年 アメリカ 

コーヒーショップで働くキャロライン(マリサ・トメイ)
明るくて可愛らしい女の子ですが恋愛には恵まれず、いつも振られて泣いてばかりです
例の如く恋人に振られた夜、あろうことか仕事帰りに二人組の男にレイプされそうになります
そこに救世主のごとく現れたのは同じ店で働くアダム(クリスチャン・スレイター)で、二人組を追いやり家まで送ってくれます
彼は以前からキャロラインが気になっていて毎晩彼女の帰宅を密かに見届けていたのでした
変わり者で誰とも話すこともなかったアダムでしたが、この事件をきっかけにキャロラインや店の人々に心を開くようになり、二人の恋も順調に進んでいく
かと思いきや…
何をやっても中途半端、ボーイフレンドとも長続きしないキャロラインでしたがアダムとの出会いによって自信が持てるようになり一人の女性として成長していくのです
幸せの絶頂期に恋人が死んでしまうという悲しい物語なのに観た後は心がほんわり温かくなる、シンプルだけれど素敵な作品でした

 

 

 

 


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