伊坂幸太郎「陽気なギャングの日常と襲撃」

嘘を見抜く名人・成瀬
演説の達人・響野
精確な体内時計を持つ女・雪子
天才スリ・遠野

例の4人
再登場です

前半の短編に登場した人物が後半全く関わりを示さないところが不満だったのですが
そもそも毎回主人公を変えて短編を書く、というスタンスだったのが、途中から長編の第一章という形で組み込まれたとのこと
そういうことなら、ま、仕方ないか

気の利いた第一章のサブタイトルは、どっかで使ってみよう(笑)


近著にみられるようなメッセージ色はさほど強くない痛快エンタメに仕上がっています
まだ読んでないのがあって良かった！
久々、伊坂さんを堪能しました