舞台は仙台
空襲で母と妹を失い天涯孤独となった祐輔
仙台駅北のX橋付近で靴磨きをして日々なんとか暮らしていた時に知り合った特攻くずれの彰太
やはり空襲で母親を亡くしパンパンとして生きる淑子
終戦後を逞しく生きる3人の若者の夢と希望
3人はX橋に虹を架けることが出来るのだろうか
戦争の悲惨さに向き合った小説
久し振りに読みました
同じく戦争を題材にした「群青に沈め」は終戦後の明るい未来を予感させて終りましたが、この作品は悲しすぎます
終戦後、彼らと同じように生きた若者がごまんといたのだろう、と想像すると悲しみが募ります
あくまで想像の中です
想像することしか出来ません
さらに悲しみが募ります
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舞台となった仙台は、私が学生時代に4年間、下宿暮らしで過ごした青春の街。今もその名残りを味わいたくて、50歳近くになってから始めた趣味のランニングが昂じて毎春に開催される仙台国際ハーフマラソンに5年連続出場中です。
「戦後」のにおいをわずかにとどめていたX橋もまもなく再開発で姿を消すとのことで、橋脚の一部は取り壊し後に別途保存されるそうです。
あぁいう時代があったこと
想像の中の時代でしかないのですが、想像しただけで、自分は生きていけない、と思います
マラソン
健康に良いですものね
人生の張り合いになります
頑張ってください