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宮部みゆき「ぼんくら」

2009年12月29日 | ま行の作家

ぼんくら同心が鉄瓶長屋の謎に挑む

煩わしいことには首を突っ込まずそこそこお勤めをこなしていればよかろう
というスタンスで毎日を送る同心・井筒平四郎だが
そうもいっていられない事態になる
出入りの鉄瓶長屋で殺しが起こり
差配人が失踪
すると店子が次々と引っ越してしまうのである

平四郎を助ける
隠密廻りの黒豆
計測にかけては誰にも引けを取らない甥っ子の弓之助
人の話を全て記憶している三郎(おでこ)


連作短編集の中に挟まれている長編「長い影」がメインストーリーになります
ミステリーとしては、どんでん返しも然程意表を突くものでもなく平凡ですが江戸庶民の暮らしぶりが目に浮かぶよう、それと宮部さんの作品によく登場する、お高くとまっている娘が不幸を呼び込む、という設定は相変わらずで楽しく読めました


お徳さんの煮物
美味しそうですね

葵はやっぱり幽霊でいるべきなのでしょうね


コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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続編の… (hi-lite)
2009-12-30 10:13:52
「日暮らし」もお薦めです♪

自分は年末年始は宮部さんの「孤宿の人」を読む予定(^-^)b
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hi-liteさん (こに)
2009-12-30 20:51:12
日暮し
文庫が出ましたよね
近いうちに読みたいと思っています^^

宮部さんの時代物は長くても全然気にならないですね!

孤宿の人
きっと一気読みになります
睡眠不足にならないようにしてくださいね
(^_^)
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