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谷崎潤一郎「谷崎潤一郎犯罪小説集」

2008年07月01日 | た行の作家
日本における犯罪小説の原点となる、知る人ぞ知る秀作4編を収録
「柳湯の事件」
「途上」
「私」
「白昼鬼語」

青年期の江戸川乱歩にとって、当時の谷崎ほど刺激的な作家はいなかった
とのこと
確かに
ここに収録されている4編とも
乱歩と同じ匂いがあります

読者の代表としての名探偵は登場しませんが
読むという体験そのものに仕掛けられた華やかで挑戦的な「犯罪」や「罠」


上質の推理小説です

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