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小川洋子「刺繍する少女」

2011年02月08日 | あ行の作家

 

角川文庫
1999年8月 発行
2006年4月 7刷発行
解説・飯島耕一
224頁


死、狂気、奇異が棲みついた美しくも恐ろしい10の残酷物語

存在するのだけれど、普通の人なら気づかない、目にも耳にも入らないような世界
または、現実には存在しない世界
小川さんの世界観を見事に表した作品ばかりです

残酷なのだけれど静謐さが滲み出ている
不思議な世界でした

 


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4 コメント

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Unknown (ぷらずりん)
2011-02-13 23:12:59
こんばんは。

このころのダークな小川洋子さん。大好きです。最新作の「原稿零枚日記」途中でめげました(泣)。

安田成美さんもキレイですよね。CMしか見てませんけど。
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ぷらずりんさん (こに)
2011-02-14 22:06:28
小川洋子さんの初期の作品で未読のものが多いのでボチボチ読んでいます
本当にダークですね
最新作、そうなのですか!
積んではあるのですが…
期待薄かしらん
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読み逃していたことに・・ (latifa)
2012-06-16 17:00:34
こにさん、こんにちは!
小川作品は、読めるものは読んで来たつもりでいたのに、コレは読み逃していたことに最近気がつきました。

娘の学校の教科書に、トランジットが載っていたそうで(娘が私が小川ファンなのを知っていたので)会話に出したところ、私が未読で・・。

初期の作品らしい、ほんのちょっとグロくて毒がある短編が詰まっていて、楽しませて頂きました。
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latifaさん (こに)
2012-06-17 11:47:16
読み逃し作品が見つかると逆に嬉しかったりしません?
教科は現国ですか?
教師が小川作品をどのように扱うのか、どんな授業なのか娘さんにお聞きしたいです!
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