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春日武彦「僕たちは池を食べた」

2010年05月25日 | か行の作家
読み終えて、まず、奥田英朗さんの書くトンデモ精神科医伊良部先生は、まともな精神科医であることを再認識致しました

さて
本書は
精神科医でもある春日武彦さんによる短篇集です。
日常のキッチュな事物と、人間のわからなさ、異様さを上手い具合に取り混ぜた作品と思います。

しかし
気になる話が一篇…
『鏡影文字』について書かれているのですが、自分が当てはまるんですよね
私は右利きですが、左手で文字を書かせると裏返し文字になるんですよ。
子供の頃からずっと。
正しく書こうと思うと頭の中で『文字』を『図形』の様に思い浮かべなければなりません。
本書に依ると
要因としては
脳の発達が未熟であるとか、左脳半球の書字動作が鏡像関係になる形で右脳半球へ潜在的に記憶されており、左脳半球が損傷された際には右脳半球の鏡影文字中枢が活躍しやすくなる
が考えられるらしいです。

私はフツーだと思っていたけど
子供の頃に頭の左側を強打したとか、左脳が未成熟なんか~

しかし文系左脳タイプだしな~
私の右脳は錆び付いているし左脳は壊れてるんか~

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