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TV(BS・CS)で観た映画(海外)を5本

2017年03月14日 | 映画(海外)

 

「海底二万哩」
原題 20000 LEAGUES UNDER THE SEA
1954年 アメリカ 

原作はジュール・ベルヌによるSF冒険小説
現代からみれば科学面では子供だましの数々なのは仕方ありませんが、潜水艦ノーチラス号を率いるネモ艦長からのメッセージは現代社会への警鐘とも思えます
そのネモ艦長も、案外非人道的だったりするのですけど…
カーク・ダグラスがとても若いです!

 

 

「ビューティフル・マインド」
原題 A BEAUTIFUL MIND
2001年 アメリカ 

実在の天才数学者で1994年ノーベル経済賞受賞者の、ジョン・ナッシュの半生を描きます
天才がゆえ、周囲の理解を得にくく、研究に没頭する中で精神に異常をきたしたジョン(ラッセル・クロウ)
ずっと、ジョンの見ている世界が真実だと思っていたのですが、実は間違いで、全て彼の作りだした妄想世界だったのです
怖いです
彼にとって本当に親友と呼べる存在だったのが鼻持ちならない男にしか見えなかったアノ人
そして、彼を献身的に支えた妻(ジェニファー・コネリー)にはただただ頭が下がります
ベネディクト・カンバーバッチ主演で公開されたエニグマを解読したアラン・チューリングの映画のようなものを想像していましたが、こちらはより現実的で生々しかったです

 

 

 

「ノー・マンズ・ランド」
原題 NO MAN’S LAND
2001年 フランス、イタリア、ベルギー、イギリス、スロベニア 

ボスニア紛争を題材にした反戦映画
画面全体は明るく、ユーモアもあるのですが、ラストは辛かった…

 

 

 

「めぐり会う時間たち」
原題 THE HOURS
2003年 アメリカ 

1923年のロンドンで精神疾患に悩まされつつ「ダロウェイ夫人」を執筆する女性(ニコール・キッドマン)
1951年のロサンゼルスで「ダロウェイ夫人」を愛読する専業主婦(ジュリアン・ムーア)
2001年のニューヨークで友人の詩人のためにパーティを開こうとしている女性編集者(メリル・ストリープ)
『ダロウェイ夫人』が繋ぐ3人の女性のドラマを描きます
モデルとなったバージニア・ウルフに似せるため特殊メークを受け入れたニコール・キッドマン
声のトーンを変えたり様々工夫をこらしての演技だったそうです
女優魂ですね
3人の緩い繋がりは伊坂幸太郎さんの小説のようで、少々わかり難いところはありますが好みの映画でした

 

 

 

「グランド・ブダペスト・ホテル」
原題 THE GRAND BUDAPEST HOTEL
2014年 イギリス、ドイツ

高級ホテルのコンシェルジュとベルボーイが一人の上顧客の女性が亡くなったことから始まる冒険譚
笑いも随所にテンポ良く、スピード感のある展開と高級ホテルの見事な内装セットに厭きることなくあっという間の100分でした
大好きなジュード・ロウがあれだけだったのは残念でもありましたが…
時は流れたのですね

 

 

 


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