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白石一文「僕の中の壊れていない部分」

2010年06月10日 | さ行の作家
主人公の男性は3人の女性と同時に関係を持ちながら誰とも深い繋がりを持とうとしない。自分は生まれてこなければよかったという絶望感を抱いている

読み始めて2/3位までは、何?この主人公、歪んでる、ひずんでる、おかしい、間違っている
と思っていました

読み終えて
主人公の、生・死に対する考え方がぼんやりですが分ってきました

生きることの深い意味を考える前提として何が必要なのか
人間は他者と繋がり、連鎖しているものだ
身近な他者を知ろうと努力すること、それを継続することが大切である

自分の日々の生活を見つめ直し、人間について考える楽しみ
手っ取り早い所で、今以上に職場の人間を知ろうと努力することにしましょうか

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