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長山靖生「若者はなぜ「決めつける」のか-壊れゆく社会を生き抜く思考」

2015年07月31日 | 新書

 

ちくま新書
2015年2月 第1刷発行
235頁

 

 

近年、個人から政府まで、物事をすぐに判断し、とりあえず「決めつけて」行動することがトレンドになっている
特に若者は、世間から決めつけられ、バッシングされ、「どうせ何も変わらない」と自分でも決めつけてしまう
若者がまともな仕事に就けず、選択肢もないのに、すべてを「自己責任」とされる、この理不尽な時代の背景にあるのはいったい何なのか
そして、生き抜くためには何をするべきなのか
本書は、生きることが困難な現代において、あきらめず、決めつけず、考えつつ歩んでいくためのガイドブックである

 

 

タイトルには違和感を覚えました
自分が勝手に想像していた内容とは若干ズレがあります
良い意味での裏切りであれば良かったのですが本書は残念なことに逆
あ、これはあくまでも自分にとって、ということですので悪しからず

 

『何をするべきなのか』より息苦しい社会背景の記述が多いのが気にかかります
若者たちの置かれている状況に明るい展望はないのでしょうか

若者も大人も高齢者も、良識をもってこの困難な時代を生き抜いていく術を探すことが大切なのでしょう

 

 

 


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