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ジェイムス・クリュス「涙を売られた少女」

2014年03月31日 | 海外の作家

 

訳・森川弘子
未知谷
2006年12月 発行
388頁

 

 

少年の冒険譚「笑いを売った少年」がすごく面白かったので読んでみました

 

第二次世界大戦が終わって10年余り
『笑いを売った少年』を執筆中だった語り手のボーイがハンブルグへ向かう船上で奇妙な鳥打帽の男から「姪御さんのネレの物語」を書かないよう忠告されるところから始まる物語

 

ボーイの姪、11歳の少女・ネレがその天才的な歌声で世界的な大スターへの道を歩み始める
泣くことのできないネレの涙を売ったのは誰か?
謎の男の正体は?
ネレは本当の意味で泣いたり笑ったりできるようになるのか?

 

 

世の子どもたちに伝えたいメッセージ

資本主義の現実
自分の頭で考えること、泣くこと、笑うことの重要性

 

これらはきちんと織り込まれていましたが
期待し過ぎだったのか、少しは盛り上がる場面はあったものの最初から最後まで全体に退屈で読み飛ばした箇所多し、でした

 


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