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池上永一「レキオス」

2010年01月27日 | あ行の作家
壮大なSF伝奇小説

登場人物のキャラクターはハチャメチャで絶対有り得ない!
ですが沖縄小説という観点からみると
かなりシリアスな問題が取り上げられています

池上さんは本当に沖縄を愛しているんですね

読みながら奥泉光さんの「鳥類学者のファンタジア」が時々頭を過ぎりました
作家さんの原点の違いがこういう風に作品の違いに顕れるんだなぁ
と思った次第


実のところ面白くなかったです

池上さん曰く
物語が降りてくるだけで計算はしていない

終盤でそれまでのハチャメチャが確かに収束するのですが
なんかスッキリしない終り方

アニメなら楽しめるかもしれません

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