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井上靖「敦煌」

2010年06月02日 | あ行の作家
最初に読んだのは高校生のとき

趙行徳の西夏への思い、勤勉さ、経典を守る強い意志と行動力に感動しました

今回読み終わって

趙行徳が自らの運命を受け入れ為すべき事を為すのだ と考える点に共感しました
朱王礼・尉遅光との関わりも理解出来ます

自分が年齢を重ねた事で随分と読後感が違うものだと再認識です

敦煌石窟が塞がれ、その存在が忘れられてから実際に発見されるまで約900年
何人の人が生まれ死んでいったのでしょう

現在は、過去の積み重ねの上にあるのですね



映画も見ましたが
小説には敵わないと思いました。

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