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NHK取材班 編著「日本人は何を考えてきたのか 明治編 文明の扉を開く」

2013年11月26日 | 教養・学習本

 

2012年6月 第1刷発行
273頁

 

 

日本はどこへゆくのか-福沢諭吉・中江兆民/旅人・知花くらら
自由民権 東北で始まる-東北の自由民権家/旅人・菅原文太
森と水と共に生きる-田中正造・南方熊楠/旅人・西島秀俊
非戦と平等を求めて-幸徳秋水・堺利彦/旅人・クリスチーヌ・レヴィ

 

 

2012年1月にEテレで放送されたものを書籍化

 

いかにも堅苦しそうで敬遠したくなるタイトルに途中で挫折するかと思いながら読み始めましたが(ならば買わなければいいのに)、案外読みやすく面白かったです
教科書レベルでしか知らなかった先人の偉業と、その周辺には今では名前も忘れられた多くの人々がいたということを知ることができたのは大きな収穫でした
どのテーマも明治以降、中身は変化していても現代まで引き継がれており、先人に学ぶべきことはたくさんあります

 

 

強く印象に残ったのは足尾銅山鉱毒事件を告発し、水と人々の命を守るため、その解決に生涯を捧げた田中正造の言葉です

 
福島原発事故の後
何人もの方が引用されたのでご存知の方も多いと思います

 

真の文明は山を荒さず

川を荒さず

村を破らず

人を殺さざるべし

 

 

 

 

先日、さる御方にお手紙を渡した某国会議員がいました
彼は田中正造気取りなのでしょうか?
人間のスケールが違いすぎるでしょう
スミマセン、田中正造を引き合いに出すこと自体が既に間違っていますネ

 

 


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