筑摩書房
2014年9月 初版第1刷発行
265頁
「超高速!参勤交代」の作者が描く爽快エンタテインメント
筑摩書房からのメルマガで知り早速本屋さんへ
明治2年
日本を「未開の国」と見下すお雇い外国人リチャードと、ハーフゆえに日本で爪弾きにされてきた通訳の丈太郎は、船の故障で長期滞在することとなった長崎の伊王島で佐賀藩の天才発明家・田中久重や伊王島の村人らと条約で定められた洋式灯台の建設に取り掛かる
言葉と文化の違い、頑迷な日本の役人、想定外のトラブルなど立ちはだかる困難の前に孤島に光を灯すことはできるのか?
う~ん、ビミョーなところですねぇ
映画の原本としてなら読めますが小説としては如何なものか?
人物描写も自然風景描写も物足りません
苦労の末完成した伊王島灯台に「ライツ・オン!」のところも、やや盛り上がりに欠けます
好きなことを続けていれば苦労を苦労とは思わない
広い視野で世界を見ることが必要
などなど教訓的な内容もあるにはありますがこれも弱いかなぁ
おそらく映画化されるでしょう
そちらに期待しましょうかネ
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