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円城塔「オブ・ザ・ベ-スボール」

2008年04月22日 | あ行の作家
書き出しから面食らう
まるで論理パズル
手札にエースが4枚、誰だってこれは負けないと思う…

1年に一度人が降って来る町
主人公は救助のためのレスキューチームの一員
チームのメンバーにはユニフォームとバットが支給される
人数は9人
空から降って来る彼らは何者なのか、どこから来るのか
救助なのに何故バット?
こんな不思議な設定で、様々な考察がしつこく書かれる
円城さんは物理学科卒業
理系の作家さんの割には
物理用語や数式は少なかったのですが
ペダントリー(衒学的)に溢れる文章に
疲れました
小松左京賞を逃し
文學界新人賞受賞
文学って何だろう?

併録
「つぎの著者につづく」
こっちのほうが面白かったかな
知の迷宮をさまよう
だそうです


仕事で先週から煮詰まっていた線描きソフトを使ったドローイング
何故かパパっと閃いて
本日見事完成
工場の主任から合格を頂きました
理系思考に溢れる本を読んで左脳が活性化されたのか
ただの偶然か



読んだ本の面白みはもうひとつでしたが
仕事がひとつ終わって嬉しかった!

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