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小川糸「食堂かたつむり」

2010年03月01日 | あ行の作家

映画・厨房で遭いましょう
堀江敏幸「イラクサの庭」
熊谷達也「相剋の森」

を思い出しながら読みました

インド人の恋人に逃げられ
声を失い
祖母から受け継いだ糠床だけを持って故郷に帰った倫子
田舎の人々に助けられながら
食堂かたつむりをオープン
お客は一日一組だけ
お客様に喜んでもらえる料理を作ることが倫子の仕事

最後は泣けましたよ

私のような料理音痴でも、食べたい~!と思わせるメニューがこれでもかっていうくらい登場します

一匹の豚の全てを食べきるということ
それでこそ食べさせてもらう人間がしなければいけないこと




映画化されますが、エルメスの解体のとこ全部映像化するのかしら…


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