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おうち映画(日本)・レジェンド&バタフライ/土を喰らう十二か月

2024年03月07日 | 映画(国内)
「レジェンド&バタフライ」
2023年
【Amazon Prime Video】

大うつけと呼ばれる尾張の織田信長(木村拓哉)は敵対する隣国・美濃の濃姫(綾瀬はるか)と政略結婚します
信長は嫁いできた濃姫を尊大な態度で迎え、勝気な濃姫も臆さぬ物言いで信長に対抗
2人は互いを出し抜いて寝首をかこうと一触即発状態にありました
そんなある日、尾張に今川義元の大軍が攻め込んできます
圧倒的な戦力差に絶望する信長でしたが濃姫の言葉に励まされ、奇跡的な勝利を収め、いつしか強い絆で結ばれるようになった信長と濃姫は天下統一に向かって共に歩み出します

那古野城が山の中にあるはずがない
微妙に変な尾張弁
多々あるツッコミどころは脇に置いておいて
信長と濃姫の恋愛ドラマ
いっそ架空の人物としてみるか、パラレルワールドと割り切ってみれば、かなり面白い作品ではないでしょうか
合戦シーンが少ない中、本能寺の変は見応えがあり、明智光秀(宮沢氷魚)謀反の理由が新鮮でした
徳川家康役が斎藤工さんだったみたいですが全然分かりませんでした!

戦国武将たちの真の人物像は誰にも分らないものです
本作のような設定もありですよね

信長と濃姫が異国で生き延びていたら…素敵ですねー

     





「土を喰らう十二カ月」
2022年
【日本映画専門チャンネル】

水上勉の料理エッセイ「土を喰う日々 わが精進十二カ月」を原案に描いた人間ドラマ

長野の人里離れた山村で一人暮らす作家のツトム(沢田研二)
山で採れた木の実やキノコ、畑で育てた野菜などを料理して、四季の移り変わりを実感しながら執筆する日々を過ごしています
そんな彼の元を東京から時折訪ねてくるのは担当編集者で恋人でもある真知子(松たか子)
2人にとって旬の食材を料理して一緒に食べるのは格別な時間でした

食材の扱いや調理など、丁寧な仕事ぶりは「リトルフォレスト」を思い出します
特に大きな変化もなく淡々と季節は過ぎていくのかと思いきや
ツトムの義母(奈良岡朋子)の死、ツトム自身の心筋梗塞、13年前に亡くなった妻の遺骨の散灰、真知子からの別れの言葉、と確実にツトムの人生の終わりが近づいていることが知らされ、切なくなりました

畑の師匠役の火野正平さん
自然体すぎて自転車でやってきたのですか?と聞きたくなりました(笑)

心筋梗塞で倒れてからの沢田研二さんが良かったです
エンドロールに流れる「いつか君は」
久しぶりに聞くジュリーの歌声も素敵でした

   




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2 コメント

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自然体~ (cyaz)
2024-03-07 08:46:50
こにさん、おはようございます^^

『土を喰らう十二カ月』、劇場公開時に観ましたが、
四季の移ろいの中、自然の中で地産地消の食材で、
贅沢もせず、ただただあるがままに生きている姿(自然体)に感動した覚えがあります。
最近色々問題を起こしたりもしていますが、
やはりジュリーはジュリーらしく居てほしいものです。
cyazさん (こに)
2024-03-07 10:30:21
ジュリー
随分と太ってしまったし問題行動があるし。
昔のカッコイイ姿が忘れられない身としては全く期待せず観たのですが、悪くなかったですね。
奥さまに演技指導とかされたのかな。あの自然体は田中裕子譲りのようにも思えました。

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